こんにちは!
今日も本題の前に過去記事を貼っておきます。よかったら読んでみてください。
今日も子供の偏食についてのシリーズの続きです。
長くなってしまったので「偏食について」というテーマに記事をまとめてあります。
シリーズ最初の記事から読んでいただけるとわかりやすいと思います。
今日は正しい食べ方についての実験をします!
私達は無意識にやっていますが、実はたくさんの複雑な動きを組み合わせていることがわかります。
昨日と同じように クラッカーかクッキーくらいの硬さの食べ物を用意してください。
小さめのひとくちを口に入れてください。
そして、以下のことを観察しながらゆっくりと食べてみてください。
1.最初に食べ物を口に入れた時、舌のどの部分に食べ物が置かれましたか?
2.そこから食べ物をどこに動かしましたか?
3.どうやって食べ物をそこに動かしましたか?
4.どこで食べ物を噛みましたか?
5.どうやって食べ物が噛む場所から動かないようにしましたか?
6.口の中のどの部分から食べ物を飲み込みましたか?
どうでしたか?
自分が無意識でどんな風に舌や口を動かして、どんな風に食べ物を移動させているか、 わかりましたか?
各工程で私達が無意識に何をしているかをもう少し詳しく説明しますね。
1.食べ物は最初に舌の先の方に置かれたはずです。
2と3.舌先を横方向に動かす動作 (Tongue Tip Lateralization)をして、食べ物を舌の先のほうから奥歯の上に移動させました。
4と5.一番奥の歯と奥から2番めの歯を使って食べ物を噛みました。そして舌の側面と口の内壁(ほっぺたの内側部分)を使って食べ物を奥歯の上にキープしました。
6.そして、口の一番奥の角にある空間から舌の一番奥を伝わせて喉から飲み込みました。
私はこんなにじっくりと自分がどうやって食べ物を食べているのかを観察してみたことがなかったので、こーんなにいろいろなことをしないといけないのかー!!!とびっくりしました。
確かに これ、教えてもらわなければわからないという子供がいたり、うまくできない子供がいるというのは納得です。
っていうか、これを教えられずにできる私って ヤルじゃん! と思ってしまいました。
続きます。
読んでいただいてありがとうございます。
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