【日本の伝統芸能を鑑賞する】: 歌舞伎 | 世界あちこち散歩

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前回の記事で今年2月に鑑賞した
能楽」について書きました。


その翌月の3月には

歌舞伎」を鑑賞に行きました。

 

歌舞伎については能楽に比べて広く

知れ渡っており、私ごときが歌舞伎

とは何かを述べる必要は無いと

思いますので、そこは割愛します。

 

私自身はこれが初めてでは無く

数十年前、中学か高校の時に

課外授業で鑑賞に行きました。

 

おそらく通常のプログラムでは無く

そういう授業用に特別に組まれた

ものだったと思います。

 

唯一記憶に残っているのは、

花道で役者が見得を切った時、

花道に近い席に座っていた

生徒の多くが爆笑してしまい、

それにつられて役者の方も

笑いを堪えられなくなった事です。

 

そういう訳で、実質、今回が

初めての歌舞伎鑑賞と言えます。

 

場所は東京・銀座の

歌舞伎座」。

 

2013年に竣工した5代目の

建物で、この歌舞伎座と

歌舞伎座タワー」と言うビルで

GINZA KABUKIZA」と言う

複合施設を形成しています。

 




鑑賞まで時間があったので

まずは施設内を見学。

 

こちらは屋上庭園。

 



ギャラリーでは歴代の

歌舞伎座の模型を展示。

 





そして腹ごしらえ。

 


いざ鑑賞。






幕間には売店で人気の

めでたい焼き」を買って

食べました。

 


たい焼きの中に紅白の団子が

入っているのが特徴で、

すぐに売り切れるとの事。

 

幸いな事に、最後の1つを

ゲットしました。

 

さて、鑑賞した感想ですが、

能が主に武家の儀式に用いられた

格式の高い芸能であるのに対し、

歌舞伎は大衆向けの演劇として

発展した経緯もあるので、

やっぱり歌舞伎はわかりやすい。

 

テレビで観た事のある役者さんも

出てきましたし、展開にメリハリが

あったので、全く退屈せず、

事前に期待していた以上に、

存分に楽しめました。

 

いつかまた別の演目、演者を

鑑賞してみたいと思います。