歩いて学んだ世界のトリセツ

歩いて学んだ世界のトリセツ

世界120カ国と日本の全47都道府県を巡って見聞きし・考え・体験したヒト・モノ・コトについて、地理・歴史・芸術・芸能・スポーツ・政治・経済・ビジネスなど様々なテーマで書いています。最終目標は南極旅行です。

久しぶりに「回らない寿司」を食べに行きました。

場所は日本橋の「蛇の市本店」さん。

明治二十二年に屋台「蛇の目鮨」として創業し、後に文豪「志賀直哉」氏が名付け親になったのが現在の店名です。

 


一緒に行ったのはかつての部下。

この人とは数か月に一回食事に行っており、毎回料理の種類を変えて楽しんでおります。

前回は中華料理でした。



この日選んだのは夜の部のコースで、⼩鉢、酒肴、刺⾝、焼物、握り10貫、巻物、お椀、デザートという盛りだくさんの構成です。

 






















さて、この元部下とは世代も違うし、様々な点で自分とは異質なプロフィールを持っていますので、それがかえって興味深く、毎回刺激されます。

だから、またしばらくしたら食事に誘いたくなるのです。

 

一方、同世代のオジサン達と飲みに行くと、毎回とても疲れるし、フラストレーションがたまります。

出来れば行きたくないのですが、付き合い上そうもいきません。

人それぞれなので、そういう集まりが大好きな人もいるとは思いますが、少なくとも私にとっては苦痛に過ぎないのは、建設的な話が一切ない「5K」のみで会話が支配されているからです。

 

第1に「過去(Kako)」。

未来の話は出ません。

誰かが稀に「新しい趣味を始めようと思っていて」と未来の話をしだしても、すぐに他の誰かが自分の過去の自慢話や昔話に引き戻してしまいます。

 

第2に「健康(Kenko)」。

「マラソンを始めた」「体脂肪率が下がった」という健康自慢か、「尿酸値が高くなった」「腰を痛めた」という不健康自慢のどちらかです。

結局のところ、加齢に伴うマウント合戦に過ぎません。

 

第3に「会社(Kaisha)」。

この世代のオジサンは会社が大好きです。

口では会社への不満ばかり言っていますが、在宅勤務の権利を使わずに毎日出社します。

 

第4に「金(Kane)」。

年金の話、株が上がった下がったの話、あるいは副業や家賃収入の自慢など、お金の話題が延々と続きます。

 

第5に「家族(Kazoku)」。

自分が学歴や社格で勝てないと思うと、息子や娘の大学や就職先を自慢して優位に立とうとしてきます。

 

これが「5K」です。

 

更に悪い事に、話題が5Kに限られるだけでなく、話し方にも特徴があります。

 

まず、「否定から入る」。

相手の発言に対して、「いや」「でも」と否定から入ります。

 

次に「話題を奪う」。

他人が話している話題でも、「俺の時は」「私の経験では」とすぐに自分の話にすり替えます。

 

そして「スルーできない」。

些細な意見の違いや提示された情報の間違いに対して、「そうなんですね」と受け流すことができず、必ず食いついて反論や訂正をしてきます。

 

ですので、同世代のオジサンだけの集まりは出来る限り避けて、違う世代、違う性別、違う業界、違う出身地、違う趣味などの人との集まりに意識して参加する様に心がけている今日この頃です。