【重要文化財に泊まる】: シタディーンなんば大阪 | 世界あちこち散歩

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髙島屋東別館」は1928 年に
松坂屋大阪店」として建築され
ましたが、その後数度増築され、
1966 年に松坂屋が天満橋に移転
した後、1968 年からは髙島屋の
東別館となりました。

2019年には国の
有形文化財」に登録。

2020年には改修工事が完了し、
2021年には国の
重要文化財」に指定されました。

建物全体にヨーロッパ歴史様式、
アール・デコ調の装飾が取り入れ
られた歴史的価値のある建築です。




改修後の現在の建物には
フードコートの他に、
高島屋資料館」や
シタディーンなんば大阪」という
ホテル等が入っています。

今回、2019年12月の
東京ステーションホテル」以来、
2度目となりますが、
重要文化財に泊まる」を趣旨に
大阪に旅行しました。


まずは高島屋資料館を見学。
1970年に開館し50年以上公開
されて来ました。



創業以来の約5万点の美術品、
百貨店資料、創業家文書等の資料を
収蔵しており、高島屋の歴史と文化
の社内外への発信拠点となっています。





そしていよいよホテルに
チェックイン。





シタディーンなんば大阪を経営する
アスコット」社は、
シンガポール」に本社があり、
サービスアパートメント」や
ホテルを世界30ヶ国以上で展開する
企業です。

サービスアパートメントとは、
馴染みの無い方もいらっしゃるかも
知れませんが、簡単に言うと、
マンションとホテルを足した様な
住居の事です。

ホテルの一部が割り当てられている
場合もありますし、ホテルとは別の
専用の建物の場合もあります。

私も海外勤務の際に何年か住んだ
事がありますが、特に単身の人には
とても便利です。

通常のホテルの部屋にある備品は
勿論のこと、調理道具、食器、
ダイニングテーブル等もあり、
基本的に、手ぶらで入居出来る事が
ほとんどです。

そして、一定の頻度で部屋の掃除、
寝具の交換、食器の洗浄等も
行ってくれ、更には、フロントで
宅配・郵送やドライクリーニングの
依頼も出来たりします。

この様に至れり尽くせりのサービス
ですので、家賃は必然的に高く
なりますが、企業の経費負担で
住んでいる人にとっては、便利で
あると共に、安心・安全を担保
出来る施設です。

シタディーンなんば大阪の
今回泊まった部屋は、ある程度の
長期滞在には十分なものが全て
揃っていました。

宿泊料も、時期にもよると思い
ますが、同等のクラスのホテルに
比べると約半額でした。











大阪には他にも魅力的なホテルが
あるので、短期の訪問でしたら
今後も色々なホテルを試してみたい
と思っていますが、もし将来的に
何泊もする機会があったら、是非、
このホテルに泊まって、買いこんで
来た食材を調理したりして、旅行と
言うよりは生活っぽい体験をして
みたいと思います。