この記事は、日本国政府のスポーツ庁の方に向けて書いている記事です。
発信者は、静岡県 富士宮市 若葉治療院本院 院長 近藤祐司です。
中学生にして、大腿骨骨挫傷、脛骨骨挫傷、捻挫、脛骨疲労骨折等の痛みで、遠方から来院した女の子と、そのお母さんに代わり、意見を述べています。
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靴の中敷きのことを、インソールといいます。
市場では、多くのインソールが販売されていることは、周知の事実です。
※使用しているインソールの画像はイメージです。この記事のものとは関係がありません。
また、医療の一貫として、病院や接骨院などで処方されていることも周知の事実です。
インソールの販売には安全基準がありません
しかしながら、そのインソールの販売には規制や安全基準がありません。
実際に検査を行ってみると、片足で安定して立つことができないものが非常に多く販売されています。それは、病院でオーダーで作ったものにも同様の事が確認できます。
市販されているインソールを使用した、片足立ちからのジャンプと着地です。
(シューズの形状が動作に影響を与えにくいチアダンスのシューズを使用しています。)
片足でまっすぐに立てない物や、
まっすぐに跳べないもの、
まっすぐに着地できないモノが、多く販売されています。
着地のたびに、膝の関節は捻られ、半月板や靱帯は危険にさらされています。
これは、市販のインソールだけでなく、普通に販売されているスポーツシューズにも同じことが言えます。
新品のバレーボールシューズの片足立ち・ジャンプです(下図左)
危険なものが多いにもかかわらず、その危険性は周知されておりません。
ユーザーが安全に使えるよう、安全基準を設置する等の対策を検討して頂きたいです。