最近のランナーの膝の壊れ方 | まぼろし工房_ランニング

まぼろし工房_ランニング

市民ランナー達と作った靴下、まぼろし工房の “ラクちんソックス” のブログです。シューズが発生するグラグラを抑えることで、効率よく走れるだけでなく、怪我や故障を防ぎます。いくつもの特許を取得した、世界で一つの靴下です。

ランナーの膝が変だ。そう思うのは僕だけででしょうか?

 

 

シンスプリントの外来が減りました。

 

数年前は、プロネーションの記事ばかり書いていました。

 

 

 

 

 

 

 

 

  捻られる膝

 

 

それが、この近年、足底筋膜炎やシンスプリントは減ったものの、膝から捻ってくんですよね。

 

 

しかも、腸脛靱帯炎のように徐々に痛くなるのではなく、ある日突然、急激に悪くなる。

 

テスト期間中で練習してなかった高校生が、練習初日で急に痛くなったり、いきなり半月板損傷判定をもらってきたり。

 

ーーーーーーーーーーーーーーー

膝関節は意識的にも捻ることができる“捻れる関節”です。

 

 

 

 

膝から捻れてきた場合、これを治すのは非常に面倒くさい。

 

“面倒くさい”とか書くと怒る人もいるけど、できることなら、壊して欲しくないと思います。

 

 

 

 

コレを治すためには、膝関節、股関節、足関節、また、反対側の脚全部と腰、骨盤、要するに全部治す必要があります。

 

足の水平アーチが乱れていると、ほぼ確実に膝を捻る動きがでます。(主観です)。

 

 

 

 

ーーーーーーーーーーー

 

そして、シューズが真っ直ぐ立てるかどうか?場合によってはシューズも直すし、フォームの勘違い(走る時はフォアフットでなければイケないなど)も全て洗い直す必要があります。

 

治しても、治しても、シューズを直さない限り、また捻られてくる。

〈関連記事〉ナイキよ。決着をつけようか

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

で、コレを真摯に診れるスタッフを教育するのに勤務時間外に教えるのはブラックと言われたら、電療と、簡単なリハビリしか教えることはできません。患者はスタッフの練習台ではありません。

 

 

 

 

 

さぁ、困ったね。。。ってことで、らくちんソックスを作りました。

膝を壊してから治すのでは遅いと思う。