第三回らくちんソックス開発モニター募集 | まぼろし工房_ランニング

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市民ランナー達と作った靴下、まぼろし工房の “ラクちんソックス” のブログです。シューズが発生するグラグラを抑えることで、効率よく走れるだけでなく、怪我や故障を防ぎます。いくつもの特許を取得した、世界で一つの靴下です。

 

まったく、日本の職人というのは、とんでもないモノを作る。

 

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“まだ諦めたくない” そんなランナーたちと一緒に作り上げてきた “らくちんソックス” ですが、

 

〈関連記事〉ボロボロになった靴下は、まるでランナーの足のようでした。

 

 

 

 

みんなの声を形にしたプロトタイプができました。

 

まだ数量は少ないのですが、まぼろし工房の公式LINEからモニター募集を行います。

 

変更内容は

 

強度・耐久性の向上(当社比)

・フロント着地用から、フラット着地よりにセッティング変更

・小指の間にマメができにくい形状に変更です。

 

 

 

・強度・耐久性の向上(当社比)

今回、強度を上げるべく、耐久性に定評のあるコーデュラナイロンを使って作りました。

コーデュラナイロンは、普通のナイロンの7倍もの耐久性があると言われています。

 

摩擦や引き裂きに強く、ワークウェアや軍事用品にも使われるほど優秀な素材です。また、耐久性だけでなく軽さを維持しているため、体への負担が少なく幅広いシーンに使用できる素材というのがメリットです。(穴があかないわけではありません)

 

・フロント着地用から、フラット着地よりにセッティング変更

足の形によってですが、「小指が抜けやすい」との声もありました。

 

スミマセン、もとがフロント着地用で作ってあります。(背伸びをした時ちょうどいい寸法)

 

 

つま先立ちした時に、小指が立ち上がることができないと、真っ直ぐに走る事ができません。

 

らくちんソックスは、もともとプロ競技用に開発したものなので、腰が高い位置(フロント接地・着地)で走る時、靴下生地が小指の動きを邪魔しないように、カーブラスト(シューズと同じ形状)で作ってあったのですが、フロント着地で走るのは、全人類の何%?って考えた時、必要ないのかな?・・・ってことで、「小指が抜けにくい形」を優先しました。

 

 

 

え?この形、外反母趾の人にキツくない?

って声が聞こえて来そうなので、先に書きます。

 

 

ここが職人クオリティー。

 

 

 

3D形状の為、靴下の先端が尖っているように見えますが、ゴムの締付けで指を中に寄せない(外反母趾側に引っ張らない)為の工夫です。

 

 

 

指の間にマメができにくいように形状変更

 

生地が若干厚くなったこともあり、小指の作りを改良しました。

 

小指が分かれた構造はそのままですが、3D構造にすることで、指の間に生地を挟む量を最小限にしました。

 

 

指の付け根まで生地が入り込まないので、発生する擦れを軽減しました。

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モニターの方に試していただきたいのは、耐久性と、ココ

 

広告には書きませんが、らくちんソックスは、縫い目がシューズと干渉して外反母趾部や小指を押さないように作っています。

 

 

テストは済ませてありますが、いろんな方に試して頂きたいです。

 

 

 

グラつきを抑えるテストでは下記の通りです。(性能を保証するものではありません。試験結果の一例です)

 

 

 

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2023年 2月 19日 から 公式LINEでモニター募集を行います。

 

 

 

 

今回少量ですが、皆様の意見を聞きながら、数回に分けて改良していきます。

 

 

今回プロトなので、アイロン屋に出していません。履くと同じですが、形が悪いです。

m(_ _ )m スミマセン。

 

 

おまたせしました!

 

27~28cmサイズも ちょっとだけあります。

 

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開発費にけっこう費やしていますが、完成度が悪ければ販売しません。

また、まだまだ先ですが、完成度が良ければモデルチェンジするかもしれません。

 

モデルチェンジする時は公式LINEでお伝えしますが、黒もけっこうオススメです。

 

 

 

 

●プロ競技の小ネタ●

らくちんソックス黒は「滑り止めが無いからレースには使えない」そんな声を多くいただきましたが、綿のソックスをレースで使う時は、霧吹きするか、濡れたハンカチで叩くなどで湿らせて使います。(←足汗をかかない人)

 

ナイロン製の靴下は、シューズの中で滑るので、滑り止めが施されますが、綿のソックスは吸湿した時に、足裏だけでなく全体でグリップするので滑り止めよりも滑らないかもしれません。もっとグリップさせる時は、グリップスプレーを使います(←サッカーなど)。

 

また、「生地が薄くないのでレースには使えない」との声も多くいただきましたが、薄い靴下はシューズの中で隙間を生みやすいので、シューズとの食いつきがいい中厚を採用しています。「ゴムソックス(締め付ける)じゃないとレースに使えない」そんなご意見もいただきましたが、足をサポートするのはシューズを締めることで行うのがよろしいかと考えます。コンセプトの違いです。

 

名前がらくちんソックスのせいか?上級者に鼻であしらわれることも多いのですが、黒・・・結構やりますよ。