●素足と rakuchin socksで、走りを比較しました。
(カメラは三脚を使用した定点固定、時速7kmです)
体が外に傾くとアーチは低下します。
体が外に傾き始めると・・・
アーチの低下が始まります。
※コレ、僕の足なので、あまりアーチが落ちてなくてスミマセン。
本来は前に推進するために使われる運動エネルギーは、アーチを低下させる方向に働くので、「グニャン」と抜けるような走りになります。
このタイミングでアーチにかかる負荷は、体重以上の重さがかかります。サポーターやテーピングで防ぐことは不可能と思慮できる荷重です。
足底腱膜炎や、有痛性外脛骨の痛みがあるときは、この動きが出ていることが殆どです。
ここで発生する、アーチの低下をインソール(アーチサポート)で防ぐと、足の裏を下から突き上げることになります。
そこで、着地時の体の異常傾斜を抑制し、アーチを低下させない靴下を作りました。〈関連記事〉世界最小のインソール「イージス」
原理については、企業秘密に触れるので、あまり書きたくないのですが、この靴下は、距骨を中間位に保ちます。
●外反母趾について
体の傾斜が発生したまま、前に進むと、足の指か内スネ、膝を捻ります。
5本指ソックスは、指が開くので、外反母趾に良いとされていますが、指が開くと、足根骨どうしの連結が弱まり、アーチは低下しやすくなり、結果として指を捻ります。
〈動画〉 外反母趾治験
良いことばかり書きましたが、この靴下、Tabioさんや、他メーカーと比べて作りが悪いのも認めています。
でも、誰かが、なんとかしないとダメだろ?!って思ってます。
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今はまだ、販売する靴下の完成度が低いことも認めた上で、もっと良くなるように、諦めないで作ってくので、どこか痛い人もまだ…諦めないでくださいよ。