これは、捻挫や打撲、コンパートメント症候群など “腫れを引かせる為”に
当院ではしばし使います。
本気の打撃系格闘技では こんな内出血が ざらに起こるのですが・・・
テーピングを貼ったトコロだけ 内出血の吸収が早いのが・・・判りますか??
テーピングで上皮を引っ張り、皮下組織との隙間を作ることで
ポンピング効果を狙います。
予防の為のテープではなく、治りを早くする為のテーピング。
内側コンパート(内くるぶし付近~上付近)に 痛みがある場合にも有効だと思います。
使うのはキネシオテープ。 キネシオテックスではなく、キネシオテープです。
内くるぶしの上から 痛いところをカバーするように 引っ張ってはります。
効果があるか?どうか?は 当院でも疑問でしたが、実際に貼ったランナー達に
その効果の程を聞いたトコロ、 貼った人の70%は “効果があると思う” との事。
残りの30%は “効果を感じない”とのことでした。
これは、 痛みの質の個人差(強弱)によるように思えます。
あまり強い痛みでは テーピング効果を感じないかもしれませんが、
テーピングの目的の一つに “安心感” もあると思うのです。
「お守りだと思って貼っている」 と答えた方もいましたが、
競技になれば 絆創膏一枚でも、テープ一枚でも・・・
けっこう心強いものだと思っています。
試したい方は ぜひ 貼ってみて下さい。