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和歌を学ぶ「歌塾」
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作品掲載
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及ばぬ高き姿の顕現を
願い生きる
梶間和歌です。
7月中に
と予告しているうれしいご報告は
7月15日あたりにできそうです。
わくわく。
もう少しお待ちくださいね。
さて、本日も
句会に出した句のご紹介記事。
合わせて、今回は
“俳句に学んだ、
和歌に活かせそうな事”
というより
“俳句と和歌の違い”
のほうに近い話が
添えられるでしょうか。
比較対象があると
自分自身、そして
自身の取り組むものへの理解が
深まるでしょうから、
和歌を愛する読者の皆様にも
何かしらお役に立てるか
と思います。
2022年4月回のレビューツイート
#三鷹駅前のびのび句会 今月も楽しく。
— 梶間和歌 (@WakaKajima) April 8, 2022
風光る波に逆らふ鴨の仔ら 特選1票、ふつうの選1票
霞分けいよゝ激しく舞ふボレロ 1票
花時雨川風浴びて笑む黄色
望月はあらし吹き添ふロータリー
席題「群」
有明や列(つら)をみだして去れる雁 2票 https://t.co/gVddesvF67
絶対に伝わらない覚悟で「ボレロ」を出しましたが、
— 梶間和歌 (@WakaKajima) April 8, 2022
もちろん意図どおりには伝わらなかったのですが、そのような景を描いた句として取っていただきました。
シルバーコレクターと言われ続けた宇野昌磨くんが世界選手権でとうとう優勝したことを詠みました。
— 梶間和歌 (@WakaKajima) April 8, 2022
フリースケーティング使用曲はボレロ。
ボレロのようにクレッシェンドのみしてゆく成績ではなかったながら、
その成長を見守るファンの気持ちはボレロのクレッシェンドそのものだったかもしれません。
「鴨の仔ら」ですが、もとは落花の浮いた川を泳ぐ鴨を詠んだ句。
— 梶間和歌 (@WakaKajima) April 8, 2022
「花のしがらみ」の「花」が季語に当たるとしたら初句をどうしよう、とあれこれ考え、
結果、原形を「鴨」以外とどめない歌になりました。
本来実景でないはずの「風光る」が実景のように使われている、と言われました^^
2022年5月回のレビューツイート
5月の #三鷹駅前のびのび句会
— 梶間和歌 (@WakaKajima) June 25, 2022
事前句
万緑(ばんりよく)に水面(みなも)を織れる朝日かげ
姫躑躅(つゝじ)うつむき加減をのをのに
雨を送り落花を貼れるうすみどり
山吹や貫(ぬ)ける玉の緒みだれずて
席題(自論)の句
やり込めた晩に盛られる練(ね)り山葵(わさび) 1票
「姫躑躅」以外の事前句すべて、もとの形から推敲した結果、すべて0票。
— 梶間和歌 (@WakaKajima) June 25, 2022
最初に得た着想に縛られると良いことがないので推敲したものの、
推敲で当初の着想のみずみずしさを削ぐ場合もある。
今回は後者に転んだのかもしれません。
そうして20分ぐらいで創った席題の句のほうに票が入る、あるある。
2022年6月回のレビューツイート
6月の #三鷹駅前のびのび句会
— 梶間和歌 (@WakaKajima) June 25, 2022
事前句
五月雨や書架に繙(ひもと)く『明月記(めいげつき)』 特選1票
万緑(ばんりよく)にひかりすゞしき通学路 1票
白玉に朝ぞうつろふ花水木
梅雨寒(つゆさむ)やアーベーセーより始(はじ)むべし 1票
席題(不器用)の句
— 梶間和歌 (@WakaKajima) June 25, 2022
皮剥(む)けて鉄棒に背を蟬時雨(せみしぐれ) 1票
5月の反省を踏まえ、事前句の推敲は最低限に。
— 梶間和歌 (@WakaKajima) June 25, 2022
「すずし」は秋の季語……盲点だった。
「さはやか」が秋であることは覚えていたのに!
「五月雨」と「梅雨寒」は当日の電車内で創りました。
— 梶間和歌 (@WakaKajima) June 25, 2022
鬱陶しい梅雨ながら、心だけでも南仏やスペインの夏を味わおうとするフランス語またはスペイン語初学者の設定で。
実際には最近英語、韓国語とドイツ語を学び直し始めたところです。
2月回で習った
「尻から俳句」
なる考え方に基本的に沿いつつ、
各回楽しんで俳句を創り
句会に参加しています。
日勤に向かう早朝や
夕勤後の深夜などに
雨上がりだったりすると特に
詩心が刺激され、
雨粒を抱くこの美しい草木を
なんとか句に描けないか
と考えることも、最近多いです。
もちろん主軸は和歌なので、
6月回のように
事前句の半分は
当日の電車内で創りました
ということもありますが。
まあ、そこはほどよいペースで。
さて、
この3ヶ月で感じた事について
明日書き添えますね。
この記事の【後編】
いつも応援、
また金銭的なご支援も
本当にありがとうございます。
金銭面の懸念された引っ越しも
なんとか終え
半年以上になりますが、
おかげさまで
無事生活できております。
見守ってくださるすべての方に
感謝しつつ、
貴重なお金を使って
ご寄付、また引っ越し祝いを
下さいました方には
特に厚く御礼申し上げます。
今後とも
それぞれの及ばぬ高き姿を
それぞれの役割とペースで
追ってゆきましょうね。
いっそう和歌仕事に
集中できるよう、引き続き応援
よろしくお願いいたします。
「歌塾」の動画を買ってみる
それでは、またね。
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引っ越し祝いと生活費のご寄付を
募っております。
7月分のお家賃もおかげさまで
無事払い終えられました。
月初には
カードその他の引き落としを
控えており、
その後すぐに
翌月分のお家賃その他の
引き落としがあります。
あなたの応援が
私の和歌仕事の質を
担保し、向上させます。
あくまでご無理のない範囲で、
ご検討よろしくお願いいたします。
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