神から人へ。人から神へ。
神から人への教えもことばも、今ようやくに終わらせなん。
問いも少なくなりぬれば、次には次なるみ役あらん。
一つ一つをよく心得て、肚に納めよ。
御霊(みたま)に入れよ。
もしやこれから分からぬことも、そなた一人の考えにより、答えてゆけよ。示してゆけよ。
そなたの教育、導きも、今早(いまはや)終えなん。終わらせん。
明日にも続く問いなれど、早くに準備し、世に広めよ。
さにて本日、何を問うや。
(人間は相手に何かしてあげると、どうしてもその見返りを期待してしまいます。それは心の汚れでしょうか)
さにあらず。
神も人も同じなり。
相手に恵み、捧げなば、それらに感謝のことばも欲しけれ。
なれど欲せず、求むるなかれよ。
物にて返す報恩は。
必ず感謝は心にて、ことばによりて表せよ。
物に頼るは、悪しき慣習。
先ずはことばで、感謝示せよ。
さにて本日、見返り、報恩、ことばの感謝を教えたり。
この後 問いのなきときは、通信交信、なさずともよし。
さにて。
~神誥記 :今日の話題社: 新装版 (2007/02)ひふみ ともこ より~
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