神から人へ。人から神へ。
心の交流、命の交流、魂の交信、全て終わりて絶えぬるときには、神と人とのご縁も切れて、人は闇へと堕ちてゆきなん。
その前、今に全てを懸けよ。
全てを懸けて、神に仕えよ。
神の伝える教えを信じ、神の命ずるみ役を果たし、神に尽くして、あの世に戻れよ。
神との出会いを望む者なら、必ず神は呼びかけられん。
神と向き合い、神を敬い、神に感謝す素直な魂。
そが救わるる魂なるらん。
さにて本日、問いはいかなる。
(天皇についてお教え下さい)
なれば教えん。
天皇、皇族、人民のこと。
神と民との違いについて。
神の伝えし教えによらば、神は昔に人と交流。
神の教えを人に教えて、人の繁栄、進歩を祈り、人の幸せ役立つように、技術や医術、方法教えき。
なれば人は神とあり、神への感謝を捧げつつ、日々努力して、神に仕えき。
なれどそのうち人の中にも、神とご縁の深き者、浅き者との違いも生じ、神から離れて遠ざかる者、神を忘れて生きる者、さまざま違いも発生せしを。
なれば神との間をつなぐ、人の代表、取り持つための、み役も必要、選ばれき。
その み役とは、天皇の元となりたる一族にあり。
神との交信可能にありて、神の伝えを素直に行い、人の幸せ神に祈り、神の祈りを人に伝える。
さなる尊きみ役にあれば、なかなか難(かた)きみ役にありて、特別なる者、一族が、神に選ばれ、命ぜられ。
人の尊敬、畏敬(いけい)をもちて、一族栄え、日本を支え、神の啓示を素直に顕し、世界平和を実現させんと、神に最も近き民族、またその中にも最も神と、親しく近く、交信せらる。
なれど今の世、衰退せしを。
人の心に神はなくなり、神への偏見、軽視の風潮。
世は乱れゆき、順序も狂い、神を崇(あが)めぬ者ばかりの世。
なれば乱れは正されるべし。
順序秩序を取り戻すべし。
神に仕える者を増やして、神への信仰、甦らせよ。
天皇一族、そも復活するべし。
今のままには、日本も滅び ん。
昔世界を統(す)べ治めたる、天皇一族、皇族なるを。
神に仕えて、神のご意図を、神のご意志を伝えるみ役。
神の み声を人に聞かせ、人の願いを神に伝えき。
なれど今には、ただ飾りのみ。
み役も果たせず、朽ち衰(おとろ)えり。
神との交信、可能な者も、今の世にては、育ち難かる。
なれば人民、こぞりて助けよ。
天皇滅ばば、日本も終わり。
~神誥記 :今日の話題社: 新装版 (2007/02)ひふみ ともこ より~
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