さなる終わりを迎えぬように、神は案じて、使いを下ろさる。
その者たちが、働き始めて、神の手伝い果たしゆくよう、神は全てを仕組まれ、待たる。
やがては自ずと動いてゆきなん。
神は使いに全てを託しき。
神は見守り、仕組みを待ちて、祈りを捧げて、待ちておらるる。
なれば予言も、真実ならん。
やがては起きなん、このままにては。
なれど予言を変えるも可なり。
人が気付きて、変えゆけよ。
神の警告、最期の祈りを、真摯に受けよ。
素直に従え。さならずば、予言は起こり、現実化せん。
神との交信交流する者。
神の使いとなりて働け。
神の願いを、祈りを、意図を、枉(ま)げず行い、顕しゆけよ。
なれば昔の予言者なるも、神の使いの者なりき。
神の世界に起こりしことも、起こらぬことも、この世にはあり。
神の世界の次元と異なる、現実現象、物質世界。
神の世界は想念のみにて、この世に起こるも、起こらぬも、神の世界と異なりあらん。
神の世界の乱れ、闘い。
そもまた事実、真実なり。
その闘いが、乱れ、狂いが、この世に現る、そもまた事実。
神の世界の争いも、神と神との我の闘い。
神にも我あり。執着あり。
なればこの世を支配せん、この世を手中に独占せん。
さなる願望、抱く神あり。
なれどそもまた戒められて、諌めを受けて、平定されき。
神の世界の出来事事件、そが現界に現ることあり。
なれどそれらが全てにあらず。
神の世界の平和安定。
それにてこの世も治まりゆかん。
神の世界も穏やかに、平穏なれば、案ずるなかれ。
神の世界は想念なれば、想念高く、浄めてゆかば、必ずこの世に及びて届かん。
未来世界を知りたくば、明日にも問えよ。
さらに深めて。
未来世界も、現在世界も、続きておれば、変わることなし。
今の世界を続けてゆかば、自ずとわかり、見えて来なんを。
神の世界に明日はなし。
全ては現在、今のみなり。
現在のみの、永遠と、瞬間瞬時の続きてゆくもの。
時は相対、観念なれば、観念捨てて自由とならば、必ず人も永遠を得ん。
さにて。
~神誥記 :今日の話題社: 新装版 (2007/02)ひふみ ともこ より~
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