おのが中心、おのがため、己の利益、富のため、祈りを唱え、捧げる | 2019R01のブログ

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神から人。


神から人に、伝え、教え、導き、そして、望み、祈り託せし もの こと、そして今日、人が使うを許されしそのことは、即ちことば、ことのはなり。


なれば、人の思い低かれば、そのことばは汚れ、淀み、思いの低さをさらに低めぬるものなり。


人の思いに左右され、人の思いを左右する。


なれば、ことばを大事にせねば、人の思いはいつまで経ちても、いつまで行じても、何の昇華、精進ならず。


むしろことばを使わず、体を使い、何の思いもなく働き生きる、動物なるがまだよかり。


なれば、ことばを使う、よくよく心磨き、心戒め、ことばの意味を大事にし、全ての汚れを浄めるよう、全ての澱を禊ぐよう、己自身の努力が大切。

 

欠かせぬ行なり。それのみなり。


行というは、苦行にあらず。


体をいじめ、心を苛(さいな)む。

 

体に心に負担をかけるは、ただ己の意欲を減退させ、心の曇り、体の衰えを増やすのみなり。


なれば、真の行を望む者は、己の言葉を先ずは大切、気を使い、心を用いて、省みるべし。

 

見直すべし。
 

どこかに悪しき思い、よからぬ考え、邪(よこしま)の望み、己中心の願い、さなる欲望、願望潜めし者は、必ずことばに汚れあり。乱れあり。

 

卑しき念を放つるものなり。
 

なれば、己を磨く、魂磨く。

 

そのためには、よきこと思い、よきこと考え、よきこと望み、他を思いやれ。


人の幸福祈る思いに、汚れ、卑しさ、曇りなし。


己を賭(と)して他のために、己を捧げ、尽くす者は、ことばも清く、快し。


祈りも清く、直きなれば、神は受け取り、叶えらる。


おのが中心、おのがため、己の利益、富のため、祈りを唱え、捧げるも、神には届かず。受け入れられず。


神は、全てをご覧になられる。
 

人の思い、人の行い。

 

人の姿形を通し、人の言葉、人の心、人の魂、全てを照らし、明らかにさる。


なれば人は、逃げも隠れもできぬなり。

 

表に現る言葉一つにも、些細な行い、態度にも、思いの全てが現れる。

 

 

 

 

 

 

~神から人へ〈上〉 :今日の話題社: 新版 (2003/09)ひふみ ともこ より~

 

 
http://www4.tokai.or.jp/kmh/index.html