神の願いの表れし、ことばを文字に書き表す。
ことばに霊(たま)あり。文字に光あり。
ことばにこもる言霊(ことだま)は、神の神意を伝えぬるもの。
人はことばを耳に聞く。魂に聞く。音霊として。
音の波動は魂振るわせ、魂に語る。意味を伝える。
なれば人は、ことばを音にて捉えるがよし。
無意味の音の組み合わせになく、音と音との調和の調べ。人知に解せぬ、魂の波長。
魂は喜ぶ、よき波長。
波長の清く美しきは、魂浄め、魂高めん。
なれば、ことばの音色、響きの一つも大切にせよ。
文字は神の語りしことばを、後に残し、伝えんため。
神のことばの音色のままに、文字も浄めの働きあり。
残りし文字の一つ一つは、光を発し、魂浄めん。
なれば、人は光の文字を魂にて読みて、解くがよし。
文字は光を放ちつつ、魂に浄めの波動を送らん。
なれば、神のことばは消えるとも、文字に光は残るなり。
光の残る文字なれば、人の魂、深奥に、波動を伝え、魂振るわす。
なれば、清き文字は人を浄め、魂浄め、人を救う。
~神から人へ〈上〉 :今日の話題社: 新版 (2003/09)ひふみ ともこ より~
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