今ある人と同じ程に、次なる世のこと、次に生まるる人を思い | 2019R01のブログ

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神から人。


神から人へ、伝え、教え、導き、次なる世にも伝うべき、そは、ことば、文字、み光なり。


なれば、人は、人の間にて伝えられし、諸々の文明文化、多くあれど、先ずは先のものを大切に、伝えゆくべし。残しゆくべし。


なれど、今の世、多く残さるるもののうちに、残すに足らざるものも、多かり。


この世に残しおきては、神の御心を遮(さえぎ)り、汚し、返りて、人に害をもたらすものも多し。


そは、ことばの乱れ、心の汚れ、物への執着、人への妬(ねた)み、その他、諸々の、人の罪なる行いなり。


なれば、人は、この世の罪を あの世に持ち越すことなきように と同様に、この世に残しし罪悪、害毒、悪習悪弊(あくへい)、その他を、禊(みそ)ぎ浄め、次に生まるる人のために、能(あた)う限りの努力をもちて、よきことば残し、ありがたき文字の恵み伝え、さにて、神への思い、人への思いを、浄め高めて、次に現るる人のために、尽くすこと、捧げることもまた尊く高い、霊行なり。神業(しんぎょう)なり。奉仕なり。


なれば、人は、今ある己れの精進昇華ばかりを祈り、乞い願うのではなく、今ある人と同じ程に、次なる世のこと、次に生まるる人を思い、おのがみ役を果たすことの意味を、改め考え、深められたし。


この世は、次に生まるる人のために あるなり。


あの世は、今この世にある者のために あるなり。


なれば、おのがなすべき諸々の行も、おのが精進のためにのみ行うのではなく、次なる人、次なる生、次なる世界に役立つことを願い、次なる世を、さらに浄め高めることを祈りて、行ずるべし。行うべし。働くべし。

 

 

 

 

 

 

 

~神から人へ〈上〉 :今日の話題社: 新版 (2003/09)ひふみ ともこ より~

 

 
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