(2)『飲食セーフティーネットワーク』第2回シンポジウムに参加しました | 橋本三奈子のSalt Revolution(わじまの塩に魅せられて)

(2)『飲食セーフティーネットワーク』第2回シンポジウムに参加しました

昨日のブログに引き続き、9月2日に参加した『飲食セーフティーネットワーク』第2回シンポジウムについてレポートします。

シンポジウムの後半のメインは、脱原発を実現する市民の情報センター・NPO原子力資料情報室の澤井正子さんの事故後の状況のお話。

澤井


新聞やテレビでは報道されていない情報のいくつかを以下にシェアします。

福島原発:放出セシウム137の全国への沈着量および土壌中の見積もり(2011/11 米国科学アカデミー紀要)

見積もり


ストロンチウムとプロトニウムの汚染マップ(プロトニウムを原発敷地外で検出)

ストロンチウム


放射能の半減期とは

半減期1


ヨウ素131とセシウム137の半減期の比較

半減期2


最初の量の約1000分の1になるには、半減期30年と言われているセシウム137でも300年かかるそうです。

臓器と溜まりやすい放射性物質(FRIDAY 6/12増刊号より)

臓器


放射性物質は体内で蓄積する

蓄積


1回のみ1000Bq摂取するより、毎日10BQ摂取する方が体に蓄積してしまうとのこと。

聞けば聞くほど深刻な問題であると再認識しました。

そして、福島バッチプロジェクトの紹介。

バッチ


福島に住んでいらっしゃる方には、原発について何も言えない雰囲気があるそうです。

声にだせなくても、「原発イヤだ」と意思表示が出来るバッジを福島の方には無料でお配りしているそうです。

この運動に賛同し、寄付してくださる方にもバッジをお渡ししているそうです。

そして、シンポジウムの後は、会場の半蔵門「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」のお料理。

料理1


食材は、すべて、定期的な放射能検査をしているそうで、九州・四国の野菜、北海道美瑛の乳製品、長崎・山口萩の鮮魚、熊本・宮崎・鳥取の肉を使っているそうということです。

料理2


なお、こちらの「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」様でも、今後、「わじまの海塩」をお使いいただけることになりました!!

ご参加の皆様のごく一部の方との記念撮影。

参加者


左から、
NPO原子力資料情報室の澤井正子さん
卵白洗顔の白河三來さん
そして、私です。

●『飲食セーフティーネットワーク』について
URL: http://fbsnetwork.com

●NPO原子力資料情報室について:

●福島バッチプロジェクト:
●「エリオ・ロカンダ・イタリアーナ」