■キャンペーン第1話
セッションが始まると同時に、突如シムナの中の人による「私が祖父の日記を見つけたのは……」という独白が入る。
特技名:孫娘による祖父の日記を読み返すムーブ
効果:カッコイイ、セッションの物語力が上がる、滋養強壮etc
歪斗「これ得意の『おばあちゃんお話どうなったの』パターンの亜種じゃないですか」
シムナPL「まぁそうですね」
熟練の演出力によりオープニング前からPLのテンションはウナギライジング。
そしてハンドアウト通りオープニングでPC①の国は滅亡。
父も母も、そして可愛い妹も、王を慕う臣下も、国民も、すべて砂と化して国土と共に崩れ去り、後にはただ砂の地平のみが広がるのだった――。
「メシを買いに行ってる間にもっとダメージが高い演出を思い付いた」と微笑む鬼畜眼鏡(GM)による鬱演出(PC①の夢に死んだ家族が出てきて恨み言を言う)の追撃まで綺麗に決まり、PC①から目のハイライトとか色々な物が消える。眼鏡割んぞ。
その後、PC①とシルヴェリアはラピスに助けられる形で作中世界最強の傭兵集団「黒鉄の群狼」に拾われ、オープニングは終了する。
展開フェイズ。
国を失った衝撃に打ちのめされた面倒くさい奴ロールを存分に楽しもうとしたPC①、ラピスに殴り飛ばされ強制的に精神を再起動される。
圧倒的な真っ直ぐムーブ。まさしく人たらしの本領発揮である。
しかしこの段階で当初の想定よりメチャクチャ早く立ち直りロールをせざるをえなくなったPC①の中の人、演出プランを見失い静かに超焦る。
なおこの辺りで発動した記念すべき「シルヴェリア言葉責め」第一弾は「仕える国はもうなくなったんだから優秀なメイジ様は学院に帰ったらどうだ」。
泣かれた。
その後、シモ・ヘイヘに率いられて熱病により滅亡したある国から“とあるモノ”を運ぶ任務に赴くPC達。
そこでPC①は自分と同じく祖国を失った悲劇の王女、リーゼロッテと運命の邂逅を果たすのだった――。
なお第3話終了段階で付いた渾名が“空気姫”な段階でその後の活躍はお察しである。
やがて、姫を狙い襲来したある組織の暗殺者がPC達の前に立ちはだかる。
それはかつて、祖国を失ったばかりのPC①の命を奪おうとした者達だった……。
訪れるクライマックス戦闘。
傭兵達の鬨の声が天をどよもし、暗殺者の毒の刃と亡国の王の白き剣が交差する。
そしてPLのテンションが上がりすぎ、勢い良くラピスのカバー範囲外に飛び出すPC①。
なお中の人は以前同じような状況でキャンペーンの中心人物だった皇子をキャラロストしたことがある。
死んだな、と思った。
いつまで経っても成長しないPLを憐れんだGMによりタゲが散らされPC①は生き延びた。
初勝利の喜びを噛み締めるPC達。訪れたエンディング。
リーゼロッテは「黒鉄の群狼」に身を寄せる。
シルヴェリアに言うPC①。「同じ女性同士ってこともあるしあっちの王女に仕えた方が良いんじゃないか」。
泣かれた。
泣かせはしたが責めてはいないので「1セッション1言葉責め」のレギュレーションには違反していない。汝に罪なし。
最後、トロヤ・ヘイヘ――シモ・ヘイヘの孫娘の独白が入り、記念すべき第一回は幕を閉じたのであった……。
書いてて思ったんだけど俺言葉責めしかしてなくないか。
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