2020/6/21(日) 術後11日目-退院
16:00頃、相方と病院到着。
ほぼ時間通り16:45頃~退院後の生活などの
説明を受けました。
1.退院時の一般状態
元気:良好です。
食欲:良好です。
尿:1日3回、外の草むらでしていました。
便:軟便が出ています。
体重 9.21kg(手術前:10.35kg)
体温 37.8℃
心拍数 150回/分
呼吸数 30回/分
2.手術後の心臓の状態と術後合併症について
●心臓の状態
僧帽弁からの逆流はほぼ認められません。
左心房の大きさは、術前と比べて顕著に縮小しており、
左心室からの径も縮小しています。
三尖弁からの逆流は認められ、右心室の拡大、
肺高血圧が認められるため、
お薬の継続が必要です。
心臓の収縮力は改善傾向のため、
強心剤が減量となっています。
●心臓以外の状態
膵臓の数値が上昇し、術後4日目、5日目に
食欲の低下が認められました。
術後9日目に下痢が認められました。
現在も膵臓の数値は高値ですが、
消化器症状は落ち着いてきています。
重度のドライアイが認められるため、
点眼処置を実施しています。
3.投薬
1.強心剤(ピモベハート)1日2回
2.血栓予防薬(クロピドグレル)1日1回(夜):3ヶ月飲みきり終了。
3.肺高血圧症治療薬(シルデナフィル)1日3回
4.抗生剤(フラジール)1日2回:5日間飲みきり終了
5.整腸剤(ビオイムバスター)1日2回:5日間飲みきり終了
4.食事
●i/dドライ 25g(ふやかす)を1日3回 7日間
●i/dドライ 30g(ふやかす)を1日3回 7日間
●i/dドライ 35g(ふやかす)を1日3回 次の診療日まで
5.散歩などの運動
●次回の検診まで控えてください
●外で排便・排尿させる程度は問題ありません
6.術後の検診について
●心臓手術後は術後の経過観察が非常に重要です
手術--2週間後--1ヶ月後--2ヶ月後--3ヶ月後
(抜糸)
6ヶ月後--1年--
7..状態が悪いかなと思ったら
●いつも通っている動物病院に連絡
●当院に連絡
上記は紙ベースでいただいた
リオ専用の退院用資料からの抜粋です。
自分でメモを取るより正確だし
わかりやすくて助かります。
2週間後の抜糸は、今日済ませていただけたので、
次は1ヶ月後7/11(土)診察予定です。
上記資料を見ながらの説明を受け、
リオに持参の洋服を着せ(傷保護のため)、
エリカラをつけて、先生にご挨拶して、
お会計して、
さあ退院です!
ちっぽぶんぶん
術後だし食欲なかったこともあり、
体重が1kgも減りました。
術前に体重キープに努めていてよかったです。
入院中ほとんど歩いていないようで、
筋力も低下したのかちょっとふらつくこともありますが、
自分の足でしっかり歩いて退院できました。
帰りのタクシーの中ではキャリーバッグ内で爆睡。
(ついでににいたまも爆睡)
呼吸はとても落ち着いていて、
入院前と違って穏やかすぎて
「息してる?」と思わず確認するほど。
家についてまうと挨拶し、お水を飲み、
いつものベッドに落ち着きました。
あまりにも普段通りの行動で、
とても嬉しくとても安心しました。
お薬はいっぱいですが…
1ヶ月分(クロピドグレルは3ヶ月分)だし、
これでも入院前よりは少ないのです。
使いかけのヒアルロン酸目薬をいただいたのですが、
なんかすごい目薬でした。
(目薬、というか、関節にヒアルロン酸を注入する時に
使うやつなんだそうです)
次の診察までのi/dドライフードと、
薬を包んで飲むためのi/dウェットフードです。
なくなったらかかりつけ医で購入予定です。
これでいつもの我が家に戻りました。
リオ、本当によく頑張ってくれました。
本当に偉い、偉かった。
こんなに元気にうちに帰ってきてくれました。
これから術後の管理が重要だし、
薬が一日3回(8時間おき)のもあるので、
まだまだちょっと大変ですが、
最高レベルの緊急事態は回避できているのかな、
と思えば少し安心です。
とりあえず…
夜ご飯と夜のお薬だな!
ソフィありがとう。
あなたが見守ってくれていたから
リオは無事に帰ってきてくれた。
あなたに頼ってばかりで申し訳ないんだけど、
これからも私達の力の及ばないところは、
どうかどうかまうリオをお願いね。