大変、ご無沙汰しておりました。5月、6月で一年分の売上を計上するほど忙しく、またストレスも半端なく、まったく社畜化した日々を過ごしておりました。ようやく先が見えてきて、休日出勤の代休で、本日地元の荒川に行って来ました。
ストレスの影響で、最近は釣具欲が激しく笑、細々とした小物を買い揃えつつ、来週はついにシーバスロッドを新調します。今使っているのが、シマノのトラスティックというモバイルロッド8FのMLで、安価だし、とても気に入ってますが、私は性格的に遠投が大好きなので、そういう意味では、少々物足りなかった面があります。
フィールドは広い。魚は案外手前にいることは知ってますが、されど、私は遠投しないと気が済みません。トラスティックは4ピースロッドで、ルアー重量は28gまで。実はそれで十分なんだけど、もっともっと遠くに投げたい!そこで、ダイワのラテオ106Mを買うことにしました。こちらは50gまで大丈夫。この辺は秋から冬にかけて、大型のハゼがたまります。実はそれを15号くらいの天秤仕掛けで釣りたいという思惑がある。またまた、ルアー竿を投げ釣りに転用と言われそうだが、多分、この辺はサーフ用のシーバスロッドが最強な気がする。ここは砂地で、マゴチやヒラメの実績もあるとか。冬はハゼとカレイ、そして一年中シーバスとクロダイが釣れる。
今日のスタイル。ジーンズとポロシャツ、サンダルとDバッグと軽装、都会の釣りを意識した。このサンダルも新調した。
濡れた岩場で足が滑らないような靴底と安全靴のような爪先の保護が重要。長靴は、冬場は良いけど、夏は蒸れる。短パンとサンダルでシーバス釣りに行くって、最高じゃないですか?笑
帰りに、久々に「麺屋とみ」さんにお邪魔した。ここは私の隠れ家的な店なので、お店は儲かって欲しい反面、人気になって欲しくないというアンビバレントな感情がり、タイトルでの店名紹介を控えることにした。それでもコロナ禍などで大変だったのだと思う。現在は昼の営業はなく、夕方からだけだのようだ。
元々、尾道ラーメンの店だが、ほぼ居酒屋と化す。メニューはとても多いが、時間帯にもよるが、お母さんのワンオペの時もあり、注文する側の思いやりも必要。大人数で行くのはNG。
店内は雑然としているが、私はそれが案外好き。ちなみに唐揚げとレモンサワー、焼き鳥は一本づつ注文できる。
やっぱ、締めは尾道ラーメンでしょ! 細麺と平打ちと選べる。店では平打ちの方が人気だそうだが、お母さんに、どっちが好みか尋ねたら「細麺」と答えが返ってきたので、私は細麺にした。元々細麺が好みだし、あっさりして、普通に美味い。尾道ラーメン特有の背脂は控えめ。
帰り道、歩きながら考えたことがある。私の釣りはフライフィッシングから始まったが、環境の変化に伴って、現在は東京湾奥での釣りとなっている。初めは、この第二の釣りライフに満足してはいなかったが、今では、そんなに悪くないと感じている。むしろ、歳をとって、足腰に不安を覚えながら、大自然の中でフライフィッシングができるかどうか自信が無い。ヘミングウェイは、ヨーロッパでのフィッシングの途中で、愛するロッド(ハーディーのフェアリーと思われる)を盗難に遭い、それ以来、鱒釣りから距離をおいてしまった。以後、海での釣りが多くなるわけだが、その気持ちが私にも、少しだけわかるような気がする。それは契機になる出来事のせいというのではなく、ほんの偶然の産物というか、人生を俯瞰した時に感じる、人生の短さというか、諸行無常というか、偶然であって必然という選択を受け入れることであると言えなくもないのです。今、目の前にあることに向き合う。これに尽きると思うのです。