金田一さん、また、難事件が次々に起こっています。明晰な頭脳で解決をお願いします。

 

 異常気象の原因が地球温暖化だと分かっているのに、有効な手立てを打っていません。

 財政赤字が千兆円を超えているのに、日本はまだ負債を増やしてます。

 テレビのバラエティ番組がどんどんとつまらなくなってます。

 金持ちの子しか東大にいけません。

 なぜ勉強しなければならないの?

 なぜ生きなければならないの?

 そして、

 スコティッシュ・フォールドはメッチャ可愛い〜のはなぜ!

 

「ああ、そそそ、それは…殺人事件より難しい……ぼ、僕が死にそう。あっ、もう死んでいるかも」

 

 この世自体が、金田一耕助殺人未遂事件……

 

 

動画はこちら

芸能人のコロッケが某都市に食べ物のコロッケの店を出した。芸人で食べ物の芸名を使っているパターンが多い。

明石家さんま、サンドイッチマン、銀シャリ、ミルクシチュー、ミルクボーイ、とろサーモン……

 

しかし、その芸名の食品を売る店を出すのは、初めて聞いた。

 

コロッケは、コロッケが好物かもしれないが、コロッケ作りの名人って訳でもないだろう。

 

事務所の切れ者の仕掛け、というところかな。店名で笑わそうか、出落ちで掴みもオッケー、と。大丈夫か?

 

こんな会話が店でありそうだ。試食をしてもらった時だ。

 

「あら、これ、どこかで食べた味だわ、どこだったかしら、うーん、神戸の

森谷商店のコロッケかな?東京コロッケかな?」

 

「えぇ、まぁ、うちは、マネが売りですからねぇ」

 

動画はこちら

 

利休は落ち着いて茶を点てていた。

 

「お師匠、またひとり弟子が…」

 

「逃げましたか…」

 

太閤殿が利休をはじめ、一門を取り潰すとの噂が境に広まっている。一門の動揺が激しい。命のほうが大事だと、それも一つの道理である。茶で命を落とすなど理不尽だ。弟子は次の手はどうするのか、とじっと師匠を見ている。

 

「これを」

 

と利休は一番弟子に茶を出す。茶碗には、下手な猿の絵がついている。弟子は頭を下げて、一言。

 

「御意」

 

猿モノの、お椀、だ。なるほど、

 

去る者は追わん、でございますな。

 

 

動画はこちら https://youtu.be/YFCj8mxkmgc

「パパ、僕なんて、僕なんて、何の価値もない」


「息子よ、何だ、そうメソメソするな」


「勉強できない、スポーツできない、ゲームも下手、顔もスタイルも悪い、ダメダメな僕だ」


「そうかぁ?」


「そうなんだよ、僕は何の価値もない。エーン、何の価値もない」


「いや、そうではないぞ。よく聞け」


「何だよ」


「いいか、人間の心臓は四千万円、すい臓七百万円、肝臓二千万円。 肩と手がそれぞれ十万円、骨髄は1グラムあたり三百万円。 その他の臓器や血液を全部合わせると、総額はなんと四十億円を超えるかな」


「…?」


「息子よ、君は四十億円の価値があるのだ、泣くんじゃない」


「パパ………賢い馬鹿?」

young-child-suffering-from-abuse-by-parent-home.jpg

 

動画はこちら             https://youtu.be/sANZjfCzXlI           

見せしめ、って、隊長殿、マジッすか。この二人、まだ、小さいっすよ。この兄妹。

そりゃぁ、貴重なこっちの食糧を盗んだんだから、まぁね、こっちも餓死寸前ですからね。でも、この二人も腹が減ってたんでしょ。ほら、この二人を見て下さいよ。もう、普通ならこのシチュエーションならば、震えたり恐怖したりするのに、もう、じっと見上げているだけ。空腹で恐怖する力もない。

いや、ちょっと、隊長殿、これって、メッチャ、私、映画なら、悪役じゃないですか、どう見ても。ヴィレンなんすか、嫌だな。これじゃ、世間の好感度ダダ下がり。

おい、お前、横で見てないで、お前やれよ、なに、いやだ、ってお前な。この間、煙草をあげた恩を忘れたのかよ。あん時、この恩は返すって言わなかったか?

あ、ハイ、私ですね。私がやるんですね。私の顔? なに? これをやるのにピッタリ?

大きなお世話っすよ、私のこの無愛想な悪顔は生まれつきで。

いえ、やりますよ、やります。そんな顔で、隊長殿、日本刀の鞘に手をかけたりして、ビビらせて、隊長、マジ怖いんだから。

お前、やらない? やらない、そう。ちょっと、突くだけよ、これで。

あぁ、こんな可愛い二人を殺すって、もう、まさに「鬼」だね、これは、「鬼」の仕業だよ。

あぁ、優しいお兄さんって、故郷では言われていたのに。

やらないと、示しが付かないし、劇的に盛り上がらない? 知るか、そんなこと。

はいはい、やります、怖い顔をしないと。怖い声を出さないと。しかし、なぁ。

そっちも睨まないで下さいよ。やらないと殺されるし、やっても、絶対、頭がおかしくなるっすよ。狂いますよ。PTSD間違いなし。

あら、可愛い二人が見上げている。無表情で。人生に絶望している。

もう、なんか、奇跡が起こらないかな、奇跡が。これを突く前に。場面が変わったりして。

ここが春の麗らかなピクニックしている草原とかになって、みんな、楽しく、喋ったり、踊ったりして、ニホンとか、シナとか、戦争とか、そんなのなくて、平和でね。ポカポカした日光の中でね。

奇跡よ、起これ!

うーん、駄目か。当然だな。はい、はい、そんな睨まないでくださいよ。ゴメンね、二人、あのさ、天国に行ってよね。おじちゃんは死んだら、絶対に地獄だよね。おじちゃんはほんと「鬼子(グイズ)」よね。 

あぁ、奇跡が起こってくれよ。

なぁ、神様。

 

奇跡は起こらなかった。

 

動画はこちら

           https://youtu.be/nJeflm3ta5o         

12レース現場

次はレース現場からの中継です

 

いやいや、泣いて目が赤くなった訳ではないんですよ。元々こんなですし。

負けて、悔しいって訳でもないしぃ、ほんと。

油断ですかねぇ、いや、相手見たらだれ、ねぇ、いけるって思いません、誰でも?

こっちも、前日は、遠くまで行って、餅つきしないといけなかったしぃ、結構、疲れていたのまったし。

餅つきですよ、どんだけ、力使うか。

それに、子沢山で家帰ると、落ち着かないし、小さいのが、バタバタと走り回って、毎日家で運動会ですわ。

大国主命への挨拶もあったしねぇ。命の恩人ですし。

で、そんなこんなで、不本意な結果になり、申し訳ない。

 

以上、こちら、敗戦の弁を語るウサギからでした。

 

紙芝居風動画はこちら              https://youtu.be/m8a_RNuvRGQ           

11 太古にあった風景 

 

「あれぇ、パパ、なんか、空が……」

「うん、空がどうした?プテラノドンでも群れてるのか?」

「違う、あっち、ほら、火の玉だよ」

「そうか……おおっ、火の玉が斜めに落ちている」

「すげっ、巨大な流れ星だ」

「いや、待て、やばいぞ、あのスピード」

「ええ?」

「落ちた!」

 

遠くを見つめていたティラノサウルス親子にすぐに轟音が襲う。さらに、次の瞬間、その親子はシダの木ともども爆風に吹き飛ばされる。

 

6600万年前の話。

 

これの紙芝居的動画はこちら

 

 

11 太古にあった風景 

 

「あれぇ、パパ、なんか、空が……」

「うん、空がどうした?プテラノドンでも群れてるのか?」

「違う、あっち、ほら、火の玉だよ」

「そうか……おおっ、火の玉が斜めに落ちている」

「すげっ、巨大な流れ星だ」

「いや、待て、やばいぞ、あのスピード」

「ええ?」

「落ちた!」

 

遠くを見つめていたティラノサウルス親子にすぐに轟音が襲う。さらに、次の瞬間、その親子はシダの木ともども爆風に吹き飛ばされる。

 

6600万年前の話。

 

これの紙芝居的動画はこちら

 

 

10   迷信知らず

十三日の金曜日、彼は北東の鬼門方向に歩いていました。

その前を黒猫が横切りました。

どこかで、カラスがカァーと鳴きました。

横を車が通り過ぎました。ナンバーが666でした。

目的の場所に来ましたが、葬儀があっていました。友引でした。

帰る途中、飲食店で梅干しと鰻を食べました。値段は4499円(死死苦苦)でした。

家に戻ると日が暮れてしまっていたから、寝ることにしました。爪を切って、枕を北向きに置きました。

そして、口笛をヒューと吹いて布団の中に入りました。

 

何も起こらずに普通に一日が終わりました。次の日もそうでした。そのまた次の日もそうでした。

 

まぁ、そんなもんなんでしょうか、人生、実は。

 

とはいえ、

彼には死神がついているから、いつも不運というのが常態なのかも、

 

夜神月君的には。

 

9  迷走台風のように— 話ぃ、短っ!

近年の台風は迷走気味で世間を驚かせていますが、

まぁ、地上にも迷走がありまして、こっちは誰もが無視。

 

今日は、飲みすぎてしばいばして…(ゴン!)

あら、ズビバゼン、や、電柱でじたか。

わたくし、谷石、といいます。

ご苦労ざまでしゅ。今日の徹夜の立ち仕事…

やっと、よっと、

歩いても、歩いても、おうちに届がない…

(ゴン!)あら、ズビバゼン、お、壁でしゅたか。

何、転けないように、支えてくれたのでしゅね。

ズビバゼン。(ゴン!)また、どうも……

わたし、たいひい、といいましゅ。

えっと、どこへ、と、家かぁ、こっちで良がっだのか、

何々、南町五丁目、

むむ、隣町ではないでしゅか。

だから、月があっちで、

…家はこっちか(反転する)…

なみでぃあにあー、いくずもにょの〜、ぅおもいぇんでぐあー…

(ズボッ)、え、溝、

こでは未曾有の出来事になりまぢだ。

たいふい君、ピンチ

この溝に沿って歩けば、

ええっと、どこにいぎばずか………

たいふぅ君、ピンチピンチでずね

ゴン!

 

この「たいふぅ」の迷走は続く。

 

紙芝居風動画はこちらhttps://youtu.be/FfD8ogxzYRs