小さいときは親が厳しかったのもあって、なかなかファミコンを買ってもらえなかったんです。
よく友達の家で遊ばせてもらったりしてたんだけど、やっぱり好きな時に好きなだけ遊びたいから自分のファミコンが欲しくなる。親を口説きまくってようやく買ってもらえることになったのは、既にスーパーファミコンが発売された翌年の91年だったんですよ。
とはいえ、やっと僕も憧れのファミコンを手に入れることができる!という当時の感動と興奮はすさまじいものがありました。親に連れられ近所のおもちゃ屋さんに。
しかし、いくら欲しかったファミコンとはいっても、ソフトが無ければただの箱。
親は「4000円くらいまでのならいいよ」
うーん、4000円かぁ・・・。
ファミコンソフトといえども、新品は5000円くらいしてたんです。ましてやそこは田舎の小さなおもちゃ屋。品数も豊富ではありませんでした。
そこで店のおばちゃんがセール中の4000円くらいのソフトを選んでくれたんです。
「ボクゥ~、この二つはどうかなぁ?男の子に人気のゲームなんよおぉぉ。どっちにするうぅぅ?(猫なで声)」
おもちゃのことならベテランであるおばちゃんチョイスのソフトとは、
ドラゴンクエストⅣ
と、
キテレツ大百科
いやいやいやいや、これはもう悩む余地はない、一択だろう。と皆さんも思われるでしょう。まったく同感です。僕は何の迷いもなく選びました。
キテレツ大百科を。
いやね、その当時RPGというものにまったく触れたことがなくって「なんだか難しそうなゲームだなぁ」と、あまりいいイメージを持ってなかったんですね。
で、キテレツは漫画もアニメも見て知ってたし、前からCM見て面白そうだなぁと思ってたから当時の僕には迷いはなかったわけなんです。
で、このファミコンキテレツ大百科。今から思えば開発者の脳みそが奇天烈なんじゃねーか?っていうくらい鬼仕様というかはっきり言ってクソゲーでして。
よくある横スクロールアクションなんだけど、敵を踏んで攻撃する時の当たり判定はひどいわ、そのくせ敵の攻撃はしっかり当たるわ、回復アイテムはまれにしか出ないわ、とにかくいろいろヒドイ。
またコロ助とかおなじみのメンバーを連れて動けるんですが、この連れてるキャラだけが穴に落ちたりしてもライフ失うからタチが悪い。世界観だってキテレツのキャラを使ってるだけで全然キテレツらしくない。
そんなゲームでも当時はキャッキャッ言いながら楽しんだもんです。幼いころはどんなクソゲーでも、なかなか買ってもらえなかったからそれなりに楽しんでたんですね。
そして月日は流れ、プレイステーションが発売された94年12月。
ついにスーパーファミコンを買ってもらえることになりました。
どうも僕は一世代遅れているのかな、と思いながらも大人気のスーファミを買ってもらえる嬉しさにそんなモヤモヤなんか吹っ飛びます。
しかも今度は値段関係なく何でも好きなソフトを一つだけなら買ってもらえるというオマケつき!
僕のテンションは最高潮に達します。
そして選択肢は当時最新作の二つに絞られました。数年を経てまたしても運命の分かれ道がやってきたのです。
スーパードンキーコング
と、
ドラえもん3 のび太と時の宝玉
・・・いや、僕だってこの数年いろんなソフトで遊んだんですよ。さすがに学習してるわけですよ?
だから選びました。
ドラえもんを。
どうも僕は藤子キャラクターに弱いようで。
ただこの時はけっこう悩んだんですよ。
一つはCMもバンバン流れて、きれいなグラフィックをウリにしたゴリラのアクションゲーム。
もう一つは誰もが知ってる国民的キャラクターであり僕も大ファンだったドラえもんのアクションゲーム。
悩みに悩みぬいて結局ドラえもんにしました。
当時ゲームは好きだったものの、ろくにクリアーできたソフトがなく、ドンキーはなんか難しそうだったけど、ドラえもんならなんとか終わりまでいけるんじゃないかなと思ったことも理由の一つでした。
で、結果はキテレツの時と同じだと思うでしょ?
これがなかなか楽しめたんですよ。ドラえもんの他にもキャラ操作できて、ストーリーもドラえもんの世界観を大切にした好感のもてる出来でした。キャラゲーにしては良作。ただ一回クリアーしたらもう十分。
まぁ、要するに何が言いたいかというと、今はいろんなゲームの情報が手に入ってありがたいなぁってこと(笑)