焼き物の里 伊万里と有田(佐賀2) | WABBIT HOUSE

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アートの力であなたに笑顔を

佐賀というと思い浮かぶのが

有田焼。

有田と伊万里は、地域としては近く

観光の一日を窯元巡りにする。

 

とりあえず伊万里大川内山地区に行ってみた。

これが大正解。

伊万里窯元の方にうかがうと

もともと

伊万里は、鍋島藩お抱えの官

出口には関所もあり、技術流失を取り締まっていた。

 

それに対して

有田は、民。

 

より一般的であったようだ。

 

辰年に龍の橋を渡れるのもなにかのご縁

鍋島藩窯橋。

いたるところに鍋島焼。

子どもの日は過ぎたけれどこいのぼりがはためく。

 

 

坂道の狭い通りに窯元はひしめき

風情のある街なみ。

ゴールデンウィークの有田陶芸祭り後の静かな街並みは

ひっそりと木々に包まれていた。

大きな大きないちょうの木が街を見下ろしていた。

気に入ったお皿を一つ購入。

 

 

 

午後からは有田へ

伊万里と違い有田は広範囲に窯元があり

見て回るのは容易ではない。

こちらもほぼ閉まっていることろが多かった。

 

 

 

面白かったのは、小路庵。

TOTO五代め社長の江副孫右衛門さんの生家。(ここもガイドブックには出ていません)

地元の名士のお家のお庭から窯の後が出土したと発掘中だった。

ひとり窯元を散策しているオーストラリアのご婦人にお声がけをしてしまった。

 

宮内庁御用達の辻青磁社は静かに中の貴重な献上陶器も見せてくださり、当主のお話も聞けた。

かわいいは干支の箸置きを家族の分購入。

 

有田陶器が大好きで、湯飲みは大抵有田焼。

ご飯茶碗は、波佐見焼。(波佐見は、有田と長崎の間だそう)

 

街自体はひっそりと

昔の日本の風情を残していた。

 

行ってみて、歩いて見て

はじめてわかる日本。