2024年5月9日の朝日新聞朝刊1面
認知症2040年に584万人
65歳以上の高齢者のうち3人に一人は認知症かその前段階の軽度認知障害(MCI)になる。
この推計を厚生労働省が8日に公表したそうだ。
今年1月には認知症に関する初の法律「認知症基本法」が施行されたそうだ。
昨日もNHKテレビで認知症の人との暮らしを特集していた。
上記統計年齢にすでに入っている私たち夫婦は、出来ることはできるうちにと感じてしまう。
軽度認知障害(ⅯⅭⅠ)の人は、認知症になる手前の人で、その後に機能障害がでて認知症に移行する場合もあれば生活習慣の見直しで健常な状態に戻る可能性もあるとのことで、MCIの人のうち5~15%の人が1年で認知症に移行する一方で
16~41%程度の人は、1年で健常な状態になるという。(朝日新聞より)
母の場合は、MCIのうちから刺激は与えていたものの
同居してしてからは目が行き届くので
さらに歯止めは効いているのだろう。
認知症の薬は飲まなくてもいいだろうとの医師の判断がでた。
尊厳を保って暮らせるようにが指針にあるようだ。
ただ、自分たちも高齢者の域に入っていく今、
できることはできるうちにの思いも強い。
この人生でやりたいこと
47都道府県にいく。
を実現するために
自分のお誕生日を理由にすることにする。
昨日シートステイに出した母は、長い間トイレにこもり
「帰ります。ここのデーサービスにはいきません。」
と怒り出した。
なだめて
盛り上げて
車に乗ってもらうと
「あんたはいかないの?」
行きません
ごめんね
こころの中でつぶやいた。
あなたのお留守の間に
いつも気を使ってちょっとつらそうな主人にも
安らかに過ごしてほしい。
どうしても介護していると母ファーストになってしまう日々を
主人、自分ファーストで過ごす数日が、楽しいこの先を連れてくると信じて。
今朝の雑感。