テリングで育ってきた当事者の声④ | 環の会 -Motherly Network-      育ての親と養子として育った子どもたちからの声

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環の会で子どもを迎えた家族からの声をご紹介します。
※子どもの名前はすべて仮名です。



環の会はテリングをしながら子どもと向き合っていくことを、育て親さんにお伝えしています。

そこで、環の会のテリングで育ったYouthの会(成人した養子当事者)のメンバーに、テリングについて思ったことを聞いてみました。

 

■Yさん

テリングは絶対にしてください。

これは、私たち「Youthの会」が、育て親の皆様に最も伝えたいメッセージです。

 

テリングについて、不安や心配事もあるかもしれません。ある程度子どもが大きくなれば、反抗期を迎え、「こんな家に来なければよかった」と言われることもあるかもしれません。

「飽きてきた」とのコメントもありますが、私自身もまたその話かよ、と親の話を聞き流したことは、一度や二度ではありません。

それでも、どうかテリングはし続けてください。

 

テリングが出来ていないといった家庭もあるかもしれません。

迎えたその日からするべきテリングです。今できていないのは確かに遅い。遅いですが、もう手遅れということはありません。

 

これからも私たちは、様々な思いや経験を発信していきます。お会いして、お話できる日を楽しみにしています。