環の会 -Motherly Network-      育ての親と養子として育った子どもたちからの声

環の会 -Motherly Network-      育ての親と養子として育った子どもたちからの声

環の会で子どもを迎えた家族からの声をご紹介します。
※子どもの名前はすべて仮名です。

「血がつながらなくても、親子!」

子どものすべてを受け止め、どんなに愛(いつく)しむか、によって、親子の絆ができ、子どもの育ちを支えることができる。そうは言っても、大変な日々……。

発達心理学を専門とし、環の会を長年にわたって見守ってくださっている富田さんから、子どもを育てるときに、親に知っておいてほしいことなど、子どもを迎える前の研修の予行、あるいは迎えた後の追加研修となるような内容を、ご講演いただきます。また、講演後には、参加者同士での意見交換を行います。

 

日時 2025年3月22日(土)13:30~16:30(受付開始13:00)

会場 IKE・Bizとしま産業振興プラザ
 
住所 東京都豊島区西池袋2-37-4
 
内容 第一部:富田庸子氏 ご講演
   第二部:グループディスカッション 
講師 鎌倉女子大学 児童学部 教授 環の会 理事 富田 庸子 氏
 
参加費 お1人 1,500 円 
    ご夫婦 2,500 円
    *MNメンバー、Youthの方は無料

お申込方法

申し込みは下記 Google フォームにて受け付けております。
参加希望の方はメールアドレス、氏名、年齢、連絡先等を明記の上、お申し込み下さい。

申し込みフォーム (下記QRコードからもフォームへ移行できます)

QRコード

 

環の会のシンポジウムは、どなたでも参加できます。 
オンライン(zoom)を用いて、ハイブリッドで開催します。会場においでいただいても、オンラインでご参加いただいても、特別養子縁組で育った子どもの立場の方、子育て真っ最中の方、これから子どもを迎えることを考えている方との交流ができるようにいたします。
奮ってご参加下さい。多くの方のご参加をお待ちしています。

 

環の会のシンポジウム詳細はこちらから

 

参加者同士のディスカッションの様子

 

養子当事者と育て親の日々のつぶやきはこちらから

 



結婚前の私と夫の写真が出てきました。それを見た5歳のまあくんが一言、「どうしてまあくんがいないの?寝坊しちゃった?」

 

こんなことを言っているうちがかわいいのかもしれませんね。



4歳になったせいちゃん。

お父さんもお母さんもとっても嬉しいです。

ついこの間までベビーカーに乗ってお散歩していたと思っていたら、もうお兄ちゃんなんだね。

よく、近所の人に「背が伸びたね」って言われるけど、本当に大っきくなったね。好き嫌いなしで、何でも食べられるもんね。

朝は早く起きて、ばーちゃんと一緒に犬の散歩をしてくれてありがとう。カメのエサもきちんとやってくれるし、いつまでも赤ちゃんだって思っていたのはお母さんだけでした。

 

今はポケモンだのウルトラマンだのと、キャラクターになりきって家じゅう走り回っています。ときどき、「お母さんはドラえもんね」とお面を手渡され、お母さんが「ぼく、ドラえもん」と遊んでいるんだよね。

お父さんもお母さんも成長を楽しみにしています。これからも家族元気でがんばろう!

先日、10歳になった秀から「お母さん、今、大人だけど、もっと大きくなったら、何になりたい?」と聞かれました。

こんな質問をされたのは何十年ぶりでしょう。

この一言が、私の今後を考える大きなきっかけになりました。



「おとーさん、おかえり!」

玄関を開けると、甲高い声で元気よくふうまが迎えてくれます。

「今日、ふうま、何してたの?」と尋ねると、最近は必ず「今日ねぇ、車がぶつかって、血が出て、ピーポーが来たのよ。気をつけようね、おとーさん」と言います。

そして夜寝るとき、私が「ふうま、もう寝るよ」と言うと、「おとーさん、おとーさんとぼくとおかーさんと3人で一緒に寝るの?」と尋ねるふうま。「そうだね、3人で一緒に寝ようね」と言うと、「はい、わかりました!」と元気のよい返事。

そして「うれしいなぁ。今日、おとーさんと一緒に寝るの」と言います。しかしその後すぐに、「ぼく、おかーさんと寝る」。

やっぱりお母さんが一番好きなんだと思いつつ、父は寝ています。

いつもこんな調子で、楽しい我が家です。



ハヤテも4歳になりました。

4月から保育園に通っていますが、すっかり保育園生活に慣れた様子です。友だちもいっぱいいるようで、「ママー」「ママー」と一日中私の後を追っていたのがまるでウソのようです。

 

つい最近のことですが、「なぎくん(弟のなぎさ)は環の会から来たんだよね」と急に言ってきたので、「そうだよ、ハヤテくんもだよ」と答えたら、「え?!」と驚いた様子で、しばらく複雑な表情を浮かべていました。

「お母さん、ハヤテくんのこと大好き!一番大事だよ」と抱っこして言ったら、「ハヤテもお母さんのこと、だーいすき!」と、元の明るいハヤテの顔で答えました。その顔を見たら、なんかホッとしました。

けんかになるとお互いに、「ハヤテみたいな悪い子、もう知らない!」「ここはハヤテのおうちでしょ。お母さんこそ、電車に乗って実家に帰りなさい!!」と言いたい放題で、もう、親子というより友だちみたいな関係です。

これからもこんな調子で、ずっと仲良く楽しく暮らせたらと思います。

早いものでコウタは1歳。

今ではハイハイしてつかまり立ち移動をしながら、家じゅうを探索して、ママの姿が見えなくなると泣いてしまうまでに成長しました。

そして物陰に隠れてつかまり立ちをして、「いない、いない、ばぁー」などをしたりして、成長の早さをつくづく感じさせられています。

人見知りもなく、風邪をひいて38度以上の熱があってもニコニコ笑って、ママはコウちゃんのあの屈託のない笑顔にずいぶん助けられています。

 

お兄ちゃんともとても仲良く、二人でケラケラ笑いながらよく遊びます。そして、仲良く遊んでいるかと思えば、「ママー、こうちゃんがぼくの積み木くずしたー」「こうちゃんがぼくのことたたいたー」と、お兄ちゃんの叫び声。

でも、本当に兄弟っていいですね。






6歳になったあやこは、本人の希望でピアノを習い始めました。

いざ始まると、まったく知らない人に週1回、1対1でものを教わるということは、本人の想像以上に大変緊張することだったようです。

それでも朝起きると、ピアノを弾きます。

まったくめちゃくちゃですが、本人は大満足の様子。あやこの弾くピアノの騒音が、私たち家族の目覚まし代わりということもしばしばです。

また、稲作の草取り作業も体験しました。

田んぼに入り、稲と稗の見分け方を教わり、泥だらけになって草取り作業をお手伝い。周りの大人たちから褒められ、鼻高々でした。

子どもの成長はやっぱりすごい!!です。

一番の心配は、私たちの方が置いていかれないかな、というところでしょうか。



ハルトは7月で2歳になりました。

柱の前に「気をつけ、ピッ」とさせると、お姉ちゃんの2歳の時のきずあとと同じくらいのところに背が伸びていました。

ハルトの成長発達はのんびりゆっくりです。それでもそれなりに成長してくれていると思うと、一安心なのです。

ハルトは夏が大好き。夏の子です。

水っぱなを出し、風邪気味なのに、水遊びやプール遊びをしないとご機嫌ななめです。八つ当たりをして、母の顔や手をつねる始末です。最近は言葉も増えてきて、「アイスは?」「イタイ」「イヤ」が口癖です。

ハルトの成長を見ていると、お姉ちゃんの存在が大きいと感じます。なんでも大体できてしまう姉とすべてにのんびりの弟。姉のまねっこをすることで、ハルトは毎日元気に大きくなっています。

これからも急がずあわてず、ゆっくり行こうね!

7月で1歳になった「ひかるん」です。これ、ぼくの最近の呼び名。本当はひかるだよ。

 

最近のぼくは、大切な唾液たっぷりのおしゃぶりをお父さんやお母さんの口入れてあげるし、ごはんのときもいらなくなったらジュディ姉ちゃん(コーギー)、マリー姉ちゃん(ゴールデンレトリバー)に「どうぞ」してあげることもできるんだよ!

今のお気に入りは水と歯磨きとお散歩なんだ。

水はパシャパシャすると気持ちいいんだよなぁ。ビニールプールを買ってもらって、早くプールデビューする日を楽しみにしているんだ。

次のお気に入りはお風呂の時の歯磨き。それも父さんのブラシが最高なんだ。

最近車を替えたんだ。もちろんナンバーはぼくの誕生日。

今度みんなに会いに行くときにはそれに乗っていくよ。