環の会 -Motherly Network-      育ての親と養子として育った子どもたちからの声

環の会 -Motherly Network-      育ての親と養子として育った子どもたちからの声

環の会で子どもを迎えた家族からの声をご紹介します。
※子どもの名前はすべて仮名です。

 

 

「うちは背が高くなる?」先日10歳になった娘の帆乃花(ほのか)は、現在、小学2年生から始めたバスケットボールに夢中です。


正直、娘は背が高い方ではありません。チームメイトのママさんから、「帆乃花はパパもママもまあまあ背が高いから、これからだよ!遺伝!遺伝!」と言われました。
運動神経も身長も遺伝すると調べた娘(参考文献YouTube)。遺伝について興味津々です。早速、事務局を通して産みのお母さんに聞いてもらいました。
【お母さんは155センチメートルで球技は苦手、お父さんは170センチメートルで野球が得意】
これは…そんなに背が高くなる遺伝子ではなさそう…と肩を落としていると、産みのお母さんから「アメリカで160センチの選手がプロリーグで戦っていたので、気にしないで頑張って!」と。これで俄然やる気が出ました。もちろん、背が伸びるように食事に気を付けたり、ストレッチをしたりと頑張っています。
遺伝と共に気になるのが血液型。女子ですね、星座占いや血液型占いが気になるわけです。でも残念ながら、近くの病院では調べることができません。それでも予想だけでも知りたい娘は、また産みのお母さんに質問をしました。

そしたらなんと!産みのお母さん、お父さんと、私たち夫婦の血液型の組み合わせが一緒でした。
「奇跡だ!奇跡の家族だね!」と大喜び。「〇〇さん(産みのお母さん)もおっとう(父)もおっかぁ(私)もみんなで奇跡の家族だね!」と。
 

結局、血液型はいまだに判明していませんが、予想をしては占いを楽しんでいます。
こんな風に、我が家のテリングは産みのお母さんあってこそで、日常の会話がテリングになっています。
それでも、娘が3歳の頃は、産みのお母さんの話をすると耳を塞ぐことがありました。

今思えば、周りのお友だちは違うと認識した時期だったのかもしれません。

事務局に相談したら、今は無理にテリングしなくてもいいと言われて静観していたところ、ある日突然「〇〇さんはどんな人?」と聞かれ、今では日常になりました。娘なりに消化し、納得する時間が必要だったのでしょうね。


せっかくなので、娘にもインタビューしてみました。
Q「あなたにとってテリングとは?」
A「んー、自分を知れることかな」
まだまだ奇跡の家族のテリングは続きます。 

 

 

お子さんを迎えたばかりの育て親さんにインタビュー!

 

■ひまりちゃんの育て親さん

Q.お子様と一緒にやってみたいことは?

A.本人たちの意思次第ですが、兄と一緒にバレエの発表会に出演する姿を見るのが楽しみです。

 

■さなちゃんの育て親さん

Q.至福の時は?

A.好きなものを食べているときです。好きなものをスプーンですくってあげた瞬間からニコニコし、手足をパタパタさせ、大きな口を開けてパックンします。とても分かりやすい反応にパパ・ママも癒されます。最近だとお節料理の黒豆が気に入ったようです。

 

※お子さんの名前は仮名です。

 

「東京は桜が満開だよ。北海道はもう少し先かな」
我が家には長男(7歳)と次男(4歳)がいます。

長男は東京生まれで、次男は北海道生まれです。

2人とも生まれて間もなく迎えて、私たちは家族になりました。
 

現在、2人は毎日のように兄弟喧嘩をしながらもすくすくと育ち、賑やかな毎日を送っています。
テリングという言葉を初めて聞いたのは、長男を迎える5ヶ月ほど前に参加した環の会の説明会でした。

最初はうまくイメージできず、何をどうすればよいのかわかりませんでした。まだ寝返りをすることもできない長男に、産みのお母さんの写真を見せることからのスタートでした。
 

それから数年が経ちますが、我が家のテリングは日常会話の中に自然に取り入れています。

テレビで東京や北海道の景色が映れば、生まれた病院の近くかもとか、パパとママが迎えに行った時に通った道かもといった感じです。

桜の時期になると、冒頭のような会話が恒例となっています。


長男は自分から産みの親の話をすることもあり、産みの親と育ての親がいることをなんとなくではありますが認識しています。

先日、長男に産みの親と育ての親がいることをどう思っているのか聞くと、「嬉しい」と返事がありました。どんなところが嬉しいのか聞くと、「そんなに難しく考えたことない。それよりこの前、レアなポケモン捕まえた」と話題は大好きなポケモンのことに変わりました。

今はまだ「何よりもポケモンが大切!!」という感じですが、この先、産みの親と育ての親がいるということで、いろいろ悩むこともあると思います。解決できることばかりではないかもしれません。育ての親として何もできないかもしれません。それでも、長男と次男に出会えたことにとても感謝していることや、出会わせてくれた産みの親にも感謝していることを何度も何度も伝えていきたいです。


以前、長男を叱ったときに「そんなこと言うならパパやママのこと嫌いになるよ」と言われたことがありました。

咄嗟に出た言葉は「いいよ。どんなにパパやママのこと嫌いになっても、パパとママは大好きだから」でした。

これが私たち育ての親の素直な気持ちです。

これから先、何があってもこの気持ちを大切にしながら子どもたちとの時間を共有していこうと思います。
 

「血がつながらなくても、親子!」

子どものすべてを受け止め、どんなに愛(いつく)しむか、によって、親子の絆ができ、子どもの育ちを支えることができる。そうは言っても、大変な日々……。

発達心理学を専門とし、環の会を長年にわたって見守ってくださっている富田さんから、子どもを育てるときに、親に知っておいてほしいことなど、子どもを迎える前の研修の予行、あるいは迎えた後の追加研修となるような内容を、ご講演いただきます。また、講演後には、参加者同士での意見交換を行います。

 

日時 2025年3月22日(土)13:30~16:30(受付開始13:00)

会場 IKE・Bizとしま産業振興プラザ
 
住所 東京都豊島区西池袋2-37-4
 
内容 第一部:富田庸子氏 ご講演
   第二部:グループディスカッション 
講師 鎌倉女子大学 児童学部 教授 環の会 理事 富田 庸子 氏
 
参加費 お1人 1,500 円 
    ご夫婦 2,500 円
    *MNメンバー、Youthの方は無料

お申込方法

申し込みは下記 Google フォームにて受け付けております。
参加希望の方はメールアドレス、氏名、年齢、連絡先等を明記の上、お申し込み下さい。

申し込みフォーム (下記QRコードからもフォームへ移行できます)

QRコード

 

環の会のシンポジウムは、どなたでも参加できます。 
オンライン(zoom)を用いて、ハイブリッドで開催します。会場においでいただいても、オンラインでご参加いただいても、特別養子縁組で育った子どもの立場の方、子育て真っ最中の方、これから子どもを迎えることを考えている方との交流ができるようにいたします。
奮ってご参加下さい。多くの方のご参加をお待ちしています。

 

環の会のシンポジウム詳細はこちらから

 

参加者同士のディスカッションの様子

 

養子当事者と育て親の日々のつぶやきはこちらから

 



結婚前の私と夫の写真が出てきました。それを見た5歳のまあくんが一言、「どうしてまあくんがいないの?寝坊しちゃった?」

 

こんなことを言っているうちがかわいいのかもしれませんね。



4歳になったせいちゃん。

お父さんもお母さんもとっても嬉しいです。

ついこの間までベビーカーに乗ってお散歩していたと思っていたら、もうお兄ちゃんなんだね。

よく、近所の人に「背が伸びたね」って言われるけど、本当に大っきくなったね。好き嫌いなしで、何でも食べられるもんね。

朝は早く起きて、ばーちゃんと一緒に犬の散歩をしてくれてありがとう。カメのエサもきちんとやってくれるし、いつまでも赤ちゃんだって思っていたのはお母さんだけでした。

 

今はポケモンだのウルトラマンだのと、キャラクターになりきって家じゅう走り回っています。ときどき、「お母さんはドラえもんね」とお面を手渡され、お母さんが「ぼく、ドラえもん」と遊んでいるんだよね。

お父さんもお母さんも成長を楽しみにしています。これからも家族元気でがんばろう!

先日、10歳になった秀から「お母さん、今、大人だけど、もっと大きくなったら、何になりたい?」と聞かれました。

こんな質問をされたのは何十年ぶりでしょう。

この一言が、私の今後を考える大きなきっかけになりました。



「おとーさん、おかえり!」

玄関を開けると、甲高い声で元気よくふうまが迎えてくれます。

「今日、ふうま、何してたの?」と尋ねると、最近は必ず「今日ねぇ、車がぶつかって、血が出て、ピーポーが来たのよ。気をつけようね、おとーさん」と言います。

そして夜寝るとき、私が「ふうま、もう寝るよ」と言うと、「おとーさん、おとーさんとぼくとおかーさんと3人で一緒に寝るの?」と尋ねるふうま。「そうだね、3人で一緒に寝ようね」と言うと、「はい、わかりました!」と元気のよい返事。

そして「うれしいなぁ。今日、おとーさんと一緒に寝るの」と言います。しかしその後すぐに、「ぼく、おかーさんと寝る」。

やっぱりお母さんが一番好きなんだと思いつつ、父は寝ています。

いつもこんな調子で、楽しい我が家です。



ハヤテも4歳になりました。

4月から保育園に通っていますが、すっかり保育園生活に慣れた様子です。友だちもいっぱいいるようで、「ママー」「ママー」と一日中私の後を追っていたのがまるでウソのようです。

 

つい最近のことですが、「なぎくん(弟のなぎさ)は環の会から来たんだよね」と急に言ってきたので、「そうだよ、ハヤテくんもだよ」と答えたら、「え?!」と驚いた様子で、しばらく複雑な表情を浮かべていました。

「お母さん、ハヤテくんのこと大好き!一番大事だよ」と抱っこして言ったら、「ハヤテもお母さんのこと、だーいすき!」と、元の明るいハヤテの顔で答えました。その顔を見たら、なんかホッとしました。

けんかになるとお互いに、「ハヤテみたいな悪い子、もう知らない!」「ここはハヤテのおうちでしょ。お母さんこそ、電車に乗って実家に帰りなさい!!」と言いたい放題で、もう、親子というより友だちみたいな関係です。

これからもこんな調子で、ずっと仲良く楽しく暮らせたらと思います。

早いものでコウタは1歳。

今ではハイハイしてつかまり立ち移動をしながら、家じゅうを探索して、ママの姿が見えなくなると泣いてしまうまでに成長しました。

そして物陰に隠れてつかまり立ちをして、「いない、いない、ばぁー」などをしたりして、成長の早さをつくづく感じさせられています。

人見知りもなく、風邪をひいて38度以上の熱があってもニコニコ笑って、ママはコウちゃんのあの屈託のない笑顔にずいぶん助けられています。

 

お兄ちゃんともとても仲良く、二人でケラケラ笑いながらよく遊びます。そして、仲良く遊んでいるかと思えば、「ママー、こうちゃんがぼくの積み木くずしたー」「こうちゃんがぼくのことたたいたー」と、お兄ちゃんの叫び声。

でも、本当に兄弟っていいですね。