サステナブルという言葉が好き。
ブログタイトルも、「サステな生活」とどっちがよいか迷ったくらい(^_^;)
この言葉を担いでいるから、ロハスに共感したようなもの。
もともとLOHASのSは、サステナビリティの頭文字なのだ。

しかし、ロハスの中で特に好きなカテゴリーとはいえ、サステナブルエコノミー(持続可能な経済)について記事を書くのは敷居が高すぎる。
ちょうど、オール電化の話から、日本の発電事情にまで話が広がったので勢いづいてエネルギー関係の雑感をお気楽に書いてみたい。

最近はスマートグリッドという言葉をよく聞くようになった。次世代の電力ネットワークらしい。米国では、送電設備の老朽化等が原因で停電が頻繁に発生したりしているが、そこは必要は発明の母、スマートグリッドの構想が取り沙汰されるようになった。その機能のひとつには、再生可能エネルギーとの双方向配電といったものもあるという。
その実証実験が米国コロラド州ボールダーという町で行われた。実はボールダーはロハスの聖地のような町なのだ。

さて、私が子供だったころ(○十年前)、日本の発電といえば、水力か、火力だった。水力はくろよんをピークにシェアを落としていくが、火力は化石燃料の限界が見えていた。そこで登場したのが原子力。そのころは全体の1割あるかないかだった。
原子力への不安は大きい(特に極端な戦後教育を受けたような気がする私たちの世代には?)。
だが、周りにはいろんなステークホルダーもいるわけで、小学校の自由研究でまずは客観的なところで原発の仕組みについてレポートしてみた。
その終わりに、「原発に全面賛成はできないが、火力に限界が来た現時点では原発に頼らざるを得ないだろう。新しい発電方法が確立するまでの繋ぎとして位置付けてはどうか」というようなことを書いた。そのころは太陽光発電の実用化など夢のようだったからだ。
すると先生は、
「原発の問題点をもっと調べてから意見するように」
というようなコメントを返してきた。ごもっともである。
しかし為すすべもなく、今では発電量の5割が原発とも言われている。深夜電力を活用している家庭はその割合はもっと高いかもしれない。

さて、ようやく太陽光発電が実用化し、普及のフェーズに入ってきた。
土地の少ない日本ではどこかの国のように砂漠の中に大規模な太陽光発電施設を構築するようなことは難しいだろう。つくづくエネルギー事情に不利な国である。
でも考えて見て。日本にはたくさんの屋根がある。
晴れた日に遮るものもなく、サンサンと降り注ぐ太陽光を受ける、延々と敷き詰められたように連なる屋根たちが。
近い将来、発電効率や省エネの技術がさらに進歩すれば、自分のエネルギーは自分でまかなえる日が来るかもしれない。日本がボールダー以上にサステナブルな町になる日を楽しみにしたい。

発端についてはこちらの記事を見てくださいね。コメントも必見。
オール電化でもスローライフ~炎への回帰


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