何度でも何度でも何度でも
何度でも何度でも何度でも。(読経)
さて、7度目です。
今回は事前に申し上げた通り宇田川MANON史上一番良い席でしたので…あまりオペラを使わずに全体を見ていました。
物語に浸りつつも、やはり…近い。オペラなしでも見える…。まばゆい。という事実にはくはくしてしまって、いつも泣くポイントで泣かなかったんですけど、結局ラストの盛り上がりでは泣いた。私の涙ってホント安いし飾りだわ。飾りなのよ涙は。(意味不明)
ラストで、ちゃぴマノンが「愛してるわ、シャルル…!」って言って、龍シャルルに口付けようとしてがくっと死んじゃうところ…もうCGみたいに完璧なタイミングでダイヤモンドの涙が転がり落ちて行って、たぶん私、デジタル加工された映像かなんか見てるんだろうな…と思った。振り向いた美弥さまの頬にもきらめく光の筋が伝っていて、なんだか宝塚って…実在しないのかな、とさえ思った。
まあそんなことを言ったら、金髪白軍服龍さんの美しさなんて神々しかったもんね!ていうかフランスの皆さんの神々しさヤバかったもんね!…待てよ、そういえばベトナムの皆さんも、薄汚れたカッコしてたのにめちゃくちゃ美しかったわ…アラ…?たからづかって、もしかして…美しいひとしかいない…?やっぱ実在しない…!?!?
…あ。この舞台で唯一の男性であるマギーさん(噓です美女です)、の台詞で、一カ所気になるとこがあるの。「このあたりの山岳地帯には貧しい村が多い」っていうアレ。「多い」の発音…「お↓お↑い↑い↓」って、あれはどこの方言なんだろうなぁ…アメリカかなぁ…?でも、他にも「快楽」「収益」とかも気になっている。言葉狩りの宇田川ですこんばんは。会社でもよく言葉を狩っています。
あとはねぇ、カオとホマ、どっちになりたいかな、って思っていました。んー…。どっちも名前呼んでもらえるし、アイコンタクトもしてもらえるし、甲乙付けがたい。でも、やっぱり彼を守って人を殺す、っていうのは倒錯的で素敵かもね…うん、カオで!!…え?ああ。トシ・タイ・ソン様のお役に立ちたいなぁって、思ったんですよ。
ソン様といえば。そう、彼の台詞。私が6年間通った学校の校訓を、吐き捨てる場面があるんです。「恥を知れ!」っつって。その言葉の刻まれた校章を胸に付けて過ごした6年間が走馬灯のように(よぎりません)しかし、今思うとすごい校訓だよなぁ。いい言葉だと思います。これからは「お前には分かるまい…命を捧げる尊き志など!」というのも付け加えるともっといいと思います。味わい深いわ~~~~~…
それから…そうだなぁ。不良軍人まゆセルには、一体何があったのだろう…とも思っている。普通に過ごしていたら…いや、海外に赴任して悪い連中が寄ってきて、シャルルと同じように…もっと自堕落に、落ちぶれていったのかもしれない。でも、もうちょっと根が深そうな感じしますけどね。フランスにいたときから、なにかあったのかもしれない。なんにせよは着崩した白軍服と斜めに被った軍帽が産まれたときから着てたみたいに似合ってるので眼服なんですけどね。
つうかさ、金髪と白軍服って、どうしてあんなに素敵なんだろう。そして紺も…。あの違いがイマイチ分からないんだけど、船上とかでは白?現場で言う作業着が白軍服で、紺ブレザーはスーツみたいなもんなのかなぁ。…けど、じゃあ、なんであの日シャルルは紺のほうを準備していたんだろう…何が…(ぐるぐる)
千秋楽までに、この謎に答えを出したいと思います。
そしてショー…ああ、ショー♡
もう相変わらず最高に楽しくって!なんだろうなぁこのショー…やっぱまさきさんだから、いいんですよね。ほんっと、聴いていて気持ちのいい、身体が勝手にリズムに乗ろうとするような、歌声。あのお歌で踊れるちゃぴちゃんは、どんなにか気持ちいいだろう。
今日見え方が違ったのは、…ウェスタンボーイズ。なんかもう、とってもとっても可愛すぎて、ニヤけるのを止められなかった。遠くからだと面白いんですが、近くで見ると…金髪の王子様系男子3人が、あの妙に遅いリズムにがんばって乗って、顔もイモくさくしようとしてるんだけど、どっからどう見ても王子様、っていうのが、いとおしい…!とか思ってしまった。
そして支配人マギーの「うーたと踊りで おー楽しみあーれ☆」も、もうめっちゃ可愛かった。私ふだんあそこ、オペラの準備するんで急がしくって幕見てたんです。これからは見よう。そうしよう。
あとは、逆に近くてオペラしにくかった、というのも感想の一つです。佇んでる人ならいいんだけど、動きの大きい人がダンスを踊ってるシーンなんて、まーフレームアウト連発。表情もちょっと見ずらい。肉眼でもまあまあ見えますが、あれなの。私、目が異常に悪いの。なので…次はもっと前で見たいなぁ。信長。ふふ
他には…んー
先日、会社の階段でちょっと踊ってみたんです。あなたの気持ちに近付きたくて。そしたらねえ…まあ11センチヒールはいてたのもあるかもしれませんけども、まー、踊れない。怖い。ぶるぶる。たった5段くらいのところで踊ったのに。(ビビリ) あの階段で仰け反りスライドし、キザッキザにキザりまくる男役ってすごいなって心から尊敬しました。よい子は会社の非常階段で踊らないようにね!
その、階段での宇月さんももちろんまばたきを惜しんで見てる私ですけど、あのね、駆け下りてきて、定位置に付くところ、そして踊り出すところ、この一連は絶品すぎて、ヨダレを堪えることができません。皆さんにも見て欲しいけど、みんな見たらどうせ好きになっちゃうから…。見なくてもいいですよ。むしろ見ないで。私だけのカレでいて欲しいから…(頭へいき?)
さてさて、まだまだ書き足りませんが、そろそろタイムリミット。出かけなきゃいけないのです。韓国へ。ひさびさだーーー!
帰ってきたら、そのまま(または一旦帰宅して)宇月茶です。アアアドキドキするう…あ、あく、握手とかあるのかな…あったらどうしよう…言葉が口から出る気がしない…アアア…。とりあえず一回韓国で落ち着いてきます。うん。
それでは、行ってきまーす!