I think I have a good chance.Yuka Watanabe -17ページ目

I think I have a good chance.Yuka Watanabe

渡邊優香(わたなべ ゆうか)のブログ


ホームページ http://yukawatanabe.wix.com/-loveandforgiveness

今日のお昼は母と、おフランス料理を堪能しに行ってきました
渡邊家お気に入りのここのレストラン、なんとフルコースランチが1280円で食べられちゃうんです

基本、お料理大好きな私ですが、イギリスで、ほぼ100%自炊生活を送っていたせいか、
パッとお店に入れて、
早くて、
おいしくて、
その上お安い
レストランがたくさんある日本では、外食にそそられます

もちろんイギリスにも、レストランはたくさんありますが、
日本では、定食から何から、栄養バランスなどが本当に良く考えられていますよね

なかなか、日本のように、手軽にそして健康的に、おいしく頂けるランチ
を、イギリスで見つけるのは難しい気がします。

おいし~い高級レストランには、学生ではなかなか手が届きません
大学時代の家賃・食費・交通費などの生活費は、
掛け持ちしていた仕事やバイトで賄っていたので、
考え方としては、
「一食分、£15のランチより、
£15で一週間分の食材
まるで主婦のような、節約思考でした(笑)

そして、幼稚園児か高校生のように、
毎日お弁当箱と、水筒と、おやつ を持参していました。


北海道の素材はおいしい
と本州の方たちはよくおっしゃいますよね。
それが、最近よくわかるようになりました

母もとても料理上手で、私にとって、おふくろの味はやっぱり最高 ですが、
「普段ひとりだと、外食する機会が無い!」
と、
私が帰国すると、母もやはり、外食にそそられます(笑)


今日は、可愛らしくクリスマスデコレートされた
フレンチのフロントで仲良くツーショット
 

そして
昼:サーモンサラダ


  お豆
  ブロッコリー
  ほたて
  お魚
  リゾット
 

  メープルアイス
  ヨーグルトデザート







今日は20年ほど前から家族で通っていた、ラーメン”道”で、ラーメンを食べてきました
 メニューに、極辛ラーメン「ひやかしで注文しないでください」(笑)と書いてありました。
激辛好きの私は
おいしかったです

石造りの外観に、中はこんな感じ
とっても落ち着く空間です

弟の闘病生活がはじまって、病院通いなどが頻繁になってから、家族では行けなくなってしまいました。
ここ"道"さんのスープは化学調味料をいっさい使っていません。
病気を持つ子の本能なのでしょうか? 体にイイものがわかるうちの弟は、まだ幼いのに、ここのスープが大好きでした
今日は奥さんと旦那さんが、ここに来れない弟のために、持ち帰り用の麺、スープとチャーシューを持たせてくれました。
弟は最近、ペースト食以外にも、やわらかい固形物に挑戦をはじめたので、
明日は久しぶりに、道さんのラーメンを食べさせてあげられます

 
 よしこさんと 
そして、おいしいラーメンを作ってくださったご主人へ
「ごちそうさまでした
私たちを見守ってくださってありがとうございます。
おふたりのお気持ちを励みに頑張ります


おもしろいほどの偶然。
昨夜、私が考えさせられたトピックを、
おとつい母が、彼女のブログに書いていました。
以下は、母のブログ文です。
     

優香は言う。
「実の父親にすら愛されなかった人間が、どうして 誰か他人から愛してもらえるようになる?
特に 父親は は無条件にカワイイとチマタではよく言われているけれど
私は基本的に
自分は、無条件に 誰かから愛される人間ではないから
自分で努力をして、その努力で得た『人としての価値や魅力』を身に付けて行こうと頑張った。
その結果、今、やっと少し、『自分は価値のある魅力的な人間だ』と言えるだけだ」

これを聞いて
健気だと思う人もいるだろう。
また、逆に高慢と思う人もいるかもしれない。
努力を評価する人がいれば
努力など必ず実るわけではない、彼女が言う努力など自己満足と思う人もいるかもしれない。
そして
日本人が好む謙虚さを払いのけて、自分を
魅力ある人間と言ってしまえる彼女を、生意気だと笑う人もいるかもしれない。

彼女はこのような
人は、ひとつの対象について、それぞれに、様々な感情を持つ事は当たり前と承知した上で
謙虚であるべき部分は理解している。
自分の課題を見つけたなら努力を続ける。
そして
自分の価値を増やして
根拠のある、魅力的な人間であり続ける覚悟をしている。

16歳の冬休み、ひとり英国へ短期留学をして
そして本格的な留学の意志を固め
実現した。

母の私が彼女に望まなかった事
『このまま、この家にいて、母を手伝い、弟の介護をする日々を、彼女の人生の大筋と決めてしまう事、
それだけは、やめてほしい。』
私は彼女にそう望んだ。

彼女は私や弟への愛情と、幼い頃からの夢の間で
どれだけ迷い、そして何度、後ろ髪を引かれただろう。
   ~後略
 
  >日本人が好む謙虚さ

母が書いたこの一文。

私が心得る”謙虚さ”
それは私が成長してきた過程で
師へ、目上のかたへ、初めてお会いするかたに、お客様へなど
その場の状況において、
自分の立場を冷静に、そして客観的に判断できる機会をたくさん頂いたおかげで習得できた気がします。

また、謙虚さを多く強いられた、私が幼いころの経験は
私を”臆病”にしたこともあります。
私は過去、謙虚であらねばならない状況にあまりにも敏感でした。

      
母は言います。
「慣習に添って、なるべく人から外れない行動をしながら
少しでも光が当たった時には
謙虚に自分を下げることを美徳とするよりも
たとえ人の群れから外れても
自分だけの人生を見つける方が大変。
そのうえ、出る杭は打たれる。
でも、打たれてナンボ(笑)の精神で
良いは良い。
自分が悪ければ、とことん反省する。
謙虚とは
我が身の中の光に対して
己が、その程度に甘んじないために潜在的に持つ意識でしかない。
私たち日本人は「謙虚」と、他から打たれないための「防御」を混同し、錯覚して、それを美徳にすりかえている。

もし、優香が他から打たれて、理不尽と感じた時は、きっとあなたがパイオニアの時。
残念ながら
初めての何か、新しい何かに、すぐには共感できない人は多い。
とりあえず、予防線を張ってしまう。
それと
まだまだ゛封建的な慣習は、あちらこちらに。
そーいう予防線を優しく取り除くように、慣習の中にいながら、新しい、あなたのキラキラした個性の境界線へと変えられるか、は
あなた次第。
        

時間はかかりましたが、
今は、海外で得た経験や仕事の中で、
謙虚であるべき事 と、
臆病である事 の違いを認識できるようになりました。

今私が考えなくてはならない事は、
”謙虚”の種類 と レベル調整なのかも。


昨夜は、ミスユニバース北海道・オフィシャルカフェ"Ouchi"で
反省会+ミーティングがありました
ごはんが
おいしかった


 

とっても可愛らしい(お店の中にE.Tがいます )、
スープカレーのお店です。
スパイスのきいたスープカレーはもちろん、
ミスユニ・スペシャルコースで頂いた、そのほかのお料理も
とても繊細で、感動のおいしさでした
ぜひまたプライベートでも堪能させて頂きたいです

みなさんもぜひ足を運ばれてみてください!
www.mamma-cr.com/ouchi/

そして、ご感想は私のブログコメント欄まで(笑)
支配人には私から報告しておきますo(^皿^)o






前にご紹介したブログの中に、私がドレスを着て、パーティーに出席している写真があります。
その他にも、こちらはRoyal ascot
王室主催の競馬です。


エリザベス女王が私たちのすぐ前を通り過ぎました。
 

ドレスコードは、前の画像のパーティほどではありませんが、
帽子が必須です。
 

 


このような、素敵な席に私を招待してくださる、弁護士の先生がイギリスにいらっしゃいます。
いつも、私を応援してくださる先生は、

「ま、ゆうかちゃんみたいに若くて、こんなとこ来るって子も滅多にいないだろうけど、経験ってことでいいんじゃないっ」

とおっしゃり、私にLadyとしての振る舞いをも教えてくださる方です。

「ゆうかちゃんね、特にこういうところでは、ボトルになんか触っちゃだめだよ(お酌なんかしちゃだめだよ)。男を顎で使いなさい!Ladyはそのくらいじゃないと恥ずかしいんだよ。」
と、私にワインを注いで下さります。

先生が私に教えてくださったのは、”Ladyとしての品格”でした。
でもこれは同時に、男性自身の、”Gentleman”としての品格、の表れでもあるということなのです。

さすがに男性を顎で使うようなことはしませんが笑、
学生同士や友達同士の集まり会はさておき、
ヨーロッパで、会食や、お食事にエスコートしていただいた時、
私が”お注ぎ”したことは一度もありません。

混雑した街中では、男性が女性に、お先にどうぞ、と道を譲り
お先にどうぞ、とドアを開けます。

お食事に行けば、エスコートします、と手を差し伸べ
そろそろ出ましょうか、とコートを着せてあげます。
そして
食事中、彼女のグラスを空にはしません。

Ladies first は
決して女性が高ビーになる、ということではなくて笑、
女性がどれだけ、男性の紳士さを信じ、
そうできる男性を尊敬しているか、
そういうことを表すものなのだと思います。

もちろん私だって、
みんなでワインを注ぎあって、楽しく飲んだりもします。
でも今、内面の美しさをも試されるミスユニバースの大会で、
Ladyとしての品格が、いかに大切なことかを再確認しました。

輝く女性であること。
非常に難しいことですが、ここが私のスタートです。

 
職業はと聞かれると「ソプラノ歌手です」と答えます。
ソプラノ歌手って、自営業とでも言うのでしょうか 
「〇〇に勤めています」と言えませんので、漠然としていて、あまりピン と来ないかたもいらっしゃると思います。

今年の夏2011年6月30日にイギリスのロイヤルアカデミーオブミュージックという、音楽大学の声楽科を卒業しました。


大学での四年間で声楽科の日本人は私だけでした。
ですから、色々な国の友達ができました。
これは四年生の時のオペラシーンのフィナーレです。
ピンクの服を着た少女役が私です。


そして卒業式のなんと翌日の7月1日から
声楽科の皆でイタリアへオペラセミナーに行きました。
暑い暑~ぃイタリア
毎夜のオペラ公演
現地で張ってくれた、イタリア語のポスターです。
Yuka Watanabe, Sopranoの文字が見えますでしょうか
(ゆうかという名はYukaと書きますので、ゆか」さんと「ゆうか」の区別がありません)


夜遅くから始まる公演なのに、平気で(笑)小さな子がたくさんいます。
このように、屋外でのオペラ公演にたくさんのお客様が集まってくださいます。

 私が歌っているところです。

 
 青いワンピが私。


部屋は、二段ペッドが3台、計6人の大部屋壁はベニヤ板並みに薄く、みんなあまり睡眠は深くとれず
ある日は、同室の友人が体調を壊したり 
同室じゃない友人も体調を壊したり(笑)
それぞれの体力と精神力が試される2週間でした。
芸術家は個性が強いので 男の子も、女の子もこんなことも日常茶飯事。
私は持って生まれた天然体質のおかげか(笑)みんなの保健室みたいな存在だった気がします。

あっちへ行って、うんうん こっちへ行っては、そーかぃそーーかぃ(笑)
でも、そんな簡単なことで、色んなことが円満解決なんです。

みんな正直で、まっすぐで、感情がすごくはっきりしていて。
協調性はモチロン大事なのですが、
イイ音楽、いいステージを作る事を目指すなら、共演者同士が遠慮し合ったり、互いの能力に妥協していてはいけない、ということなのでしょう。

私はそんな環境が、なんとも性に合っているなと思います。
正直でいる事は私の特技のひとつですから(笑)

仲間のみんなと
 右端が私

 左から二番目が私

体力的には結構きつかったとはいえ、学ぶ事も多く、歌うことの手応えや喜びを知り、とても楽しかったイタリアの日々でした。

さて、
イタリアでのオペラサマーセミナーを終えてから、私は東京へと向かいました。
こちらは代官山ヒルサイドテラスでのイベント
 弟の絵が展示されました。
          ↑ 私です      
絵の設営から担当しました。お客様への説明をしているところです。

 ギターとバイオリンの伴奏で歌いました。
ベネズエラ大使館主催のイベントでしたので、各国からのお客様、そして日本の皇族のかたもいらしていました。

東京では友人えりかからもらった貴重な機会で
バチカン市国の大使様のお別れ会で歌わせて頂き
白百合女子大学のチャペルでも、ピエイエズという宗教曲を歌いました。

とっても濃い東京での日々が終わり
そして私は8月に念願の『英国就労ビザ二年間』を得ました。

ふたたびロンドンへと戻った私
こちらは英国王室主催のパーティです。
(このブログの最初に載せた画像です。)
 

パーティ
私が踊っている相手の方は、英国の将校さんだそうです。


こんな素敵な機会を頂けたのも応援して支えてくださる方のおかげです。

これは少し前の画像ですが
日本の震災復興チャリティーコンサート。ロンドンの教会にて。


まだまだ企画をして、日本の復興のお役に立ちたいと思っています。

そーーーして
日本へ帰ってきて、このミスユニバースのトレーニングへと入りました。
今はしばらくの間、
私の大切な母国の日本で 
ミスユニバースの活動に全力を注いで頑張る 気持ちで根性据えています

私が帰国した時だけしかできないけれど、それでも何年もレッスンを続けてくれている私のかわいい生徒

 こちら、歌のレッスン中本当にかわいいんですよ

このように、日本では、歌のレッスン、英語の個人レッスンをしています。
 Singing Teacherの資格証
今回は何をさておき、ミスユニバース優先ですので、コンサートの予定は入れていません。

これがソプラノ歌手: 渡邊優香のプチ 履歴書です





                         


私は小さな頃から、’言葉’が大好きでした。
文章を読む事も、そして何より、自分の思いや、考えを文字にすることが好きでした。
毎日のように詩を綴ったり、毎週トピックに合わせて自分の思った事を文にして、新聞に投稿していました。

そしてある時、私は文章を書かなくなりました。
文章を書くということ
それは、

記憶を辿る ということ
過去を掘り返す ということ
その時の状況や自分の感情を呼び起こす ということ
すべてを解析する ということ

この頃私にとって、これをすることはひどく難しいこととなっていました。

私の人生、
まだまだ
まだまだ
これからですが、
とりあえずこれまでを振り返ってみて
余りに稀なことの連続でした。

’普通’
という概念は人それぞれだとしても、
明らかに’普通’ではない
非常に面白い経験ばかりでした。



ひとつのコップには、
一杯分のお水しか入らない

ひとつのコップに、
表面張力を超えて
それでもお水を注ごうとすると

こぼれてしまう



23歳 渡邊優香は
非常に 泥臭い人間です


6年間のイギリス生活を経て、
日本語を忘れ、英語で生活をおくりました。

私は、そこで言語が好きな自分と出逢いました。
英語、イタリア語、ドイツ語、
そして日本語。

英語こそ、私の言語。
私が好きなのは、やっぱりヨーロッパの言葉。

そう思ったこともありました。

でも、

なぜ自分が日本人として生まれて来たのか
そこに立ち戻った時
日本語って美しいよな
と思いました。

だから私は、母国語を愛した。
だから私は、文章が好きになった。
だから私は、言語が好きになった。

そしてヨーロッパの素敵な言葉を通して
’美しい日本’を世界でより多くの人と共有することができたなら

素敵だな
と思いました。

それが、
私がここで一度、
世界から母国 日本へ戻ってきた理由のひとつです。


機械音痴の私は、このような機会でもなければ
ブログになんて、とてもではありませんが
手を出さなかったと思います。

でも今、私には、余りにも色々な思いがあり過ぎて
30秒のスピーチでは伝えきれない、
’私’を
’私の心’を
どうしてもお伝えしたい方がたくさんいて。

そしてふたたび
自分の思いを綴れる自分と出逢いました。

私のこの長文のブログを
読んで下さっている方々が、

私が’私’をお伝えしたい方々です。

いつも
本当に
本当に

ありがとうございます。

決勝戦の日から、あっという間に十日余りが経ちました。

25日のブログに書いたように、あの日は私にとって、いろいろな意味でとても濃い、特別な日でした。

一緒に本選を迎えた仲間と一緒に過ごした時間は短かったけど、この出会いはこれから先もずっと宝物だなと思っています。
そして、あらためて、ミスユニバースの選考大会ってすごく難しいんだなと実感しました。

私が専攻している歌などの芸術もそうですが、このミスユニバースにしても、これを決めるのは、人の主観。
ペーパーテストとは違ってはっきりとした点数の出るものではありません。

人生において、必ずしも、
努力をした人
才能がある人
選考基準に適った人
が何かに選ばれるわけではなく
’運’  ってとても大きく左右するものだと私は思います。

私はこのようなミスコンテスト大会に出場するのは、初めてです。
私が頂いた二位の結果は、仲間のみんなの
「努力」と「涙」と「思い」
を受け継ぐ、大きな責任と考えています。

一次、二次の審査発表時、ステージの上で自分の名前が呼ばれた後に感じたのは、安堵感と、そしてまた別の意味の緊張と不安感の入り混じった、複雑な思いでした。

もしかしたら全員の名前が呼ばれるのかもしれない!
なんてことを、ステージの上で本気で期待しました。
なぜ
誰かが去らなければならないのかが、なんだか悔しくて悔しくて。

努力は美しいです。
懸命に何かへ向かう姿は美しいです。
そして、みんな本当に心の優しい、愉快で、かわいらしくて、カッコ良くて、良い子たちですから。

コンテストの意味は充分に理解しているものの、控室に戻った時に、審査に通った者も通らなかったの者も抑えきれない悔し涙を流しました。
私は何度も涙で流れたお化粧を直してもらい、目の赤みをひかせてから控え室を出てステージに向かう!!
その気持ちと頭の切り替えが、この日一番に難しかったことです。

自分以外はライバル!
と割り切れるのがプロフェッショナルの意識、なのだとしたら、私がこの先その意識を持つことはありません。
ただし、控室を出たその時から、私はプロフェッショナル。
お客様には、最高の笑顔をお届けします!
そう前夜祭でお約束した通り、お客様の前へ向かう最初の一歩を踏みだす時、
感情のスイッチの切り替えをするプロフェッショナルです。

私はこの日、ふたつのエピソードを思いだしていました。
ひとつは、私がスピーチでお話しした、9歳の頃。
弟の骨髄移植で入院した時のことです。

6人の女の子部屋でした。
私が入院したのはたった10日間くらいの期間でした。
私は健康体で入院し、ドナーとして骨髄液を背骨から抜き取る手術をしただけです。
それでも術後の痛みで不安いっぱいになり、
家の自分のベッドで眠りたい
早く病院から出て外へ行きたい
と思いました。

その病室には、すでに何年も入院している、私よりも二歳幼い女の子がいました。
彼女は小学1年生でしたが、私と同じ小学3年生の教科書を広げて、勉強していました。

「いつまた治療に入って、薬の副作用で具合が悪くなって、勉強出来なくなるかわからないから、こうして具合の良い時に勉強しておくの。いつ学校に行っても、困らないように。早く学校に行きたい」と言って毎日、漢字の勉強や算数の計算練習をしていました。


彼女が小学3年生になることはありませんでした。


小児科病棟の日常は、私が当たり前に感じていた生活とは全く違っていました。
ニガくて気持ち悪くなる薬を我慢して飲んで、痛い検査を受けて、遊びたい欲求も抑えて、ワガママも言わずににこやかで、仲間に優しく思いやりを持って。
それでも、そんな辛さを経ても、必ず皆が望んでいた治癒につながるわけではないのでした。
なぜ
それはとても悲しく理不尽な結末が多くありました。


もうひとつ思い出したのは、その時の看護婦さんたちのエピソードです。

優しい看護婦さんばかりでした。
悲しい結末が起こったあと、看護婦さんは休憩室に入って行き、そしてすぐにまた笑顔で、いつも通りに患者のこどもたちに接して、テキパキと仕事をしていました。
当時の私は、それに気が付いていませんでしたが、のちに母から、
「看護婦さんたちは、休憩室で思い切り泣いて、そして気持ちを切り替えてあのドアをあけて、いつも通りのお仕事を続けていたんだよ」
と聞いて、胸がキュンとなる痛みとショックと一緒に、

プロフェッショナルとは、仕事を遂行するために、感情を押し殺すのではなくて、
そのお仕事を誇りにした上で、優しさや、共感する気持ち、受け入れる気持ち、そういうものを持ち続けながら、ある時はそれを切り替える強さが必要。
それがプロフェッショナルなのだと思いました。

あの9歳の日々から14年が経ちました。

私は今、こうして私自身の経験と、私にプロフェッショナルの後ろ姿を見せて、学ばせて下さった方々を思いだして、素敵な人間として生きたいと思っています。
連写
      
    

以上、写真のご紹介でした
てつあきさん、ありがとうございました 

今日のごはん!
朝: やきとり
   ブロッコリー
   おかかのおにぎり
   

夜:スンドゥブチゲ











2年前の夏晴れ


札幌ファクトリー ライブ以来お世話になっている てつあきさん


が彼のスタジオで、撮影をしてくださいましたカメラアップ




2012 ミス・ユニバース・ジャパン北海道ファイナリスト渡邊優香(わたなべ ゆうか)

















2012 ミス・ユニバース・ジャパン北海道ファイナリスト渡邊優香(わたなべ ゆうか)










2012 ミス・ユニバース・ジャパン北海道ファイナリスト渡邊優香(わたなべ ゆうか)




たくさん撮ってくださったので、またちょっとづつご紹介していきますね星




私には、色々な国に第2、第3、第4、第・・(笑)の父・母、きょうだい??たちが居ます目




私が前のブログを載せてすぐにメールをくれた第〇の父。いつもいつもすぐに手を差し伸べてくれる父はお祝いだよと言ってお花ブーケ1を贈ってくれました。




そして今朝はまた日本の第〇の父。


出会いはきっと、とても酷だったはずなのに、あれからずっと何年もの間、まるで親戚のように、心から私たち家族を応援して下さっている方


そのかたから頂いたメッセージをご紹介しますアップ




「この度は本当におめでとうございます。
賢治さんの絵画展に千人以上の来場があったこと(補足:弟は画家で、先月第7回目の個展を終えたばかりですアート)そして優香さんがみごと予選を通過したこと・・・。
どちらもお二人の努力と美津子さん(補足:私の母星)の愛情が評価されたのだと思います。


優香さんのブログも拝見しました。僕は心で泣き、妻はボロボロ泣いていました。




優香さんの優は人を憂うと書きます。


自分の悲しみだけではなく、人の悲しみや痛みを感じる心を持つ人と言う意味らしいです。


人を憂う心を持つことを優しいと言い、優しい心を持つ人は優れていると言うんだそうです。




優香さんのブログを読んで何故かそのことを思い出しました。いい名前ですね。」






23年間生きてきて、私は自分の名前の意味を知らなかった事に気が付きました(笑)えっあせる


これまで何度も、


”What does your name meanはてなマークはてなマーク





と聞かれ


”It means gentle fragrance黄色い花.” = ”優しい香りって意味だよニコニコチューリップ黄チューリップ赤

と、なんとも単純な返答をしてきました(笑)。





こんな素敵なことを教えて頂いて、自分の名前がもっともっと好きになりそうです。




2012 ミス・ユニバース・ジャパン北海道ファイナリスト渡邊優香(わたなべ ゆうか)




チューリップ黄 ニコニコチューリップ赤
優香ですチューリップ紫ニコニコチューリップピンク