私は小さな頃から、’言葉’が大好きでした。
文章を読む事も、そして何より、自分の思いや、考えを文字にすることが好きでした。
毎日のように詩を綴ったり、毎週トピックに合わせて自分の思った事を文にして、新聞に投稿していました。
そしてある時、私は文章を書かなくなりました。
文章を書くということ
それは、
記憶を辿る ということ
過去を掘り返す ということ
その時の状況や自分の感情を呼び起こす ということ
すべてを解析する ということ
この頃私にとって、これをすることはひどく難しいこととなっていました。
私の人生、
まだまだ
まだまだ
これからですが、
とりあえずこれまでを振り返ってみて
余りに稀なことの連続でした。
’普通’
という概念は人それぞれだとしても、
明らかに’普通’ではない
非常に面白い経験ばかりでした。
ひとつのコップには、
一杯分のお水しか入らない
ひとつのコップに、
表面張力を超えて
それでもお水を注ごうとすると
こぼれてしまう
23歳 渡邊優香は
非常に 泥臭い人間です
6年間のイギリス生活を経て、
日本語を忘れ、英語で生活をおくりました。
私は、そこで言語が好きな自分と出逢いました。
英語、イタリア語、ドイツ語、
そして日本語。
英語こそ、私の言語。
私が好きなのは、やっぱりヨーロッパの言葉。
そう思ったこともありました。
でも、
なぜ自分が日本人として生まれて来たのか
そこに立ち戻った時
日本語って美しいよな
と思いました。
だから私は、母国語を愛した。
だから私は、文章が好きになった。
だから私は、言語が好きになった。
そしてヨーロッパの素敵な言葉を通して
’美しい日本’を世界でより多くの人と共有することができたなら
素敵だな
と思いました。
それが、
私がここで一度、
世界から母国 日本へ戻ってきた理由のひとつです。
機械音痴の私は、このような機会でもなければ
ブログになんて、とてもではありませんが
手を出さなかったと思います。
でも今、私には、余りにも色々な思いがあり過ぎて
30秒のスピーチでは伝えきれない、
’私’を
’私の心’を
どうしてもお伝えしたい方がたくさんいて。
そしてふたたび
自分の思いを綴れる自分と出逢いました。
私のこの長文のブログを
読んで下さっている方々が、
私が’私’をお伝えしたい方々です。
いつも
本当に
本当に
ありがとうございます。