レーシングドライバー・脇阪寿一選手が
中心となって立ち上げた
モータースポーツファンが被災地に義援金を募るサイト。
※もちろん業界で働く人のみならず、
レースファンの方、そうでない方も
どなたからでも義援金を募集します。
但、振込には手数料がかかります。
私も微力ながらこの活動に賛同し、
HPのトップ等にもバナーをリンクし
義援金も送金させていただきました。
昨日は秋吉選手と小原さんの取り組みを紹介しましたが
他にも色んな動きがあるようです。
バイクレース活動を応援する
i-Factory社長の五百部(いおべ)監督の日誌。
ただいま全国各地のバイクショップ等を拠点に、
ガソリンを無駄遣いせず物資を運べないかという試みで
『物資リレー』を始めています。
第1便は本日朝に雪深い新潟経由で出発しました!
それから被災地に住んでいらっしゃる
レース関係者の方々のブログ等が
(電気が通じて)少しづつですが
更新されているのでよければご覧下さい。
来月仕事で行くはずだった菅生サーキット
(スポーツランドSUGO)のスタッフさんによるブログです。
現地の写真などもアップされていますので、
サーキットの様子がよくわかります
(※西コースだけど)
被災地・仙台を拠点にレース活動をする
バイクショップの店長でもある横江竜司選手のブログ
(震災の直前にお子さんが産まれたばかり!)
仙台在住の全日本ロードレースJSB1000クラス唯一の
DUCATIライダー。
地震当日は筑波の帰りで無事だったそうですが、
ファクトリーや会社は (建物の倒壊はなかったものの)
中がぐちゃぐちゃで片づけに追われているそうです。
須貝さんの「現在」というエントリーは考えさせられる一文です。
2010シーズンからSUPER GTに参戦している
「Team A speed」名古屋から監督さんが
仙台の社員さんやパーソナルスポンサーさんのもとへ
実際に物資を届けた現地の様子が
写真付きで更新されています。
個人的に物資を届けるのがいいことなのか?
という議論よりも、どういう方法であれ、
被災された現場の方に届けばいい、
困っている人が支援を求めて、
そこにピンポイントで届けることが出来るなら~と
私自身は思っています。
届ける人たちも細心の注意を払って、
自分たちが移動することで、
被災者の方々に迷惑にならないよう頑張っているワケだし。
救援物資は政府からも企業からも
大量に送りこまれているのに、
避難所に届かない現状があるから
「個人でモノを届けた方が早い」ということになるのだと思う。
被災地が広範囲なので情報や
物資が入ってこない地域もまだまだいっぱいあるみたい。
特に津波の被害と原発の影響で避難地域や
屋内待機になっている福島県は
被ばくを恐れて物資を届けたくないと、
トラックが入ってこないため、
物流機能がマヒしている地域も多いそうなんです。
被災地に行っても、物資を届けにいったハズの自分に
飲み物を渡そうとしてくれた、など
胸が熱くなるようなエントリーもありました。
レース業界はガソリンを使う業界だし
「この非常時にレースを開催!」っていうと
批判を生む業界かもしれないけれど、
ライダーもドライバーも自分たちが使っていた
大型のトラックに物資をいっぱい詰め込んで
被災地に届けたり、
ガソリンをドラム缶単位で運んだりもしています。
今はみんなが「自分たちに出来る事はなにか」って
一生懸命考えてる。
私も明日から鈴鹿サーキットで仕事ですし、
人が多く集まる場所でMCとして何が出来るのか・・・
引き続き考えていきます。