今の自分に出来ること | MCワカのしれっと徒然。

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2022年4月から1年間の海外移住なう

東日本を襲った大震災から1週間が経っています。


少しづつ、ニュースだけでなく、

現地の方々のブログやメッセージを見る事が

出来るようになってきました。


支援の手も入り始めてはいるけれど、

まだまだガソリン不足の問題や

各地に支援物資が届かない現状など、

問題も露わになってきました。


首都圏を始め、中部ですらトイレットペーパーが

売り切れている店が多数あって

「不要な買占めはやめよう!」という声も上がっているほど。



しかしニュースを見ていると、

被災者の方々がお年寄りや赤ちゃんを優先して、

自分たちは車の中で身をよせあって避難していたり、

避難場所になっている学校の高校生が

ボランティア活動を率先してやっていたり、

声をかけあって励ましあったりする姿も多くて・・・

被災してない自分が勇気づけられる事が多々あります。


そうかと思えば、津波に巻き込まれながらも

なんとか屋上に逃げたのに

救援が届く前に亡くなってしまった命もあって、

現場に居合わせた人は

そういう命を助けられなかった事に無力感を感じて、

自分を責めていらっしゃる方も多いんだそうです。


それでも。


何もかも無くしたのに

「命があっただけでも」と感謝をし、

極寒の東北で暖房もわずかで、

毛布にくるまるだけの状態で「大丈夫」と答える被災者の方々。


・・・強いです。日本人はすごい。


そして被災者の方々を助けるため

現地で救出作業をされている自衛隊や

消防や機動隊の方々をはじめ、作業に当たっている皆様。


警察の方々や被災者の方の健康を見守るお医者様たち。


災害ボランティアの方も含めて、ありがとうございます。


何より、現在進行形の脅威である

福島の原発で作業をされている現場の皆様に心から敬意を表します。


被ばくの恐怖と戦い、命をかけて任務を果たす方々に感謝します。


さらに、その作業に当たる方々に対し、

覚悟を決めて送りだして下さった家族の皆さんにも感謝します。


「誰かがやらなければ」という名のもとに、

現地で作業をしているレスキュー隊員の皆様の士気の高さ・・・

尊敬します。


こういった方々に対し、自分は本当に何か出来ているのか?


自分たちが普段通りの生活を出来ることには感謝をしつつも、

被災地に対して無力だと感じたり、

あるいはこの週末を利用して遊びに行ったり

旅行に出ることに罪悪感を感じる人もいるかもしれません。


自分もこうしてPCに向かい、

電気を使い、暖かい部屋で過ごしたり、

たっぷりお湯のはった湯船に浸かることにちょっと抵抗を感じます。


でも後ろ向きではいけない。


今、私は鈴鹿サーキット で仕事をしています。


この3日間の仕事は、

震災の影響で自粛という案も挙がったようですが

開催されました。


イベント業に携わり、他のいくつかの仕事がキャンセルになっていく中

こうして仕事が出来ることに感謝します。



そして、遊園地に遊びに来てくれた

“おともだちのみんな”は

地震の実態をあまり把握出来ない幼い子がほとんど。


春休み、家族で遊園地で遊べるのを

心待ちにしていた子ばかりでしょう。


そんなみんなを前に暗い顔はしていられません。


今、目の前にいる人たちに笑顔を。


被災地のみんなに笑いや笑顔を届けることが出来るのは

もっと先かもしれないです。


でも西日本で元気をためて、

東日本に届けられるよう、出来ることをすこしづつやっていきます。


この3日間は

いつものTEAM MITANI・小川友幸選手と柴田暁選手に加え

自転車トライアルちびっこライダーが3人登場しています。


リュウキくん、ヨヒトくん、ユウキくんの3人と

一緒に少しでも多くの皆さんに

「トライアル」という競技の魅力を知ってもらえるよう

微力ながらアナウンスをさせてもらってきました。


この組み合わせでのデモは初で、

ちびっこもちょっと緊張してましたがよくやってくれました。


やっぱりお客様は少なかったけれど、精一杯出来たと思います。


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21日まであと2日間頑張ります☆