おはようございます。コーチの石崎舞子です。
コーチ・エィ代表取締役の鈴木義幸のこちらのコラム↓
コーチングを学んだ人は知っていますが、知らない人のために一部抜粋します。
「承認」と聞くと、「ほめる」ことを連想される方もいるかもしれません。
確かに「ほめる」というのは、相手が出した結果に評価を添えて承認していると言えます。つまり「結果承認」です。
ですが、相手のやる気を起こさせたり、エネルギーをチャージさせたりするコミュニケーションとして「結果承認」を使っていると、相手はいずれ何らかのタイミングで“ガス欠”になる恐れがあります。
ある英英辞典には、アクノレッジメントとは「その人がそこにいることに自分は気が付いている。それを相手に伝えること」と書かれていました。
これこそがまさに「存在承認」です。
先ほどの「結果承認」も広義にはアクノレッジメントのひとつです。
しかし結果が出ていなくても、存在そのものを愛しく感じるようなアクノレッジメント、つまり存在承認が人には絶対的に必要になります。
(中略)
心理学では、「Unconditional Love(無条件の愛)」を、おじいさんやおばあさんから受けた子供は、とても精神的に安定した人に育つと言われます。
親は、どうしてもしつけという観点から、何かできたらほめ、できなかったり間違ったりしたら叱る、ということをやりがちです。
でも、祖父母は、そうした育成責任から少し解放されていますから、とにかく子供を無条件に受け入れる傾向が強い。
そうすると子供は、「結果承認」の前に、「存在承認のシャワー」を継続的に受けることになります。
結果、自分の価値というものを、過剰に周りの判断に依存しなくてよくなる。
自分の存在は、「そもそも肯定されている」というのがデフォルトですから。
言い方を変えれば、周りに自分を認めてもらうために行動を起こしたり、発言をしたりする必要がなくなるわけです。
多くの人が”承認”で連想するのは『結果承認』だと思いますが、実は『存在承認』の方が大事。と私は思います。
『自分の存在は肯定されている』がデフォルトだから、他者に認めてもらうための行動は必要なし、自分の思う通りに行動できます。
精神的にも安定しますから、凹んでも回復が早い。
自分の存在が肯定されているから、何度でも再起する。
◆ステップメール【ワーキングマザーに贈る10通の手紙】のご案内
仕事・人間関係・子育て・夫・自分自身のことについて、知っておくと便利なお話を1日1通合計10通のお手紙としてお届けします。
配信終了後は、メルマガ『ワーママ的らくらくコミュニケーション通信』が配信されるよう自動で切り替わります。(配信停止ご希望の方は即解除可能です)
ステップメール【ワーキングマザーに贈る10通の手紙】の読者登録はこちらからお願いします
◆メルマガ【ワーママ的らくらくコミュニケーション通信】のご案内
ワーキングマザーがラクになるためのコミュニケーションのコツをメルマガで紹介しています。(平日の月~金、毎日配信。土日祝はお休み)
テーマは、キャリアのこと、職場の人間関係のこと、夫とのこと、育児のこと・・・ワーキングマザー360度全方向、日替わりです。
ワーママとしての実体験とコーチとしての見識を織り交ぜた数々の事例をご紹介しています。
理論を知り(誰でも理解できます)普段のコミュニ ケーションで試してみるだけで、実際にコーチングを受けなくても一定の効果が得られます。