腰部脊柱管狭窄症・手術から5週後 寝起き痛の正体とは | 腰部脊柱管狭窄症・内視鏡手術体験記

腰部脊柱管狭窄症・内視鏡手術体験記

腰部脊柱管狭窄症。内視鏡手術が奏功。自身、決断前にネット検索しまくったが、ズバリの体験記は見つからず。基本的にファクトのみ、備忘も兼ねて記録。よって、コメント等はいただかないこととした。

 退院後最初の通院日を迎えた。

 寝起き痛は解消してはいないが、だいぶ楽になってきている。痛みの10段階評価で、退院1週目の寝起き痛が7なら、現状2から3といったところか。それも右脚だけで、術前に痛みと痺れに悩まされた左脚に全く問題はない。さらに、自分なりに色々やってみるうちに、うつ伏せ寝で匍匐前進の様に両脚を動かすとか、立ち上がって腰に両手を当てて伸び上がるとか、腸腰筋の靭帯付近を指圧するとか、短時間で痛みを軽減できる方法があることも分かってきた。いくら歩いても間欠性跛行は出ず、かえって痛みは霧消してゆくことからしても、どうやら脊柱管狭窄の影響が右脚に出てきたというわけではなさそうだ。
 以上をかいつまんでドクターに相談。ドクターの説明も同様で、寝ている間の姿勢とか、体の使い方の影響と思われるので、ちょっとした時間に腰を反らすなどのケアをすることにして、様子をみましょうと。考えてみれば、症状が悪くなった頃から、腰を少し前かがみにするのが癖になっており(そういえば入院時の身体測定で身長が1センチ縮んでいた)、術後は痛みへの恐怖でなるべく腰を反らさないようにしてきた。寝起き痛の正体こそ、単に体が固くなった影響ということなのかもしれない。今後は少し思い切って体を動かしてみることにする。平素の姿勢にも気をつけて生活してみよう。
 術前は休み休みにしか歩けなかった病院までの道も、普通に歩けたことが嬉しい。