腰部脊柱管狭窄症・内視鏡手術から1か月の雑感(仮) | 腰部脊柱管狭窄症・内視鏡手術体験記

腰部脊柱管狭窄症・内視鏡手術体験記

腰部脊柱管狭窄症。内視鏡手術が奏功。自身、決断前にネット検索しまくったが、ズバリの体験記は見つからず。基本的にファクトのみ、備忘も兼ねて記録。よって、コメント等はいただかないこととした。

 手術から約一か月。取り急ぎ、現時点の雑感。今後の経過次第では内容を変更する可能性もある前提で。

 検索エンジンに「腰部脊柱管狭窄症」「内視鏡手術」のワードを入れると、勝手に「失敗」「後悔」「後遺症」などのネガティブワードを加えた検索を提案してくる。自身そうであったように、手術を検討している人の関心が高いと思われる、これらの観点も意識しつつ、以下雑感。
 飽くまでも、自身の症状、筋力低下の程度、デスクワークという就業形態、ベースとなる体力、どちらかというと楽天的な気質、選択した術式、とられた麻酔方式などなどを前提とした、個人の感想に尽きる。他人に手術を勧めるものでは全くない。しないで済むならそれに越したことはないだろう。
  •  手術を選択してよかった。恒常的な臀部・大腿部の痛みと間欠性跛行から完全に解放されたことが最大のメリット。これを成功と言わずして何と言おう。
  •  傷の周囲の腫れないし盛り上がりはこの一か月でほぼ解消した。痛みも違和感もない。背筋の谷間が元どおり見えてきた。
  •  勝手に名付けた「寝起き痛」はまだあるが、痛みの強さは退院当初より随分と軽減したし、動き始めまでの時間も短縮。既に痛み止めは服用していない。
  •  左脚の筋力も相当に回復。左足のみでの爪先立ちはまだできそうもないが、怪しかった片足立ちは造作無くできるように戻った。細くなっていた左ふくらはぎに筋肉が戻り太くなってきた。
  •  術前は左足がバタついてしまって走れなかったが、爪先で地面を蹴る動きが戻り、小走り程度には走れるようになった。
  •  この調子で行けば、早晩寝起き痛からも解放されるものと期待している。
  •  以上から、手術を選択したことに全く後悔はない。
  •  自分の場合はかなり経過が順調なのかもしれない。一方で、自分は、他の持病等がなく体力もあり、手術直後から積極的に歩き、コツコツと筋トレも行ってきたが、それでも寝起き痛に悩まされた。これを考えると、何歳になっても受けられる手術とはいえ、更に高齢になってからでは辛い面もあるのではないか。その場合、寝起き痛等を解消できなければ、それが後遺症と称されることにもなろうかと想像。