こんにちは
3年前の今日、あの東日本大震災が起きた日です。
私は単身赴任中で八王子の社屋4Fのミーティングルームに居ました。
最初の揺れから明らかに違う揺れを感じ、ただ事ではないと思った私は他の同僚と為す術もなく、必死に机につかまり、先ずは揺れが収まるのを必死に待った。
当時、社内で避難誘導員だった私は、揺れが落ち着いた後、3Fメインフロアに行き、安全確認、点呼を行い、担当課員を引き連れ公園へと誘導避難した。
公園に到着後も時々余震は感じられ、恐怖もまだ収まらない状況でした。
気が付くと震源地、震度などの情報を各自携帯で懸命に調べてました。
携帯で報じていた東北の惨状の光景を目にした時、全員が凍り付きました。
まるで映画か何かを流しているかのように思いたかったが、それは現実でした。
社内にも東北出身者もいましたし、被災地の営業所での安否も気になるばかり。
とにかく全てが無事にこの災難を乗り切ってくれることだけを祈りました。
でも・・・。
3年前の今、あなたは何を思ったか?・・・
多くの人が大切な人の顔が浮かんだのでは無いでしょうか?
回線が混雑していて安否の確認もできない状況の中で、大切な人が生きているのか確認したい。
そして、自分が無事なことを大切な人に早く伝えて心配させないようにしたいと。
大切な人を思うこと。。
自分にとって最も大切な人は誰か?
その人のためにやり残したことは無いか?
感謝の言葉をきちんと伝えてきたか?
自分が悪かったと謝ったか?
そして、その人を許すことができていたのか?
色々なことに気づかされ、考えさせられた1日でした。
そして死は、自分にも突然情け容赦なくやってくることを認知し、だからこそ命の大切さ、時間の大切さも改めて痛感しました。
【大切な人を大切にすること】
それが3年前の今日、
亡くなられた方々の大切なメッセージの一つではないか。
自分の為だったら頑張れない人も、
大切な人の為だったら頑張れるはず。
私はその直ぐ後、大学時代から長年吸い続けていたタバコを辞めた。
そして、郷里の親父の介護をする為に、会社を辞める事も決心した。
自分にとって、3年前の今日は自分の人生、生き方が変わった日。
最後に、
謹んで東日本大震災で亡くなられた方のご冥福をお祈りしたい。
by ヨッシーパパ