先達って母がリウマチと判明したことの成り行きを
ブログとして私事を衆目に晒すのを少々迷ったが、何事も今を生きてるうちに。
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先日のスロットカーUSRRC大会の帰り、母の入院先の東急病院まで見舞った。
そこは何かの偶然か、町田レーシングパラダイスからは電車一本で行けるところ。
60s スロットカー<USRRC-Rd.2> (ameblo.jp)
足が痛くて歩けない、と急遽入院したのだが、以前から変形性膝関節症とは言われていた。
入院翌日に私が手続きに訪れた時、ドクター所見は「老化による膝関節症だから車椅子か人工関節にする位しか解決法がない」とのこと。
しかし、入院後約一週間たってリウマチが原因と判明、そのエビデンスは血液検査。
そして、こちらの病院では痛み止めとリハビリ以外の治療ができないからと別の病院を紹介するとの事。
ネットで調べてみると、この病院のスグそばにリウマチ専門のクリニックがあった。
なぜそこを紹介しないのかを尋ねたら、口を濁して一旦退院後に紹介先病院を受診して頂き、それからどこでもご近所など都合良い所に転院されても良いでしょう..とよく分からない説明。
ここで治療できないなら何日間も放置(と言っては語弊があるだろうが)しないで、徒歩数分のトコロから専門医を呼んでくれるとか、或いは逆に、ここに入院しながら(∵クリニックには入院設備はないから)好き勝手に専門医に行ってください、とナゼ許してくれないのか..この病院から車椅子を貸してくれれば私が押して行ける距離なのだが。
救急車から当日入院させてくれた事には感謝したいが、やはり大病院にとって医療はビジネス、患者ファーストとはいかず、たとえそれが合理的に患者のため治療のためでも、院内の車椅子を院外に出し(て近くの専門医まで、なんて)など絶対許されない事と理解するしかない。
あぁ、国境警備隊相手に一歩も引かなかった主人公(=バジュランギおじさん)ならどうしただろうか?..インド人でなくても建前ばかり押し通す組織が嫌いな私だが、彼のようなパワーはない。
今、自分にできる事は、母が一旦の退院後に自宅で少しでも過ごしやすいようなハウスチューニング。
先ずは、段差解消。
酒樽ベースの工作台でハンドグラインダーで木材をテーパーカット。
短い刃先でも何とか切れた(と言うより無理やり削り落とした)が表面がびどく凸凹に波打っている。
ホビーカンナで、そこそこ平らにできたので、取付用段付き穴を開け、塗装。
だが現地(実家)に持って行くと 反りや部分的な高さがあわなかったりと、ピッタリ付けられない。
自宅に戻って、もう一度ホビーカンナで調整。
削り節なら十人前はとれた(^^;)
嬉しきことは、いつの間にかガレージに天使Mちゃんが現れ、木屑掃除を..
”バジュランギおじさん” ではないが、無償の愛をもらっていたのは、むしろ私の方だったのだ。
再度、実家にもっていき、
何とか納まった。
一応、手すりも取付けた。
でも本人でないと分からない不便もあるだろうから、
退院したら色々と相談しないといけない。
PS
(左側フォト) ケアマネ紹介業者が(リースで)トイレの手前に付けてくれた手すり
だが、電灯スイッチと干渉するし天地方向の突っ張り棒なので、掃除がしずらい。
(右側フォト)その手前に手持の手すりをつけて..
(左側フォト) リースの突っ張り棒式手すりは取外して、
(右側フォト) トイレの中に入れ、動線を増やした。
これだけ掴むトコあれば壁伝いで移動しやすくなる。
洗面所・風呂場入口の段差は、スロープを手作りしてる時間が無いので既製品を入手。
だが、床が変形して反りも高さも合わずガタガタするので、カッターの刃で調整し
左右どちらからでも入れるように..
今回の事で、スロットカー仲間のドクターにも貴重なアドバイスをいただいた。
今の世でもメカニズムが十分わかっていないリウマチは、口腔フローラなど免疫系の影響があるとのこと。
ネットで見ると新薬を使わず免疫系からの治療アプローチしている専門医さえあった。
また、アメリカの叔母からは、3年間リウマチで悩んだが復活した友人♀の詳しいハナシも。
曰く、最初に Xeljanzを処方されたが副作用が深刻で、Rinvoqに代えたら快方に向かい出したこと。
また、沢山のリサーチで eating green vegetables and avoid sugars, foods made from flour..
つまり野菜を多く食し砂糖と小麦粉を控えて回復、今では趣味の釣りに行っているとのこと。
クスリの相性はヒト其々かも知れないが、私も美味しいスイーツが身体にいいとは到底思えない。
実際 母に聞いてみると、足の痛みからしばらく歯科医に行くのを躊躇していたことも分かった。
それにしても、人の情けは 何よりありがたい。
かって亡父が使っていたボロボロのハンドグラインダーも一度動かなくなったが、コードを修理、秋葉で入手したカーボンブラシに替えて復活。
私は、父だったらどうカットするかと考えながら..そして(基本 無神論者のくせに) 作業中は(鋭い刃先でケガしたくないので)亡父の加護を念じてしまった。
衰えた腕で なりふり構わず作業してると、お隣の天使が我がガレージに顔を出して掃除をしてくれたり、
自分は幸せ者だ。
(我が天使のバースデー、公園に連れてくとクラスメート達。
..勝手に選んだ Tシャツ気に入ってくれたかな?)
唯、私が いくら元気に存命されることを母親に願おうとも、個々のヒトの命は限りがある。
それは、誰しも、そして私自身も同じことなのだ。
気休めだとしても、そんな いのちを繋ぐ孫がいてくれたら..と叶わぬ思いがつき纏う。
でも みんな、ありがとう。