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おこげめん鈴鹿名物に 市長も試食、太鼓判

米粉を使ったご当地グルメ「鈴鹿おこげめん」をPRしようと、開発した市民グループ「鈴鹿穀菜人(こくさいじん)」のメンバー4人が13日、鈴鹿市役所を訪れた。末松則子市長に試食してもらい「鈴鹿の新しい名物」としてのアピールを依頼した。

鈴鹿おこげめんは、鈴鹿産の米「みえのゆめ」7割、小麦3割で作っためんをゆで、焼きうどん風に仕上げた料理。たまりなどの調味料や野菜、豚肉、卵などほとんどの食材が鈴鹿産で安価に作れるのが特徴という。現在は市内の飲食店3店舗で提供している。

しかし隣接する四日市市のとんてき、亀山市のみそ焼きうどんといったB級グルメに比べて知名度が低いため、末松市長にトップセールスを求めた。

末松市長は「すべて地元産なのがうれしい。食感が良く、売れると思う。どんどんPRしたい」と太鼓判を押した。問い合わせは市商業観光課へ。

出典:中日新聞

安心して食べられる/道の駅が地産地消バスツアー

香川県内で育てた野菜や果物などを地元の人に食べてもらおうと13日、さぬき市や高松市の生産農家を回るバスツアーがあった。参加者は農園や牧場を見学し、地元農業に理解を深めた。

ツアーは、地元産業の現状を知ってもらい地産地消の意識を高めてもらおうと、高松市の「道の駅 源平の里むれ」が初めて企画。県内の主婦ら33人がイチゴ畑や牧場など4カ所を訪問し、農家の取り組みや工夫について学んだ。

このうち、さぬき市造田宮西の飯田農園では、参加者がモモの収穫を体験。モモを傷つけないように、両手で包み込むようにしながら、丁寧にもぎ取った。この後、生産者から「必要のない枝を落として太陽の当て方を変えるなどして管理を徹底し、高品質のモモをつくっている」などと聞き、農業の苦労を実感していた。

ツアーに参加した高松市牟礼町の小山等さん(68)は「農家の仕事を知り、地元のものは安心して食べられると感じた」と話していた。

出典:四国新聞

給食不安払拭へ/県教委が牛肉産地確認通知

福島県南相馬市の農家が出荷した肉用牛から放射性セシウムが検出された問題で、香川県教委は13日、学校給食を実施している県内の各市町教委や県立学校などに対して、牛肉の流通ルートを管理するための個体識別番号を活用し、牛の産地や飼育地の履歴を確認するよう通知した。一方、県内のスーパー各店では仕入れルートが異なっているとして、「福島県産の牛肉の取り扱いはない」とする張り紙を張るなど安全性のPRに努めた。

通知は、食の安全に対する注目が高まる中、給食への不安を払拭(ふっしょく)するのが狙い。

香川県教委ではこれまで、各市町教委に産地確認を依頼していたが、今回は個体識別番号の活用を呼び掛け。産地だけでなく、飼育地の履歴を確認してもらう。

さらに、福島第1原発から半径20~30キロの「緊急時避難準備区域」と「計画的避難区域」の牛の肉と確認された場合は、「実施主体となる各市町の判断となるが、危険と思われるときは使用を控えてほしい」と話している。

野菜や魚など他の食材は、地産地消を拡大してきたことで、ほとんどの市町が県産食材を軸とした給食を提供している。牛乳に関しても中四国や九州で生産されたものが、ほとんどを占めており、「現時点で問題はない」という。

県産で補えない食材についても、文部科学省が1997年に示した衛生管理の基準に基づき、生産地や納入業者、品質などを毎日確認しており、学校給食の安全を確保しているという。

出典:四国新聞