「アサイです~!」
「ラムっすラムっすラムっす~!」
「だから、何故そう成った!」
「ラムっす!」
「二人、合わせて…」
「アサイラムです!」
「コンビ名は、パク/オマージュです!」
「好きだと、言ってくれる人!ファンクラブにも、支えられ!」
「感謝感激っす!」
「『シャークネード式映画批評』!」
「でも、此のタイトル、イケてるかは…」
「2020最初、年始に観た、作品が…今やもう、4月!ブログ書いてるR太って阿呆が、サボってました!」
「R太の、阿呆~!」
「認める!そして、その間に…世間は、大変な事に成っております…が、しかし!我々の任務は変わる事が、有りませぬ!」
「やる事に変化は、無いっす!」
「有りません!言い換えれば、しょーも無い内容も、変わりません!そして、今回は…凄~い凄い作品、来ました!」
「濃いっす!」
「伝説…伝説!」
「『死霊の盆踊り』!」
「タイトルからして、凄い!」
「伝説的、名訳っす!」
「勿論、正しく原題通り、じゃ無いですが…」
「此の、凄いタイトルがしかし、正に内容ピッタリという話っす!」
「『史上最低の映画監督』エド・ウッドが、今作ではプロデュースに回ってますが!」
「『最低』に揺らぎは、無いっす!」
「トップレスの、お姉さん達!」
「踊りの、『様な物』タップリ、見せてくれるっす!」
「本当、『様な物』で、あれを『踊り』と呼んでしまっては踊りという物に、失礼かと思われ!」
「『盆踊り』というのも盆踊りに、失礼っすよね~本当は…」
「話自体、何がしたかった意味不明な所も!」
「実は、そういったジャンルがその当時、有ったらしいっすが…」
「イメージとしては、満月の墓場で、死者と地獄の支配者っぽい『夜の帝王』と『夜の女王』が、人間の様々な罪、欲望を具現した生き様、死に方を見せた美女の亡霊呼び出し、舞いを踊らせて、闇の饗宴に興じる…みたいな?」
「しかし、現実に、画面内で起きてる事はっすが…」
「夜の道を、男女カップルが車を、走らせてます!」
「男は、小説家らしいっすが、ホラー書くインスピレーション得る為に、夜の墓場に行こうとしてるっす!」
「女性の方が余りに怖がるので、やむを得ず、引き返そうとしますが、何故か運転の自由が効かなくなり、車は事故に!」
「何故か、全然怪我はして無い二人が目を覚ますと、墓場で目にした物は…」
「先程説明した様な、イメージ・設定が有るんだろうな~と想像される世界観の元!」
「延々ひたすら、色んな女性の、踊りみたいな物を見せられるっす!あくまで、『みたいなもの』っす!」
「一応、『誰よりも、黄金愛した女』とか、設定に沿ってるっぽい衣装を着てますが、皆さん途中で、トップレスに成ります!」
「恐ろしく、興奮させられないトップレス'…不思議っす!」
「最初は、物陰から見てますが、途中で捕まって、『我等の仲間に成ってもらう(つまり、死んでもらう)が、その前に祭りを楽しませてやろう』なんて事言われて、石柱に縛られてます!」
「二人の、命運や如何に!これ程、気に成らないのも或る意味、凄いっす!」
「『夜の帝王』で出て来るのは、クリスウェルという人で、当時、本物の『予言者』として中々、有名だったらしいですが…」
「銀髪の、上品って言えば上品、怪しいっちゃ怪しい…衣装の安っぽさ含めて、単なるおっさんっす!声だけは、上品っすが!」
「『夜の女王』も、申し訳無いですけれど…おばさんですね~!」
「衣装、セット、酷いっす!」
「呼び出されて、舞いを舞う…という思い入れで、『踊りの様な物』を見せてくれる女性陣の皆さん、ただ、『酷い』と切り捨てちゃうと酷かもで…」
「撮影の仕方が、つまり酷いんっすよね~要するに!」
「撮ってる時は、音楽流れてもいなかったと思われ!」
「後から付けたっぽい、背景の音楽は、ただ…1つの、ジャズバンドかなんかが映像見つつ即興的に、演奏したかと思われるっすが!」
「此処だけは、実に素晴らしいです!」
「ただ、その為に…女性陣の、踊りの『様な物』っぷりも、際立つっす~!」
「興奮させられない、トップレスの、踊りの『様な物』です!」
「延々と、続くっす!」
「ひたすら、それだけの映画です!想像、付かないかもですが…」
「採点、しましょうっす!」
「まずは、『アイディア』だが!」
「延々、トップレスの女性が、踊りっぽい事をする…だけの作品撮ろうと考えたのなら、或る意味凄いアイディアっすが!」
「実は、それ自体は…さっきも言った様に当時、まあその『ソフトポルノ路線』みたいな物が、有ったみたいなんですね~ただそれが致命的に、下手くそだっただけで!」
「『アイディア』は、無いんっすよね~!」
「『0.15シャークネード』!」
「『ぶっ飛び具合』っすが!」
「結果的に、そうなった部分も有りますが、史上最も、ぶっ飛んだ作品かもしれませぬ!」
「比べれば、『プラン9・フロム・アウタースペース』は実に、真っ当な作品だったっすよね~!」
「81.4シャークネード!」
「『シャークネード』超え記録、更新!小数点付き、も特別っす!」
「『俳優』だが!」
「クリスウェルさん、そこそこ存在感は有るっす!」
「作品中に『名演技』存在しないのは、製作陣がまず問題だしな~!」
「とは言え…まあ…水準高くは無いっすよね…」
「0.03シャークネード!」
「一応確認するっすが、『CG』採点するんっすよね…」
「常に、する!CGなんて存在しない時代の作品なのは関係無い!『0シャークネード』!」
「やれやれっす…」
「『アクション』だが!」
「或る意味では、っすが!」
「そう、或る意味ではな~凄い『アクション』のオンパレード…」
「トップレス女性の、踊りもどき…強烈なる強烈なる、何物かっす!」
「強烈なる、アクション!」
「忘れ難いっす!」
「ただ、全ては、結果そうなっただけ
だしな~!」
「通常の意味での、『素晴らしい』と違うっす!」
「『0.02653シャークネード』!」
「出たっすね~訳判らない、数字!」
「『ロマンス』だが…」
「主人公一応、カップルなんっすが…」
「別れた方が良いんじゃないか疑惑も、感じられたがな…」
「要素が、全くゼロかと言われたら何かしら、盛り込んではいると言えない事も無い事も無い事も無い、位っすか?」
「『0.00000001シャークネード』!」
「妥当っすね~!」
「『音楽』だが!」
「これが、実に…意外、というか!」
「言った様に、良かったんだよな~!」
「はっきり、テーマ曲といった事でも無いんっすが!」
「女性陣の『踊りの様な物』のバックで、画面に合わせる様に流れる演奏…レベル高く、熱いです、真面目に!」
「さっきも触れましたが、当時の、バックグラウンドミュージック専門にしてたジャズバンド辺りが、映像観ながら即興に、付けていった感じっすよね~!」
「ドラム、トランペット、サックス…とにかく音が、良いんだよな~!」
「欲しいっす、音源CD!」
「22.6シャークネード!」
「半端な数字はやっぱり、色んな微妙感表してるっす!」
「そして…『感動』だが!」
「難しいっす…けど、もう、あれで良いんじゃないっすか?」
「観れて確かに、メチャクチャ感動した!」
「感涙、と言っても良い位っす!」
「でもそれは、『伝説の凡作』観れた感動と…」
「本当に、余りの、恐ろしい酷さっぷりがぐるぐる回って、3周位回って、感動的に成ったって事っすからね~!」
「決して、断じて、優れた素晴らしい物を観た喜びでは無い!」
「『プラン9・フロム・アウタースペース』と、同列で行きましょうっす!」
「『E=MC2乗シャークネード』!」
「採点放棄的、訳が判らない採点っす~!」
アイディア…0.15シャークネード
ぶっ飛び具合…81.4シャークネード
俳優…0.03シャークネード
CG…0シャークネード
アクション…0.02653シャークネード
ロマンス…0.00000001シャークネード
音楽…22.6シャークネード
感動…E=MC2乗シャークネード
「…やはり…」
「カオスっすね…」
「しかも、余り誉め言葉に成らない方のな~!」
「何と言うか…同じ『映画』という物として、比較対象出来る世界の中に、無い気がするっす!」
「我々、『シャークネード』が何と、真面目かつ常識的な作品かっていうな~!」
「出来る事は、一つしか無いっす!」
「一つしかな~!」
「無いっす~!」
「踊れ踊れ~!」
「踊れ踊れ~!」
「踊れ~!」
「踊れ~!」
(続く)