VSのダイヤモンドは違うのか！？
という疑問ですが、違うものです！
一見同じに聞こえますが、VSとVSクラスの
ダイヤモンドは違います。
オンラインのジュエリーショップを見ていても
スペックをきちんと買いてあるお店は
信用できます。
スタージュエリー、ポンテヴェッキオさんをはじめ
実に多くのデパートに入っている店頭のスタッフに、
真ん中のダイヤモンドでなく、端に留まっている
メレダイヤモンドのスペックどれくらいですか？と聞くと、
きちんと答えられる所は少ないし、
VSクラスのダイヤモンドか、VSのダイヤモンドですか？
と聞くと、違いさえ分からなかったりするのです。
下記の２つの似たような商品、
スペックの欄、良く見てみてください♪
大きさやお値段は違いますが、
そこはさておき、スペックの欄にご注目。
1つにはVSクラス、
1つにはVS
とダイヤモンドのスペックが書かれています。
VSクラス、というのは正確には
VSのダイヤモンドではありません。
VSクラスというのはVSにとても近い値のダイヤモンド、
ということなので、殆どがSI1の比較的
良いもの、というダイヤモンドです。
つまり、正確に言うと、
VSクラスのダイヤモンド…
SI1の比較的綺麗なダイヤモンド
VSのダイヤモンド…
VS２の比較的綺麗なダイヤモンド
であることが多いのです。
基本的にこのSIクラス、とかVSクラス、というのは
メレダイヤモンドに使う、石屋さんの言葉です。
メレのダイヤモンドは1石1石扱うことはなく、
何千ピース、何百ピースものダイヤモンドが
入った包みを購入します。
その包は、1石1石鑑定したりはせず、宝石鑑定士や
ダイヤモンドを見る石のスペシャリストや経験者が
選別します。
その選別の基準は重さ（キャラット）ではなく、
直径であることが多く、また、クラリティではなく、
メイク、やテリ、とかカットが綺麗であるかを
重要視します。
どれくらいパっと見、綺麗かどうか、また、
パヴェであれば、左右、周りのダイヤモンドと
どれくらいそろうか、などが重要です。
そのため、クラリティにそこまでこだわらず、
VSクラス、といったVSにはなれないが、
綺麗めなダイヤモンドという意味で、
業界ではVSクラス、と呼んでいるのです。
が！
VS、と言い切るためには、やはり多分VSだろうな～
というものではなく、結構綺麗めなものを使って
おかないと、石を選ぶときに時間がかかりすぎます。
そのため、言いきるためにはVS２の下のあたりを
使うことができないのですね。
購入する際も、そのロット（ダイヤモンドがたくさん
入った包み）もグレードが上がれば、値段も
高めになってきますので、言いきっている所で購入する方が
綺麗であることは間違いありません。
一見同じに見えますが、結構違います！
購入する時は、聞いてみると面白いと思いますよ～
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