一つ一つ職人の手作りです。
って言葉、だまされていませんか？（汗）
というか『手作り』の定義ってあいまいです。
プラチナとかゴールドのジュエリーって
ほとんどが職人の手作りです。
確かに大きな工場だとキャストの職人が
ひたすらキャストだけして、次の職人が
磨きだけ、ずっとして・・・・という
感じで流れ作業ですが、職人が一つ一つ丁寧に
ジュエリーを仕上げているには間違いありません。
小さい工房だと、一人の職人がキャストから
磨きまでジュエリー制作の殆どを一人で行う場合もあります。
大体石留めだけは、外注で外に出しますが。
海外からの出来上がったジュエリーを仕入れる場合は、
中国やイタリア、インドなどの工場で、大きな工場、工房
どちらのパターンで作られている場合もあります。
なので、いずれにせよジュエリーは
職人が一つひとつ、手作業を加えているんです。
全てがベルトコンベアーでできるジュエリーなんて、
K18やプラチナのものでは殆どないのです。
にも関わらず、このジュエリーは職人が一つ一つ手作りで・・・
って胸を張って言うお店がありますが、
それは、ジュエリーが綺麗に仕上がらないものの言い訳である
場合が多いです。（もちろんそうじゃない場合もありますが）
わざとクラフト感を残しているんです・・・と言っている場合もあります。
（わざと、とできない、は触ればある程度判断できます）
小さい工房の場合、キャストだけをずっとやっている職人より
キャストの技術は確実に低い場合が多く、それを風合い、
クラフト感、という最近の流行に合わせて、よし、と
している風潮がありますが、やはり職人の腕が悪い、
場合が多いのです。
クラフト系は確かに雰囲気もあるし、すんごい素敵ですが、正直、
学生や素人がすぐに作りだした様な質のものから腕がある職人さんが
作っている場合までさまざま。結構残念な作りのブランドのものでも
職人風、という定義でOKとしている場合もあります。
その分、お安かったりするの場合はOKだと思いますが、
何を血迷ったか、すんごい高値が付いているものもあり、
悩まされます。
ファッションジュエリーとしてお金があり余って
いる方は、一過性の流行り、として購入するのはアリですが、
ずっと着けると、多分壊れます。10年後はボロボロです。
正直私も好きで、持っていますが、絶対にお値段が高いジュエリーは
買ってはいけない、または毎日着けたいジュエリーは買っては
いけないブランドです。
何が言いたいかと言うと、このジュエリーは
一つ一つ職人の手作りです、と言われたら、
そこに惹かれてはいけない、ということです。
デザインや、石に惹かれて購入ならOKです。
それは、大量生産ではない、ということなのか、
それとも、それは、手作り感がある、ということですか？
良く吟味する必要があります。
クラフトマン（職人）系でお薦めできるのは、
Kataoka（カタオカ）
Yoshinob（ヨシノブ）改めAbHeri（アベリ）
中くらい・・・雰囲気もあるし、石も
綺麗なので、許すけれど・・・・作り、という点からは
お薦めできず・・・
MHT（マリーエレンドタイヤック）
Cathy Waterman （キャシーウォーターマン）
himie（ヒーミー）
Malcolm Betts（マルコムベッツ）
Page Sargisson（ペイジ・サージソン）
MIZUKI（ミズキ）
Studio Waterfall（スタジオウォーターフォール）
SHAESBY（シェイスビー）
Scintillante（シンティランテ）
CASUCA LUZ（カスカ）
個人的には微妙・・・と思うクラス
（でも実は持っている・・お安いのでね）
Tanje（タンジェ）
Siena（シエナ）
とはいえ、あたくし、結構好きで、持っているのよ、
このあたりのクラフト感系のジュエリー。
でも、流行りのものだから、たくさん買わない様、
そして、あまり高価なものは買わないように気を付けてます♪
＊あくまで個人的意見です。
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