2022秋・晴天の霹靂⑧ | ゆっくり行くべした。

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〜 ぼちぼち生きてます。〜

モグラ駅である土合駅。

珍しいこともあり、

一つの観光地になっていました。


駅の見学だけを目的に車で訪れ、

階段を降りて地下深くのホームを眺め、

階段を上って帰路につく。


そんな人がいた、と言うか、

純粋に電車を利用する方よりも、

明らかに多かったかも。

 

(ゴールが見えない。)


無人駅でありながら、けっこうな

にぎわいを見せていて。


のんびりマイペースに観光したいから、

いつもであれば、

人の多さを嫌うのですが。


今回は、正直ありがたかったな。

 

(休憩コーナー(笑。)


遠くゴールがハッキリ見えない、

暗い下り階段。

ちょっと尻込みしませんか?


そういえば、

コンクリートにできたシミの形が、

人の顔に見えるような…。

 

(見上げる。)


なんてことはありませんでしたが。

一人だと、いろいろと

考えすぎてしまいますよね。


…ま、ようはビビリなんです(苦笑。

 

( 環境の有効利用。)


しかしあれだ。

なんだか、申し訳ない気持ちになる。


下るだけの自分に対して、

車で観光に来た方は、

下って上っての往復コース。


すれ違う人は

みんな若干苦しそうな顔をしていて、

息が上がっています。


すいません。本当は

自分も上る予定だったんですよ。

本当なんです。

 

(待合室には思い出がびっしり。)

 

と、心の中でつぶやきました。


…。


そんな懺悔、

誰も気にしてませんよね(苦笑。

 

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⑨につづく。