モグラ駅である土合駅。
珍しいこともあり、
一つの観光地になっていました。
駅の見学だけを目的に車で訪れ、
階段を降りて地下深くのホームを眺め、
階段を上って帰路につく。
そんな人がいた、と言うか、
純粋に電車を利用する方よりも、
明らかに多かったかも。
(ゴールが見えない。)
無人駅でありながら、けっこうな
にぎわいを見せていて。
のんびりマイペースに観光したいから、
いつもであれば、
人の多さを嫌うのですが。
今回は、正直ありがたかったな。
(休憩コーナー(笑。)
遠くゴールがハッキリ見えない、
暗い下り階段。
ちょっと尻込みしませんか?
そういえば、
コンクリートにできたシミの形が、
人の顔に見えるような…。
(見上げる。)
なんてことはありませんでしたが。
一人だと、いろいろと
考えすぎてしまいますよね。
…ま、ようはビビリなんです(苦笑。
( 環境の有効利用。)
しかしあれだ。
なんだか、申し訳ない気持ちになる。
下るだけの自分に対して、
車で観光に来た方は、
下って上っての往復コース。
すれ違う人は
みんな若干苦しそうな顔をしていて、
息が上がっています。
すいません。本当は
自分も上る予定だったんですよ。
本当なんです。
(待合室には思い出がびっしり。)
と、心の中でつぶやきました。
…。
そんな懺悔、
誰も気にしてませんよね(苦笑。
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⑨につづく。