皇太子殿下の国連スピーチ | 社長のスピーチコーチ 森 裕喜子のプライベートブログ

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経営者やトップアスリートのスピーチコーチ、森裕喜子が日々のプライベートな出来事などを綴ります。(2021年8月よりプライベート版に改定)

皇太子殿下が、現在開かれている国連「水と災害」のセッションにおいて、
英語でスピーチをされました。

WEBでの生放送を拝見しました。

殿下ご自身は国連の「水と衛生に関する諮問委員会」名誉総裁でいらっしゃいますし、
また、水(河川)については英国留学時代から、ご研究をされていらっしゃいます。


その中では、
2年前の津波の大災害についても言及されました。

災害で多くの命が奪われ、または不明であること、
まもなく災害から2年になること、
海外からも多くの支援をいただいたこと、
人々は災害から立ち上がろうとしていること。

また、歴史上の水害の事例も挙げながら、殿下ご自身のお考えを述べられました。



普段、総理大臣や大統領の話す姿を沢山映像等で拝見して考察をしていますが、
今回は皇太子殿下のお姿を改めてよくよく拝見する機会となりました。

改めて発見したこと。
それは、

皇太子殿下は、こういった場で聞き手を魅き付けるお話振りと
特別の存在感をお持ちである、ということでした。


当然と言えば当然かもしれませんが、
こうした特別の場でこそ、本来のお力が発揮されるのだと、改めて感じました。


大変に落ち着いた、響きの良いお声。
同様に、大変堂々とした姿勢とVゾーン。
何センテンスか終わる毎に、聞き手にしっかりと向けられるまっすぐな目線。
子音が聞き取りやすく、語尾もシャープな言葉。


このセッション以前の会議も生放送で観ましたが、
国連では本当にさまざまな国の方々がお話になり、
「それぞれの国の英語」の発音がありますね。

皇太子殿下の発せられる言葉の音は、
日本語でも大変にクリアで明解でいらっしゃいますが、
英語でもそれはますます活きていると感じました。


ビジネスの世界でも英語を使う機会が益々増えている今ですが、
この堂々とした立ち居振る舞いと話し方を、是非学んで欲しい!!
と、思います!!!皆様!!




・・・印象に残ったこと2つ。

私の見違え聞き違えではないと思うのですが・・・

殿下がお話の最中に、どなたか画面には写っていないところで
お水をグラスに汲んだのでしょうか?
それに対して、殿下がすかさず、thank youと仰り、すぐにスピーチに戻られました。
その、さりげなさ!


そして、お話し終わり、
他の方が話している際には、
話し手のほうに顔と身体を向けて、お聞きになる姿。


殿下のお人柄を感じました。。。。。ニコニコ




このセッションは現在、まだ続いています。
http://webtv.un.org/live-now/watch/special-thematic-session-on-water-and-disasters/1690795315001/




ナマでご覧になれなかった方には、録画も見られると思います。
http://webtv.un.org/


是非。

JUDY