スピーチやプレゼンをするときの準備。
とても大切なのに、多くの人がやらないことがあります。
「話す会場をしっかりみておく」
聞き手の視線で、しっかり話す「場」を事前に知っておくこと、です。
聞き手がどのように話し手(あなた)を見るか、
聞き手は何を期待してあなたの話を聞くのか、
話す場所を実際に体験するからこそ、このような仮説を立てることができる。
仮説が立てられて始めて、事前準備が最高のものになるのです。
どんなに会場が小さくとも、これは大切なこと。
聞き手が席について話し手のほうを見ると、どんな感じがするのか?
開始前に会場を歩き回り、
席に座ったりして
実感しましょう。
本番の少し前に会場に行き、
会場の席の端から端まで、実感できるまで、しっかりと丁寧に歩く。
自然と緊張もほぐれてきて集中力が湧いて来るでしょう。
時間がなくてそれができないことがあるかもしれません。
その場合は、
会場の写真や広さ、座席の見取り図を見るだけでも
仮説は立てられます。
ご自分で調べるのではなく、
秘書やアシスタントの方に、問合せをしてもらえば出来ること。
是非、周りの力を借りて、万全の事前準備をしてください。
森 裕喜子