「授業」
きのくに子どもの村学園
これが私が通っていた学校の名前☆
大阪でも、東京でも、あ!知ってる!という人にはあまり会いませんでした笑
そんな学校は山の中にあります。
一番近い駅から30分くらい山をバスでのぼるのかな?
いつも寝てたからあんまり覚えてないです
学校に着いたら、各クラスごとに今日することを確認して一日が始まります。座学も先生オリジナルの体験型で、教科書を使うというより、問題や学び方を考える時間が多かったです。
プロジェクトは、低学年の時はファームという農業を多くするクラスだったので、畑を耕し、田んぼで田植えをしたり、もち米を作って大福を作っていました。
年中農業だったので、今でも野菜の植える時期や、収穫時期は覚えています笑
でも今は手で耕したり、収穫しないでいい時代なんですね
収穫したもので、何を作るか、販売するか、誰をターゲットにするか、どこに研修に行くか、あのときからこうした社会実践的なものを遊びながら学んでいました。
こうした生活の中で、自分のことに集中して生活できていたのは、
競争意識があまりなかったからかなと思います。
自分で選んだクラスで、自分がやりたいことを研究して、実践して楽しむ。
ここに、親や教師に認められたいとか、称賛されたいという思いがないんですよね。
承認欲求による心の乱れや、
対人関係による恐怖や安心ではなく、
自分が決めたことをしているから、失敗してもいいし、失敗したら何がダメだったんだろうって考える時間があって、誰かに判断されることで自分の立ち位置を決めるのではなく、自分で決めたことに責任をもって生きていけばいい。
そんな風に思えていたのかもしれないです。
あ!もちろんそのときは全くそんなこと考えてません!
いま振り返ると、という話です。
なので、いま学校や社会で人目が気になったり、こう思われたらどうしようとか、こんな風に評価されたら嫌だな、とか思うことがあると思うんです。
でもそれは本当にそう思われるか、そう判断されるかは分からないことで、実際まだ起ってはいないんですよね。
だから先のことを心配してたら今踏み出せるはずの一歩がななか出せなくて、あきらめたりしてしまうことがあるかと思います。
ですが、一度自分を信じて、自分で考え、自分の責任は自分で取って、進のもいいかと思います。
大切なのは自分がどうしたいのか、自分の理想は何なのかと、自分の課題と向き合えばいいと思います。
勇気のいることで、そんな風にできるか!って思うかもしれませんが、
やらないで、今しんどいよりいいと思いませんか?
これくらい私はラフに捉えるようにしています
じゃないと私心配性の、頭でっかちで、あーだこーだと言い訳をするタイプなので。
そんな風に、飛び込んだり、挑戦してみる機会がこの学校には沢山ありました。
全身で大自然の中で遊び倒し、手作りの大きな山を滑って降りてくる滑り台ではお尻にみんな棘が刺さったり、
裸足で校庭でサッカーをしたり、オタマジャクシに足が生えて成長していくのを毎日観察したり、へびをつかまえたり、野草をみわけられるようになったり、寮に帰る山の道で、あけびや、キイチゴを食べながら帰ったり。
うん。これが当たり前だったんです。
誰かに怒られるんじゃないかとか、こんなことしてたらどうみられるかとか、本当に考えていませんでした。
怒られれたら怒られたで、なんで?どうしてそうおもうの?と子ども同士でも大人と子供でも時間をかけて話していました。
あの時は、夏は毎週川で泳ぐと思っていましたし、
大阪や東京に大きな岩から飛び込めるような川って…なかなかないんですね笑
いや、本当に、
後に宝塚音楽学校へ入学することになるとは夢にも思いませんでした。(ここまで読んだ方も思っているはず)
だから、人生何が起こるか分からないから楽しいんです!
次はいよいよ中学校