赤い糸、絡ませて。 -31ページ目

指の傷と心とココロ


去年の冬の終わり頃、
右手の薬指 にちょっとした怪我をした。



仕事中に備品の角に引っ掛けてしまって、出来た傷。

擦り傷とも、切り傷とも言えないような傷口で。


絆創膏ではどうにも血が治まらず、

その場凌ぎにティッシュを巻いて、仕事を続けていたっけ。



予想以上にざっくり切れたその傷は、


血が止まると、

目立つカサブタになり


それが剥がれてもまだ、

しっかりとを残した。


(皮膚の下までえぐれちゃってたらしい)



その頃に出会ったある人は、

初対面だったのにも係わらず、わたしの右手の傷にすぐ気が付いた。



どうしたの?痛そう。 大丈夫?



って心配してくれたっけ。



季節が変わっていくにつれて、

少しずつ傷は薄くはなっていったけれど、

やっぱり綺麗に消えはしなかった。



Tさんと最初に会った頃にも、

何となく「こんな傷があるんだよ~」って見せた事もある。


わざわざ自分から(笑)


多分、会話のネタに困っていたのかも。



その時彼は、

「俺も傷なら結構あるよー」と、

仕事柄、傷の絶えない大きな手を見せてくれた。


今、自分の右手を見ると


もう消えないかも、一生痕が残るのかな。


と思っていたあの薬指の傷痕は、
わたしが気がつかないうちに、すっかり影を潜めている。


治っちゃった、みたい。


ほんとうに薄く薄く、

目を凝らさなければ見えないくらいに。




指の傷痕が消えたように
わたし自身の傷痕も、この一年で消えてしまったのかな。




すっかり薄くなった右手の傷跡を眺めて、ふと思ったそんなこと。



彼にとってのワタシ ③


そんな感じで、ちょっとだけ上向いたわたしの印象。


接していくうちに、
だんだんとTさんわたしの性質 が見えてきたようで。


どんなプロセスを踏んでいったか
そこまでは分からないけれど、


印象マイナス100点から、

いつの間にかゼロに戻って、


そこから着々とポイントを積んで行っていたようです。



よくよく見てみれば、
Tさんにとって、わたしは意外な部分が多いらしかった。


直視されると、目が泳いだり。(もじもじしてたらしい)
自分が車中で仮眠しても怒らないし。(夜勤明けだったし仕方ないよ)
ナヨナヨしてないし、タフだったりして。(きゃぴきゃぴもしてないが笑)

他にも色々あるようだ。


聞いたところによると、
TさんE彼にわたしのことを


「妹みたいな感じかな」


・・・と言っていたそうな。


いもうと ですか。


ふーん。
確かにTさんと歳の近い兄は居ますが。はい。

何だかちょっと複雑。


あと。
付き合うことになった後だろうと思うけれど、


「妹みたいな」わたしと
「遂に一線を越えてしまった」と、


E彼は聞いたらしい。


一線ってなんやねんな。


こう振り返ってみて、思うのですが。


Tさんはわたしに好意的だったけれど、
それは恋心を募らせるようなものではなかったのだと思う。
そう、言い切れる気がする。


2ヶ月ぶりに会った、去年のあの秋の日。


わたしがTさんをトクベツだと思う気持ちを
どうしても知っておいてもらいたくて、
たどたどしい言葉で伝えた、あの夜に。


彼の気持ちは決まったのだそうです。


全部を聞き届けて、
心に浮かんだ言葉は


守ってあげたいな、幸せにしてあげたいな、と。


その気持ちが最後の一押し。





後日、Tさんの言ったこと。


テツカの事は良い子やと思ってたし、
テツカの気持ちも気付いてた部分もあったけど、


俺が好きになって、
それで、すぐ付き合って
そしたらまた、すぐに振られてしまう気がしてた。


振られて傷付くのはもう嫌やったからさ。


慎重に慎重に、テツカの事を見極めてたんやで。




…なんだって。



見初められて、見極められ、吟味されて、
そうして隣に居るのがわたしなら、とても光栄だなって思う。




そんな風な、わたしに対する彼目線の移り変わりでした。


いかかでしょう。

彼にとってのワタシ②


前述にあるようにですね。


初対面直後では

二人のテンションにかなりの温度差が。




わたしは

短時間で垣間見れたTさんという人間に



それはそれは、感動していた



恋愛感情が湧くほどではなかったのだけど、

かなり好意的に捉えていたと思う。

確実に言えるのは、

今まで出会った男性には無い何か、を感じていたこと。


E嬢にも「すんごい紳士やったよ」と言っていたし。



そんなわたしの絶賛っぷりを、E嬢経由で耳に入れたE彼




一方、テンションだだ下がりTさんに、


何も知らないE彼

「テツカちゃん、楽しかったらしいっすよ♪」と絶妙なフォロー。



それを聞いて驚いたのはTさん


てっきり、笑顔の無いわたしを見て

彼女も楽しんでいなかった とばかり思っていたらしい。



それで、


(楽しんでくれていたのなら…また誘おうかな)と、


そこで切られかけたわたしの首も、無事に繋がり。




聞いたところによると、

徐々に挽回し始めたのが二度目のデート。



その頃、Tさんと会うのは唐突なことがほとんど。



○日に遊ぼう、って決め方ではなくって。

当日にお誘いのメールが着て、予定が合えば応じる。


幸いなことに、お誘いを頂く日は

わたしも仕事休みな日ばかりだった。


(それまで、ぎゅうぎゅうに詰めてたバイトの日程を

 半分くらいに落としていた所為だとは思いますが)




二度目のデートとなった日も、そんな風にして唐突に決まった。


その日のお昼頃、

世間話なメールをしていたら、

お互いが仕事休みであることが分かり。


「じゃあ遊びに行こうか。迎えに行くから」Tさんが誘ってくれて。



この頃は、

「迎えに来る」ってシチュエーションにも感動してたなぁ(笑)

おむかえ、なんてされた事無かったし。




「いつ頃来ますか?すぐ用意します~」



と、返信したわたし。



後から聞いたら、

Tさん的にはこの返事が、結構な好印象だったらしい。



うーん。

よう分かりませんが。


突然誘ったのに、エエ子や… 、って感じだったのかな。



断るとか、待たせるとか、そういう反応を

わたしが全く見せなかったのが印象深かったそうな。

これ以降のデートでも然り。


はい。断った事ナイです。

断るものか(笑)




多分Tさんの中で、

これがわたしの印象が上向いた最初のきっかけ、じゃないだろうか。




>>③に続く




彼にとってのワタシ①


以前にブログでも触れた事もありましたが。



出会った当初に

Tさんが感じたわたしに対する印象、は



とっても悪かった。



・・・と言う話を、

本人から聞いたことがある。(記事はコチラ




もう1年経つことだし、時効よね。

このカテゴリ、ちょうど100番目の記事だし。


彼目線がどんなものだったか。

それについて色々書いてしまおう。





*:..。o○☆゚・:,。*:..。o○☆



Tさんとわたしが知り合ったのは、

共通の知り合いであるE嬢彼氏の紹介から。


職場の新人だったE彼

他部署から異動してきたTさんが顔を合わせたのが、

去年の春くらいだろうか。

その頃、

Tさんは3年ほど彼女がおらず

付き合ってはいないけれど、仲の良い女の子 も、

ちょうど、いない時期で。


誰か紹介してくれ~、と話を振ったのはTさん



でも、そうは言ってみたものの

プライベートが程良く充実し始めた彼。


Tさん今は一人のままでいいか と思い、

やっぱり紹介の話はナシで。と伝えようとした矢先。




職場で顔を合わせたE彼から、


わたしの携帯アドレスを渡されたそう。




滑り込みセーフと言うか、何と言うか(笑)

グッドジョブだ、E彼




それから、


紹介ならではのお決まりメール

(住んでる所や仕事とか、自己紹介的なもの)


を数通やり取りしただけで、顔を合わせた2人。




会ってはみたものの、


全然笑わないし

話がぽんぽん弾むわけでもないし

愛車に傷は付けるし、(らしいです。後で知った;)


とにかく、無神経な行動が目立ったワタシ。


※わたしは全く自覚が無かったのですけどね。



それでも、

「この子も、どこか良い部分があるはず」

店を変え、場所を変えて

色々と探りを入れてくれたらしいのですが。


過去の傷をえぐるような質問(元カノ関連)をとばしたワタシ。



救いようがない。 orz



Tさんにとって、会ってみた感想は


「この子アカンわ。もう会わんかな」


・・・だったそうで。



そりゃそうです。

この話を聞いたら、誰でもそう思うってば。




そんな事とは露知らず、

わたしはE嬢からTさんとの初対面について尋ねられ


「いい人だったよ、楽しかった」と伝えておりました。



だって、そうだったんですもん。




>>続く。



いよいよ…


さて。



実は、

明日から 新しい職場 でお仕事になります。



結局はOL(と言って良いのか;)に返り咲き。



卒業して社会に出てからというもの、

これまでの仕事は殆どが不定休(シフト休)の職場。


けれど、明日からのお仕事は平日のフルタイム勤

土日休みの週休二日制のカタチ。



うーん。

それに慣れるまでどれくらいかかるだろうか、と。 (´ε`;)

長いこと平日休みが普通だったもので。


それ故、今までの主流だった、

Tさんと平日休を合わせて

がっつり平日デートは出来なくなります。


これ。

かなり痛い。(ノД`。)


でも、仕方無い。自分で決めたことだし。




話を聞く限り、激務な職場ではなくて、

仕事自体にそれほどの心配は無いのだけど。


やっぱり、新しい見知らぬ環境に飛び込むのは不安。



通勤からしてドキドキもんです。

普段は降りたことの無いような駅だし。


気分だけは新卒社会人。



そう言えば。


卒業して、新卒で会社に入った頃。

ぼろっぼろだったなぁ。

仕事の何もかもが、すごく重圧になって

結局わたしが潰れちゃったのだけど。



でも、今は一人ではないから。

疲れたら、もたれ掛かることの出来る人が居る。


それを口にする、しないかは別として

そう思える存在が居るって、それを思い出すだけで

「もうちょっと頑張ろうかな」って、踏ん張れる気がするし。



うむ。



気持ちを引き締めて、明日は初出社して来ます。


良い職場でありますように。