TBSのドラマ『VIVANT』を見て、モンゴルのロケ地へ聖地巡礼に訪れたい人がいるのではないかと思います。ですので、少しづつ、聖地巡礼マップを作製しようと思います。
モンゴルを訪れた際に、廻りやすいようドラマへの登場順ではなく、実際その場を訪れた時に見逃しがないよう、距離が近い場所別にまとめるつもりです。
また今後どんどんと修正と追加を加えますし、皆様からの情報やご指摘もお待ちしております。
なお、ロケ地を紹介する内容ですので、性質上ドラマのネタバレが含まれています。まだ未視聴の方はご注意願います。
8.チンギス通り
スフバートル広場(チンギスハーン広場*)の西側を南北に通る道路は、チンギス通りです。ペパーミントグリーン色の建物がある側、と言った方がわかりやすいかもしれません。スフバートル広場の投稿でも触れましたが、車の渋滞の中、馬で駆け抜けるシーンで登場しました。
ぺパミントグリーンの建物や赤い屋根の建物の前を通るのがチンギス通り, Orgio89, CC BY-SA 4.0, via Wikimedia Commons
🔴しつこいチンギスの追跡をかわすため、渋滞の街中を馬で疾走する乃木、野崎、薫先生、そしてドラムたち。その走りを緩め馬上から新庄に電話をする野崎の場面で登場しました。【第1話】
南から北へ臨んだチンギス通り, Christopher Michel from San Francisco, USA, CC BY 2.0, via Wikimedia Commons
モンゴルで2021年7月に成立した「映画芸術支援法」の外国ドラマ制作案件第一号が『VIVANT』だそうで、この支援法の成果を国民に見せるためも、モンゴル政府が完全なバックアップしてくれたのでしょう。この法は、特定の条件を満たした場合、映像作品の制作費の最高45%までが還付されるというものです。ということは、『VIVANT』制作費の一部はモンゴル国民さんの血税から出ている訳ですよね。ありがたいやら、申し訳ないやら、、、
『VIVANT』制作費の一部が自分たちの血税からでていることを驚くモンゴル国民さん(ウソです)。
エクスペリアームス(?)している花嫁さんと、投げ飛ばされるブライズメイド・アッシャー軍団さんの後ろに見えるのがチンギス通り, Anagoria, CC BY 3.0, via Wikimedia Commons
なおスフバートル広場北側に位置する政府宮殿からロケ地を時計回りに紹介しています。次回はペパーミントグリーンの建物の後ろにそびえ立つあのビルです。
今回のVIVANTもう一回見直してみよう回は、漏れている回もあるかもしれないのですが、1話でした。
拙いブログを読んで下さってありがとうございます。あまりブログの勝手も分かっていませんが、今後も宜しくお願い致します。
* 2013年に市議会の決議によってスフバートル広場からチンギス広場へ改名されました。しかしその改名決議に違法な部分があったとスフバートルの子孫が提訴。訴訟は子孫側が勝訴し、2016年にスフバートル広場に名前が戻されたといういきさつがあります。
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