【3ヶ月限定】スペイン語ゼロからのメキシコ留学記
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【62日目】新年明けましておめでとうございます

新年!!クリスマスほどではないとはいえ、メキシコでは大きなイベントの一つ!

31日からArturo の母、Ana 叔母さんらと市場に買い物に行き、家で4キロの林檎をむいたりして夕食の準備を手伝う。Danielの母方の一族はみんな同じ地域に住んでいて、Danielだけが多少遠くに住んでいる。その一族がみんなおばあちゃんの家に食べ物を持ちよって集まるとのこと。

メキシコの新年は12時になったとたんに夕食を食べ始める!日本みたいに次の日朝から食事が始まるのではないのが面白い!まずは下着を変える。未婚だと赤い下着、既婚だと黄色い下着をプレゼントしてもらって、新年につけると幸運を呼ぶらしい。丁寧にも私にAnaおばさんから私に送られた下着はものすごい小さなTバックだった。。まぁ絶対に自分では買わないような下着だったから、面白かったけど。。しかもそれを年頃の男の子がいっぱいいる前でみんなに渡すから、気恥ずかしいったらないわ。

慌てて着替えてからは、今度は12粒のぶどうを一つづつ願い事を考えながら食べる。全部願いがかなうといいなぁ。

それからなんだかまた忙しい。家の前に水をまき、それをほうきではく。どうも住んでいる人に幸運を呼ぶということらしい。更に、Danielの母にひっぱられ、かばんを女性3人で持って家の外に持っていった。ちょっと遠くまで急ぎ足で歩いて、すぐに帰ってきた。何だったんだろう。。後で聞いてみよう。。

その後、またArturo の家に帰って、朝まで踊ったり話したり。そんなこんなで文化の違いを楽しめた新年でした。

【60日目】ユカの帰国

いよいよユカが日本に帰る。

朝から彼女はばたばたと用意をし、間に合わないかもとドキドキしていた。お土産を買ったりしながらも、なんとか準備ができ、Danielの母と涙の別れをして3人で空港へ。Danielは2月と3月に日本に来るので、私も彼もあと1ヶ月ちょいでまた会えるけど、さすがに2ヶ月毎日一緒にいた恋人たちの別れは切ないものがあって、ちょっと涙がでそうだった。。

親友の恋人の家に居候する私はなんだか不思議な感じだけど、あと1ヶ月、ユカがいなくてもメキシコを満喫できるよう、もっとスペイン語を頑張らないとなぁ。。

【51日目】ミチョアカンへ

26日からユカとダニエルの大学時代の友達とミチョアカンへ!

Areylaの親戚の家でご飯をごちそうになったり、彼女の姪の3歳のお祝いの儀式(日本でいう七五三みたいなものだろう・・)を見れたり、その彼女のパーティに参加させてもらったり。メキシコではお金を払わずにご飯を食べることが多いような気がするとユカと話していた。ほんとにそうだなぁ。。

で、次の日はキャンプ。何も考えてなかったけど、今は年末。なんで年末にキャンプ??しかもキャンプ場でもなんでもないところにテントを張って、もちろん水道もなければかまどもないところで宿泊。

メキシコは高度が高いので、緯度は低くても朝と夜はかなりの寒さになる。。。日が暮れる前から寒さは肌を突き刺し、薪を拾って火をたいて、みんなでタコスを食べるころにはもう動けないくらいの寒さに。。なんとも我慢できず、ユカととりあえず抱き合って眠ってみようということに。

ところが凍えて眠れるわけもなく、再び火の側で薪がなくなるまでひたすら耐えることに。3時ごろに薪が尽き、Daniel と3人、身を寄せ合って眠った。。朝目が覚めたときはほんとに神様ありがとうと感謝した。。冬にキャンプなんて、もう絶対にしない。。。

そういえば、このキャンプ場(?っていうか、草原だったけど。。)で会ったおじさんに、「日本で地震があって4000人死んだ」と言われた!4000人??東京に違いないと思って心臓がバクバクした。。
その後日本ではないことを知ってちょっとほっとしてしまったけど、地震の被害の大きさにびっくりした。ちょうど兄が仕事でフィリピンにいたので、さらに青ざめたけど、フィリピンではたいした被害ではなかったとのこと。幸運にも私の身近な人たちに被害はなかったけれど、被害にあわれた方、心からご冥福をお祈りします。。

【49日目】クリスマス

メキシコで一番大きなイベント、クリスマスが来た!

親族の絆の強いメキシコではどこでクリスマスを過ごすかが大きな問題になる。Danielのところも、Arturoの一家と過ごすか、Rosa の一家と過ごすかで問題になってたし、ユカはユカでいろんな友達に誘われていて、なぜうちに来ないんだと文句を言われていた。。

結局イブは強烈キャラの弁護士、Rosa 一家と過ごすことになったため、慌てて人数分のクリスマスプレゼントを買いに行ったりたいへんだった。。
しかしさすがにお金持ちなRosa 、ご飯はおいしいし、ワインはおいしいし、プレゼントはありがたいし、メキシコにしては豪勢なクリスマスを過ごせたような気がする。Arturoのところに行くと、みんな朝まで踊ってるということだったので、若者らしいイブを過ごせなかったような気もするけど、まぁよしとしよう!明日はArturo の家でパーティだし!

明け方3時ごろ家に帰ることになったけど、なんと次の日のお昼もRosaのところで過ごすことに!Rosaは強烈な権力を持っていて、彼女の提案は全て決定となるので誰も文句は言えず、再びRosa の家に。今度はRosa の甥、Abelが来ていた。彼は日本を旅行したことがあって、日本に非常に詳しかった~日本についてメキシコ人が他のメキシコ人に説明しているのが不思議な感じだった。当たり前だけど、適切なスペイン語で説明してるし。とても勉強になりました。

夜はやはりArturo 一家の家に行き、みんなで踊って楽しんだ~!この一家はほんとに踊りが上手だと思う。おばあさんも軽快に踊っててびっくりする。やっぱり踊りは血なんだろうなぁ。。

【47日目】POSADA 再び

Danielが高校時代を過ごした街Toluca のposadaは、規模が違うらしい。
見てみたい!ということで、昨日Daniel の親友Leonelを訪ねて一緒にposada を楽しむはずだったけど、Daniel の母の差し金?で遅い時間に出発することになった。母以外はみんなposadaに間に合わないと思ってたけど、とりあえず車で出発。ついたけど案の定終わっていて、がっかり。。。

二度手間ではあるけど、今日はまたリベンジで、今度はバスでTolucaへ!Leonelの家族はほんとにほんとにメキシコ人の中でも暖かくて素敵な人で、心からもてなしてくれた。。暖かい。。。

早速Leonelの妹達と腕を組んで出かけたposada は、メキシコシティで見たものとは確かに桁違いだった!教会から出発して、ろうそくと線香花火を持って通りを進み、小一時間ほど歩く。折り返し地点に着くと、今度は通りぞいの家が食べ物や飲み物の給仕を始めて、みんな我先にと駆け寄って食べ物を乞う。みんなそんなに困ってないでしょう?というくらいの勢いで食べ物に駆け寄るのが面白くて、みんなで給仕目掛けて走る!!コートは飲み物で汚れるわ、ブーツは人に踏まれまくるわで大変だったけど、非常に楽しかった!夕飯なんか食べなくてもお腹いっぱいになった。

その後、Daniel の友達らと少しだけ踊りに行って、みんなでたくさん話した。日本のことに興味を持ってくれていろいろ聞かれると、私はすごくうれしくなる。面倒だと思う人もいると思うけど、やっぱり日本のことをみんなに知って欲しいと思うのは、私が日本が好きだということなんだろうなぁ。

【43日目】CITA!

今日はデートの日☆

なんでこんなことになったのかよく分からないけど、ユカがセッティングしてくれて、Arturoと国立人類博物館へ。
ここは前から来たかったけど、時間がなくてなかなか行けなかったところ。
この博物館はメキシコ中の遺跡から、永遠に保存するべき重要な発掘品を選りすぐって集めているだけあって、面白いものが揃っている!しかもさすがにメキシコ人、メキシコの歴史には詳しくて、いちいちこれは何だあれは何だと説明してくれる。久しぶりに文化的な活動?をした気がした。。

やっぱり一番興味を誘ったのはマヤとアステカ。いけにえに関するものはちょっとグロくて好きにはなれないものの、こんなものよくつくったなぁ、と感心するものが多かった。しかもこんなものを発掘した人は、その瞬間どれだけうれしかったことだろうと思うと、心が躍る。博物館、面白いなぁ。

メキシコ人の男の子といると、夜遅くに街を歩いても安心なのが非常にうれしい。一人だと日が暮れる前に家に着こうと必死になるけど、今日は夜の風景を楽し見ながら散歩できた~久々にユカとDaniel を二人きりにすることもできたし、充実した一日だった☆

【42日目】 Chalma とMalinalcoへの小旅行

Acapulcoに一緒に行ったDaniel の強烈キャラな叔母Rosaとともに小旅行!まずはChalmaへ。ここは大きな教会で有名らしい。車で町に入ると、生花の冠を売りに車に人が寄ってくる。Danielの母とRosa が買ってくれて、頭に乗せてくれた。そのまま聖人と踊るとかって話だったような気がするけど、いつのまにか教会について、冠をささげ、お祈りをした。今まで行ったどの教会よりも「儀式」という感じが強くて、面白かった!教会でお土産買ったら聖水かけて清めてくれたし。

その後Malinalcoへ!ここもガイドブックに載ってなかったけど、Danielが前から勧めてたので楽しみにしてた~。丘の上の遺跡なので山頂まで登るのが大変で、一緒に来ていたおばさま達はふもとで待っていたくらい。確かに結構きつかった。。しかし山頂の景色はいいし、遺跡も面白いし、保存状態も割とよいし、ここも大満足☆

そんなこんなでDaniel の家に帰ると、下の階に住んでるおばさんが声をかけてくれて、posada に誘ってくれた。Posada は12月16日から24日まで9日間続くろうそくの行列で、イエスを生むための小屋を探すマリアとヨゼフの旅を再現しているらしい。

誘ってくれたので行ってみたはいいけど、そのおばさんのposada がどこであってるのかなかなか見つからない。。そうこうしているうちに別のposadaの行列に出会い、その人たちがまた自分たちのposadaに誘ってくれた。。

飲み物やら食べ物やらサービスしてくれるし、張りぼてのにフルーツやらお菓子が入っていて、それ(ピニャータという)を目隠しをしてバットで叩き割るというイベントにも参加させてくれた~ほんとにその場で会った人なのに、やっぱり メキシコ人って親切だなぁとほんわか心があったまった。今日はいい一日だったなぁ。

【40日目】Vamos a patinar!

スケートに行ってみた!

Daniel がスケートしたことないというので、何回こけるか数えるのを楽しむため(悪魔)に、スケート場へ。
一人600円と、メキシコにしてはいいお値段だけど、木曜日は2人で600円の日なので、随分お得感がある。

約束はしてたけど絶対に来ないと思っていたSamy その彼氏がスケート場にいてびっくりした。びっくりしたあたり、私もメキシコになれてきたのかなぁ。。
もう一人約束していたVanessa は来なかったけどね。。

結局Arturo の弟、Pepe も誘って6人でスケート場へ。ダニエルは意外にも?飲み込みが早く、普通に滑れるようになっていた。
6人全員で手をつないで滑ってたりしたので、大迷惑な上に危険だったと思うけど、楽しかった~!!

私はそれなりに滑れるのだけど、最後の最後で手をつないでいたぺぺがこけたので、引っ張られてしりもちついてしまった。。でもスケート、こけるのも楽しい!300円で大満喫の一日だった☆

【38日目】ピラータ天国

メキシコは中国についでコピー商品が多い国らしい。

メキシコシティのセントロに行くとCDは100円で買えるし、映画や音楽のDVDも200円も出せば買える。もちろん品質はいいとは言えないけど、大抵のメキシコ人は同じCDに2000円出すはずもなく、不法CDの屋台は街中にあふれてる。。

時計も明らかに安っぽいのにGUCCIのロゴが入ってたりして笑える。一番驚いたのは香水のコピー。例えばDIORのJ′ADOREが欲しいといえばその場で調合してくれる。何とこんな不法行為が露店で行われてるのではなく、ちゃんと店を構えてるからまたびっくり。しかも店は街に溢れている。。。

中国、大陸には行ったことないけど、メキシコよりもっとすごいんだろうか。。コピー商品を買うことは不法行為を増長させることになるからよくないとはお設けど、ここまで広まったらどうすればいいんだか、難しいだろうなぁ。。

【 36日目】 今度はガスが・・・

昨日もフィエスタで、お風呂に2日入らぬままダニエルの家に戻ってきたら、何とガスが切れている。。。お風呂に入れない!!!

必死で身体をふいてはみるものの、ああ、髪が洗いたい。。ガスを買えばいいだけの話なんだけど、それが難しいのがここメヒコ。

なんとガスやは「ガース!!」と叫びながら街を練り歩いているので、その人が近くを通り掛からないとガスが買えないというのだ!!
「え?ガス会社に電話すればいいんじゃないの?」と言ってみたものの、そうではなく、ガスやさんが通りかかるのを待たないといけないとのこと。。。。なんてこったい。

今日は午後に友達と待ち合わせがあるし、まさか3日もお風呂に入らずに出かけることになるのか。。。空恐ろしい。。。

ちなみにしばらく経ってガスやさんは通りかかってくれたけど、注文したはいいけどちょっと待ってと言ったまま戻ってこず、結局ガスが買えなかった。。
なんで??と聞いたら、多分注文したサイズのガスタンクがなくて、断りにくるのが面倒だからそのまま帰ったんじゃないか?とのこと。。。ううーん。そんな理由か??

メキシコっぽいなぁで済ませるうちはいいけど、ああ、お風呂に入りたい。。
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