アセンションとは意識の拡張またはステップアップを意味していますが、バシャールは肉体の”死”を一種のアセンションだと伝えています。詰まり、物質世界での学びを終了して（卒業して）魂の家へ帰郷する事を私達は”死”と呼んでいるだけであって、実際の所、肉体の”死”は魂にとって喜ばしい”知識”と”経験”を物にした事を意味しています。よって、故人にとってお葬式やお墓は然程重要な事では無く、それらは”生きている人達”の為に存在していると言っても過言では無いでしょうと、バシャールは説明しています。
魂の世界にやってきた人々はまず魂の世界での生活仕様を学んだり、ガイドと会って色々と伝授してもらったりと大忙しです。本来、肉体の無くなった魂は睡眠を必要としませんが、彼等の中には”睡眠”を必要としている人も存在していたり、食事を取る人も存在していると、バシャールは話しています。もちろん彼等は食物の”エネルギー”を摂取するんであって殆どが”型”だけの睡眠と食事です。
４次元密度に移行すると、ますます”死”に対する考え方に変化が訪れてゆくようになると、バシャールは話します。まず、４次元密度では病気が激減し、苦しんで亡くなる人が殆ど居なくなります。そして例え病気になったとしてもまず苦しまずにすぐ亡くなってしまうケースが殆どで、闘病生活をおくるといったケースは殆ど無くなるでしょうと、話しています。
私達は何度も何度も輪廻転生を繰り返す事で多くの苦しみや悲しみを乗り越えて”今”に至っているのです。私達は幸せになる権利があります。苦しい事や悲しい事そして辛い事はもう経験しつくしてきました。後は”幸せ”の波動をどんどん経験して積み上げてゆくのみです。そしてその先には貴方が夢に見た貴方だけの世界が広がっているはずであると、バシャールは締めくくっています。